美咲さんの体験談6
教えられてきた事とは違った未来2
人間関係と自分の改善
私が排斥された頃はネット環境も手元になく、なかなか新たな友人をみつけるのは難しく感じました。
今はネットでたくさんの繋がりを見付けられるので、とても良いと思います。
職場の方達を通じてたくさんの人と出会いましたが、いじめられていた時のトラウマや自分を蔑むようになってしまった性格を改善することから始め、徐々に友人ができた時の喜びは大きかったです。
もちろん容易ではありませんでしたが、もし今もまだ組織にいたら、今の私はありません。
今でも心を閉ざして、自分を追い込み蔑んでいたと思います。生きていたかも怪しいです。
心を開ける友人ができて、恋人ができて、家族ができて・・・
素直に笑うことのできる自分が大好きになりました。
季節のイベントを家族で楽しみ、自分が望んでいた愛情を持ちうる限り子供に費やし、子供が笑顔でのびのび育っていることが幸せです。
組織にいたら感じられなかったこと
人の暖かさ、無条件の愛です。
組織にいた頃は、頑張って学び続ける人だけが愛され、もてはやされてるんだと思っていました。
神への忠誠心のようなものがなければ、愛されないんだと。
でも、排斥される少し前から、そうではないと気づきました。
内面を見てくれる人が、たくさんいるんだなって。
『あなたのその優しさが好き』
『あなたのそういう性格いいね』
『いいじゃない、それがあなたなんだもん』
『そのままのあなたが好きだよ』
最初は戸惑いました。
私はあなたに何もしてあげていないのに、どうしてこんなに親切にしてくれるの?って。
それが人間の愛なんだなって。
素直にそう思えるようになったのは成人してからでした。
失敗をしても罵られない。
遅刻をしても鞭で打たれない。
反論しても暴力を振るわれない。
だって人間なんだから。
人それぞれ意見が違って当たり前。
失敗することも、たまに過ちを犯すことだってあるもの。
完璧じゃなくていい。
少しずつ成長して、少しずつ頑張ればいい。
あなたがあなたらしく。
過去の上司がそう教えてくれました。
(続く)
最近のコメント