川島真彩の幸せの部屋

「幸せは全て自分の心から生まれる」 ~元JW(エホバの証人)2世からのメッセージ

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児童虐待防止のために

赤ちゃんの手

現在子育て中のエホバの証人の方へ…

いまエホバの証人として子育てをしている皆さんの多くが、エホバの証人として育てられた過去を持つ2世の方だと思います。地域や家庭の差はありますが、2世の多くが子どもの頃に「模範的なエホバの証人」となるよう、親から厳しい体罰を受けて育てられました。

その結果、大人になった現在も心を病んで苦しんでいる仲間は多いですし、自分の子どもに体罰を振るってしまい、激しい自己嫌悪に陥っている親たちも少なくありません。
そのような仲間を、皆さんも数多く知っているのではないでしょうか。

ハッキリ言いますと、組織の指示した子育て方法は失敗でした。成功ならば、これだけ多くの2世が心の病気を抱えることは無かったですし、JWを離れた子どもたちと家族の絆が破壊されることも無かったでしょう。
部活や進学や就職といった選択肢を与えず、子どもの可能性を奪ってしまうこともなかったでしょう。

2世の親の中には、かつて自分が経験したような子育てはしたくないと考えている方も多いと思います。
最近では体罰時代の子育て方法を反面教師にし、お子さんに体罰を振るわない子育てをしている親の皆さんも多いと聞いています。それは大変喜ばしいことだと思います。

今、お子さんの目はキラキラと輝き、自由に意見が言える状況でしょうか?
お子さんの意思を尊重し、お子さんの信教の自由を侵したりはしていないでしょうか?
視野を広く持ち、何が本当に子どもたちのためになるかを今一度考えていただけたらと思います。

様々な子育てサポート体制

「この世」には、様々な子育てサポート体制があります。

児童相談所や子育て支援センター、また保健センターなどでも相談できますし、電話で相談できるところもあります。

また、全国各地のデパートや量販店のベビー用品売り場などの「赤ちゃん(ベビー)休憩室)」で、保健師さんや助産師さんと対面で相談できるというサービスもあります。

子育てについて気になることがありましたら、一人で悩まず、組織だけに頼らず、様々な意見を聞いてみて頂けたら幸いです。
皆様が、生涯にわたって、幸せな家庭生活を送れることを願っています。

エホバの証人の方へ…

非常に残念なことですが、エホバの証人内では児童虐待が多いのは事実です。

児童虐待とは、身体的虐待だけではなく、性的虐待やネグレクト・心理的虐待も含まれます。
児童虐待の定義は下記のページでご確認いただけます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/dv/about.html

ものみの塔は、他のキリスト教会を「大いなるバビロン」と呼び、「聖職者による性的暴行が横行している」などと批判しています。
しかし実際には、ものみの塔内でも性的虐待は横行しており、近年、その実態は「コンティ裁判」やオーストラリアでものみの塔協会を相手取って6160人もの被害児童が集団訴訟の準備をしていることなどで、明るみになりつつあります。さらにイギリスでも、複数の性的虐待の罪に長老が問われています。

もし児童虐待に気が付いたら、被害を少しでも食い止めるために、長老ではなくお早めに「児童相談所全国共通ダイヤル 189」にお電話いただけたら幸いです。
なお、全国児童相談所一覧は下記のページでご確認いただけます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/zisouichiran.html
一人でも多くの子どもたちが、虐待から救われることを願っています。

このサイトについて

元エホバの証人(JW)2世です。2000年に脱会することができました。
現在は保育関係の仕事をしながら、病気も経験しつつも心穏やかな日々を送っています。
どんな過去があっても人は幸せになれる、ということを伝えていきたい、そして子どもたちの人権を踏みにじる行為を防ぐ力となりたいと思っています。
当サイトが、ものみの塔からの脱会と脱会後の助けになりましたら幸いです。

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