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  • 旅のエピソードあれこれ

    旅のエピソードあれこれ

    今まで旅をしてきた中で起こったエピソードをあれこれ…。

    北海道を裸足で歩く

    北海道旅行にハイヒールを履いてきた友人。
    途中で足が痛くなり、「もう歩けない」とのことで、スニーカーを履いていた私と交代で、一人はスニーカー、もう一人は裸足で歩くことにしました(*^_^*)文字通り、北の大地を踏みしめながら(といってもアスファルトの上ですが(^^ゞ)の旅になりました…。
    その時は暖かい季節で良かった☆

    北海道一周鈍行列車の旅

    ある年の大晦日。妹と上野駅から鈍行列車で北海道最北端の知床半島まで行ってみることに。
    青森と北海道間だけは特急電車OK、それ以外は普通列車のみ乗り放題というチケットを買い、準備でばたばたしたため大晦日の夕方に出発(チケットがもったいなかったですね…)。
    結局、福島の居酒屋で年を越すことに。

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    この雑誌の特集につられて

    元旦に、懐かしい雰囲気の列車に揺られて青森まで行き、夜行で青函トンネルを抜け北海道へ。
    途中、三陸鉄道も乗って三陸海岸も通りました。後に震災で大変な被害にあうこの路線には感慨深いものがあります。

    久慈駅前のデパート
    三陸鉄道 久慈駅前のデパート

    駅の改札前のベンチに横になり寒さに震えながら一晩過ごしたり、明け方に列車の出発まで時間がないなか、駅のホームの立ち食い蕎麦で、熱いお蕎麦を火傷しそうになりながら大急ぎで飲み込んだり、釧路の市場の中にある美味しそうな海鮮丼を食べさせるお店に行こうと思っていたのに市場自体がお正月休みだったり(考えてみれば当たり前ですね)と予想外のことが次々と…。

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    早朝の駅そば

    釧路湿原の中を走る電車からは、タンチョウツルが見えました。

    釧路湿原のタンチョウツル
    釧路湿原のタンチョウツル

    さらに知床半島での宿も決めずに、というか、オホーツク海に面した斜里町という駅で、目の前に来た最終バスに突然思い付きで飛び乗ってウトロというところに行ったのですが、吹雪の中、夜遅くにバスの終点に到着。
    人っ子一人いないバス停(一応小屋のようになっていた)で、ここで寝たら凍死するんじゃないかという恐怖のもと、壁に小さく書いてあった宿に電話してなんとか宿が取れました。
    宿の人が迎えに来てくれましたが、すでに料理人が帰ってしまっているとのこと、また正月だからお店はどこもやってないということで、途中の唯一開いているコンビニに寄ってもらい、日本の北の端まできて部屋でコンビニ弁当を食べるという贅沢をしました(>_<)

    でも、オホーツク海沿いの電車では車窓から厳しい冬の海と駅が見れて素敵でした。

    車窓から見えるオホーツク海
    車窓から見えるオホーツク海
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    オホーツク海に面した駅「鱒浦駅」

    この旅の行程はこんな感じでした。大分前なのであやふやな記憶といいかげんなメモを頼りに書いたので間違ってるかも…(>_<) 駅そばはいっぱい食べた気がします。
    1日目:上野 → 福島
    2日目: 福島 → 盛岡 → 宮古(駅弁食べる) → 久慈 → 八戸(居酒屋) → 青森(駅そば食べる) → (青函トンネル)→ (車中泊)
    3日目:→ 函館 → (自販機のコーンスープ。ひもじい)(どこかの駅のベンチで寝て始発を待つ)  → (電車の中で駅弁) → 釧路(海鮮丼食べれずラーメン食べる) → (釧路湿原を通る電車) → 斜里町 → ウトロ(コンビニ弁当食べる)
    4日目:ウトロ → 斜里町(駅前のホテルの朝食) → 網走(売店にサンドイッチしかなかった) → (海鮮っぽい駅弁食べる) → 札幌(ジンギスカン食べる) →  函館 → (青函トンネル)→ (車中泊)
    5日目:→ 青森(駅そば食べる) → 花巻温泉 → 一ノ関(安いウニ駅弁食べる) → 仙台(牛たん食べる) → 宇都宮(餃子食べる) → 上野(寿司食べる)

    飛行機苦手

    飛行機が大の苦手な私。いつもアルコールを飲んで、怖さを紛らわしています。
    でも気圧の関係で地上の3倍位酔いが回るらしく、ある時は酔い過ぎて、成田空港に着いたとき、サーモグラフィーチェックの所で、あやうく伝染病と間違えられそうに…(>_<)
    でもあるビジネスマンは、極度の飛行恐怖症で、出張のためにやむを得ず飛行機に乗った時にフライトアテンダントの方に「すみません、機長さんに『がんばってください』と伝えて下さい」と言ったらしいので、上には上がいるものです…。
    ちなみに私はある時には「飛行機が苦手なあなたに―飛行恐怖症を克服する本」という本を読んでから乗り込んだこともあります。(あ、でも今アマゾンで見たら、8400円!!金額のほうが怖い!!)

