『完全版 生きがいの創造』 飯田 史彦
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大学教授をしていた著者が、研究結果の数々を踏まえながら、著者自身の体験も交え「死後の生命」や「生まれ変わり」について科学的、論理的に書かれている『完全版 生きがいの創造』。
私はこの本に出会うまで、生まれ変わりを信じていませんでした。ですが、この本を読んで生まれ変わりがあることを信じるようになりました。自分が今までの人生で経験してきたことや様々な物事に対する見方を大きく変えるきっかけをくれた本のうちの1冊です。
この本をはじめ様々な本を読み、人生の仕組みを知った今は、両親やJWに対しても誰に対しても怒りや憎しみの気持ちはありません。これは、JWだった子ども時代や、自然消滅してからも長い間心がすさんでいた自分にとっては信じられない心境です。
この本の著者である飯田史彦先生は福島大学経済経営学類の助教授・教授を務め、東北大学大学院、筑波大学大学院などでも開講していらっしゃった方です。
2009年3月末で教授職を辞し、“誰のいかなる悩みに対しても飯田先生ご自身が2時間をかけて無償でカウンセリングを行う”という画期的な施設、「光の学校」を設立しました(2012年に京都市に移転)。
また、「飯田史彦メンタルヘルス・マネジメント研究所」も開設し、一般企業や医療・福祉・教育機関などの依頼で経営コンサルティングを行いながら、講義CD『生きがいの経営論』などを発表しています。
この本は、ただ分析結果を載せるのではなく、そこから紐解く生きるとは、死とは、人生とは、愛とはなにかを、分かりやすく教えてくれます。
いろいろな事例を載せているので説得力があります。
また、スピリチュアル世界を科学的に実証しており、スピリチュアルな世界に眉唾の方も(私もそうでした)、なにかを感じられると思います。
「生まれ変わり」という現象があると仮定した時に、自分の人生をどのように意味付けし、どう生きますか?という問題提起をしてくれる、人生哲学に関する良書だと思います。
特に、
重病やハンディキャップに苦しむ方
大切な方を亡くされた方
死後の世界に興味のある方
人間関係に悩んでいる方
仕事のことで悩んでいる方
自殺したいほど悩んでいる方に
ぜひお読みになってみていただけたらと思います。
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