高騰する大学の授業料に対応「学び方の形」が変化
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先日(2018年7月4日)放送のWBS(ワールドビジネスサテライト)で、大学での学び方が変化していることが取り上げられていたので、ご紹介させていただきます。
番組では、大学の授業料が値上がりを続けていること、今では大学生の2人に1人が奨学金を受給しているということが述べられ、そのような中で、学費をできるだけ低く抑えながら学ぶことができるスタイルが出始めていることが紹介されていました。番組ではそのような取り組みを始めた二つの大学が紹介されていました。
東洋大学の「独立自活」支援推薦入試
一つ目に紹介されていたのは「東洋大学」です。
東洋大学では学生の「独立自活」を支援する推薦入試を実施しています。合格すると、昼は大学職員として働きながら、夜間部の学生として学ぶことができます。東洋大学の加藤入試部長は「学ぶ場はお金を持っている人だけでなく、いろいろな人に提供するのが使命」と語ります。
(WBS公式ホームページより引用)
働きながら学びたい人を応援するこの新しい奨学金制度は、2014年度入試よりスタートしたそうです。
東洋大学の「独立自活」支援推薦入試の公式ページはこちらです。
4年間の学費が62万円の東京通信大学
そして二つ目は、今年4月に開学した「東京通信大学」です。
東京通信大学では、ほとんどの講義をスマホやパソコンなどの端末で受講でき、通学不要で大学卒業資格<学士>も取得でき、4年間の学費は62万円だそうです。授業はすべて15分程度の動画で配信されるため、家事や仕事の合間を縫って学ばれる方も多いようです。
出願や大学に関する質問もWebサイトで受け付けているそうです。
また、学長の村岡洋一先生を取材した記事を見つけましたので、以下にリンクを貼らせていただきます。
大学で学びたいと願う人が、学べるチャンスがこれからも増えるといいなと思います。
特に、JW2世の方など、家庭の事情で大学進学を諦めていた人にとって、こういった大学のありようの変化は望ましい事だと思いました。
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