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    いやあ、旅って面白いですね☆(雑なまとめ方…)

  • カザフスタンの思い出

    カザフスタンの思い出

    私は学生時代、カザフスタンに旅行したことがあります。
    現地に、日本語の話せる友人(カザフ人です)、Aちゃんが住んでいるので、彼女に会いに行きました。
    その時に起きた出来事を、当時を思い出しながら書いてみます。
    ちなみに現地ではロシア語とカザフ語が使われていますが、私はどちらもほとんど話せないので、Aちゃんが一緒にいないときには、ノートに絵を描いたり、「旅の指さし会話帳」を利用して、なんとか乗り切っていました。

    ・まず空港に到着して乗ったタクシーにぼったくられそうになりました。何とかAちゃんのお兄さん(元警察官)に助けてもらいました。

    ・Aちゃん宅に公衆電話から電話をかけようと試みていた時のこと。何度かけてもAちゃんは出てくれず、日本語の話せないAちゃんの家族が向こう側で、カザフ語で何かを話しているような状態でした。不思議に思って、通行人にジェスチャーで助けを求めると、こちらが話す時には電話についている、何かのマークのボタンを押しながら話すんだよとジェスチャーで教えてくれ、無事にAちゃんに代わってもらうことができました。つまり私は意図せずそれまでずっとAちゃん宅に無言電話を掛け続けていたことになります…。Aちゃんファミリー、ごめんね(>_<)

    ・ちょっとおしゃれなカフェ風のレストランでランチをしようとした時のこと。ロシア語のメニューが読めない私に、機転を利かせてくれた、ロシア系の綺麗なウェイトレスさんが、私が何を食べたいのか探るために、「コケコッコー!!」と音声とジェスチャーでメニューを熱演してくれました。それ以上やらせては申し訳ないので、私は「ダー!」(はい)と答え、無事に鶏肉の料理を食べることができました。

    ・カザフスタンの遊園地に遊びに行った時のこと。私はジェットコースターが大好きなので、余裕かなと思って乗った乗り物(高い場所でぐるぐる振り回される、日本では見たことがないタイプの乗り物)がありましたが、それが半端ない怖さでした。
    聞いた話によると、私が行った当時の時点ですでに2人の人が放り出されて死亡しており、あと3人死者が出たらその乗り物は閉鎖される予定とのことでした。危なかった…。

    ・羊の脳みそはごちそうらしく、私が訪ねた、Aちゃんの親戚宅で羊の脳みそをふるまわれました。しかも大皿に羊の首が載せられて、出てきました。みんなが私に注目しているので、食べないわけにはいかず、なんとか頂きました。
    翌日、市場で羊の首がずらーっと並べられているのを見て、その後も続くであろう親戚一同によるおもてなしの覚悟を決めました。

    ・Aちゃんの出身地である、ある田舎に旅行した時のこと。私がその村を訪れる初めての外国人ということで、村で歓迎会を開いてくれました。「学校」という名前の学校(小中学校が合わさった学校でした)の体育館のステージで、生徒たちの質問に答えたり、日本について紹介したりしました。(その時は、すべてAちゃんが通訳してくれました)
    そして、生徒たちが、伝統的な踊りを披露してくれました。
    まさかそのような歓迎会が開かれるとは思っていなかったので、すでに日本から持っていったお土産はほぼ配り終えていた私は、手元に残っていた(ダイソーで購入した)下駄の小さな置物を校長先生にプレゼントしました。下駄は今ごろガラスケースに入れられて校長室に飾られているかもしれません…。
    そして学校で歓迎会が終わった後、生徒たちからサインを求められました。その後校長先生、教頭先生や村の役員さん(?)たちとの会食のためにサイン会は打ち切られましたが、その時にサインをもらいそこねた子どもたちが、私が宿泊していた友人宅まで押し寄せてくれました。一日だけスターの気分を味わえました。

    ・「うちに泊まっていいよ」と言ってくれていた、Aちゃんの親戚の家(新婚夫婦)に到着した時のこと。夜遅い時間帯だったのですが、なぜか遊びに行っていて留守でした。でも代わりに、一緒にルームシェアをしているというご家族(若い夫婦と赤ちゃん)が出てきてくださり、突然の訪問にも関わらずウォッカとごちそうでもてなし、泊まらせてくれました。その時までアルコールをほとんど飲んだことがなかった私は、いきなりウォッカを飲むことになり、その強さにびっくりして椅子から落ちそうになりました。
    翌日、そのご夫婦の赤ちゃんと一緒に遊んでいると、本来会うはずだった親戚のご夫婦が帰宅され「あ!もう来てたのね♪ゆっくりしていってね~♪」とごあいさつして下さいました(*^_^*)このゆるさがけっこう快適でした☆そして何よりも人々の優しさ、温かさに感動しました。

    他にもいろんなことがあり、また、ちょっと怖い思いもしましたが、今ではいい思い出です。
    またいつか行ってみたいです。