川島真彩の幸せの部屋

「幸せは全て自分の心から生まれる」 ~元JW(エホバの証人)2世からのメッセージ

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『強運』 斎藤一人

この記事は約2分55秒で読めます

強運には法則があり、誰でも強運になれます。そして、本当に強運な人は、一時的にいいことが起こるのではなく、ずっと強運でいられるのです。強運の法則を、色々なエピソードを交えて面白おかしく、楽しく学べる本です。

著者によると、「いまの自分の実力より、ひとつ上のことに全力で取り組む人」が強運を呼び寄せるそうです。
「でも普通の人って、不思議なんだけど、ひとつ上のことって、なぜか一生懸命になれない。それが強運を逃している」のだそうです。

以下、『強運』より

よく私は、人生を「竹」にたとえます。
人生には「竹」と同じように、いくつか「節目」があるんです。

竹の節目って、下から見ると、ものすごく厚いように見えます。
下から串を突きさすとしたら、たくさんの節に当たるから、ものすごく大変に思えます。

でも、竹をまっぷたつに割って、見てみるとどうでしょう。
ひとつ節目があったら、その先はスーッと空洞になっていて、次の節目に当たるまでは、ラクに上にあがっていけます。

しかも、竹の節目って、上にいけばいくほど、どんどん薄くなっているのを知っていますか?
上にいけばいくほど、どんどん突破するのがラクになる。

竹の節目と同じように、この自然界にあるものは、上にいけばいくほど、どんどん薄くなっていくんです。
高層ビルだって、上の階にいけばいくほど、重量が軽くなっている。
同じように、人生の壁に当たっても、上にいけばいくほど、簡単に乗り越えられるんです。

でも普通の人は、上にいけばいくほど、「だんだん難しくなる」と思っています。
たとえば、小学校より中学校、中学校より高校のほうが、授業が難しくなる。
それと同じように、「上にいけばいくほど、問題も難しくなる」って、思いこんじゃっているんですね。

でも、それは普通の人の観念なんです。自分で「次はもっと難しくなるぞ」と思って、意図的に難しくしちゃってる。

でも、もういっぺん言うけど、自然界には、上にいけばいくほど難しくなるものは存在しない。
上にいけばいくほどラクになるのが真実です。

いちばん下から、最初の壁を乗り越えて、ひとつ上にあがるときが、いちばん大変。
二つめの壁は、もうちょっとラクなんです。
三つ目の壁は、もっとラクになっています。

そんなことを当たり前だと思っている人が、「強運の持ち主」なんです。

「ひとつ、ひとつ、上にあがっていくのは面倒だから、どこか抜け道はないか」と思っている人がいます。そういう人が、道に迷っちゃうんですね。

サラリーマンだったら、ひとつ上の役職に上がることに全力をあげればいいんです。
パートさんだったら、パートの中でいちばん返事がいいとか、いちばん気愛(一人さんは「気合」という字を「気愛」と書きます)を入れてやっていればいいんです。

そういう人は、まわりが放っておかない。
どんどん上にあがっちゃうんだよ。

それで上にいくと、スゴイ人ばっかりいると思っている人がいます。
上の世界にも、あなたとうんと差があるような人はいません。

本当の「強敵」っていうのは、「ひとつ上のことに、真剣に取り組んでいる人」なんです。

たとえば、居酒屋さんをやっていて、お客さんがあんまり来なくてヒマだとします。
そうしたら、「一回来てくれたお客さんが、どうしたら二回来てくれるか」「二回来てくれたお客さんが、どうしたら三回来てくれるか」に、全力をあげることです。そうやって考えている人は、そのうち必ず、自分のお店をお客さんでいっぱいにできます。

いまお店がヒマなのに、いきなり「チェーン店を作りたい」なんて言う人がいますね。
私に言わせると、ものすごく無謀な考え方です。
もし本当にチェーン店ができたとしても、「ものすごくヒマなチェーン店」ができちゃうことになるでしょうから。
だから、大きな夢を語っている人は、たいした人ではありません(笑)。

いまの自分より、ひとつ上のことを、まともにやっていく人間が「強運」なんです。

この「竹」の例え話を読んで、以前、私にご自分の半生について語って下さった、ある方のお話を思い出しました。
その方は人徳があり、社会的にも成功されていている方なのですが、実家を出てから、自力で生活ができるようになるまでが一番大変だったそうです。
また、同じような体験談を、今まで何冊かの本で読んだことがあります。
この竹の例えは、うまくそれを表しているなあと感じました。
私も、ひとつ上のことに全力で取り組んでいきたいと思います。

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このサイトについて

元エホバの証人(JW)2世です。2000年に脱会することができました。
現在は保育関係の仕事をしながら、病気も経験しつつも心穏やかな日々を送っています。
どんな過去があっても人は幸せになれる、ということを伝えていきたい、そして子どもたちの人権を踏みにじる行為を防ぐ力となりたいと思っています。
当サイトが、ものみの塔からの脱会と脱会後の助けになりましたら幸いです。

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