親子の縁よりも、組織を取った母
Kさん 30代女性 「親子の縁よりも、組織を取った母」
私は生まれた時から母親がJWで、ものみの塔のいうことだけが正しいと教え込まれて育てられました。
大人になってから「コンティ裁判」や、ブルガリアの証人だけ輸血が解禁されていること、ものみの塔がたばこや軍事産業の株を運用していることなどを知り、そのことを母に伝えたところ「あくまでもネットでの情報。そのような背教的なものは見てはいけない」と言われました。
しかし私は納得できず、「常にものみの塔の情報だけが正しいとは限らない。証拠もあるのに、どうしてそのようなことを言うのか?現実を見てほしい。以前からものみの塔には不信感をもっていたけど、これで実態がはっきりした。エホバの証人の友人にも伝える。」と言ったところ、私は「背教者」ということになり、一切の接触を拒否されるようになりました。
今後は死ぬまで、私とは口をきかないし、会うこともないということです。
私は病気がちなため、これまで何度か入院してきましたが、いつも母が看護してくれていました。しかし今後は一切見舞いにも来ないということでした。
突然、あっさりと親子の縁を切られ(親子の縁を切るとは明言していませんが、二度と接触しないと言われたので=縁を切るという意味だと思います)、目の前が真っ暗になりました。
ものみの塔によって完全にマインドコントロールされている母は、迷わず親子の縁よりも、ものみの塔組織を取ったのです。
しかも理由は、私がものみの塔組織を批判した、というそれだけです。
もちろん、私は暴力も暴言も吐いていません。
ものみの塔の情報統制と忌避のシステムの恐ろしさを身をもって知りました。
こんなに冷酷な宗教組織に今まですべてをささげてきて、これまでの人生は何だったのかと思います。
海老名にあるものみの塔本部にも電話をしてみましたが、「各個人の判断ですので…」という、まったく誠意の感じられない、責任を末端信者に転嫁するような対応をされ、怒りが増しました。
しかし、この回答は、ものみの塔が忌避行為を信者に指示している証拠でもあります。
こんなシステム、絶対に許されないと思います。
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