ものみの塔を出て前向きにがんばっている方々の体験談とメッセージ
ものみの塔は、「この組織から離れるということは、エホバとの関係をなくすということになる。外の世界は悪に満ちているので、組織から離れたら堕落し、不幸になる。」と信者たちに教えています。
また、組織と距離を置こうとする人には、聖句の「自分を孤立させる者は利己的な願望を追い求める」という言葉をかざし、組織から離れると孤独になり、悪魔サタンの影響を受けるという脅しを「愛」のうちに行ないます。
とにかく巧みな言葉と脅しによるマインドコントロールが、ものみの塔の特徴です。
教え込まれた教理と、排斥・断絶後の信者からの集団無視というペナルティーによる恐怖心で囲い込むので、犯罪性・カルト性がわかりにくいのですが、ものみの塔を抜け出したいと願っている信者のうちの多くの方々が、実際に実行に移すことに罪悪感や不安感を持っていらっしゃるようです。
そうした罪悪感や不安感を払拭していただく助けになることを願って、下記に、ものみの塔の実態を知ってご自分の意思で組織を出た方々、また冤罪を含む排斥などによって強制的に組織から出された方々の、脱塔後の人生についての体験談とメッセージをご紹介致します。
これらの体験談は、ものみの塔の「組織を離れたら不幸になる」という教えとは異なりますので、信者の方には信じられない内容かもしれませんが、すべて信頼できる方々からいただいた物で、寄稿のやり取りをした記録も残してありますので、創作ではありません。
ものみの塔の被害者が一人でも減りますよう願っています。
ココナッツミルクさん 40代男性 僕は、自分が学齢期の時に母がエホバの証人になった、2世です。 やはり大学進学や、誕生日やクリスマスなどの行事やクラブ活動に参加することを禁止されました。 バプテスマを受けてからは、この組織の潮流に乗って、20代前半から開拓者や奉仕の僕として奉仕や大会に出たり、必要の大きな会衆に移動もして、それなりにこの組織で用いられていることに喜びを感じていました。 でも僕の場合 ...
I.K.さん 20代男性 私は、JWを辞めてから、意味不明な規則から解放され、行動が自由になりました。 誕生日・クリスマスなどの行事や、野球の応援など、ごく普通のことを当たり前にできるということが、本当に嬉しいです。 いろいろなお祝いなどをして頂く事によって、感謝の気持ちがより一層育ち、自分も周りの方々にしてあげたいという思いが起きるようになりました。 上辺をつくろうのが上手なJWとは違う、本音を ...
晴れときどき曇りさん 30代女性 私は、JWがインチキだとネットで知ってから、JWではない人との結婚を決めました。 一般の人と結婚して良かったです。経済的に安定しました。 子供が授かりましたし、マイホームも持っています。 また、経済的だけでなく、普通の価値基準で育った人と一緒に暮らしているので、私が持っているJWゆえのおかしな基準を改めるのに旦那さんの意見が大いに役に立っています。それが精神的な安 ...
rokusyoさん 30代男性 JWを出て真っ先に感じること。それは膨大な自由の時間です。 今まで奉仕や集会に費やしてきた時間が全てフリーになるのです。 そのあまりの多さに私も当初は戸惑いました。自由になった休日の時間を何して過ごすか真剣に悩みました。 そこでふと「そうだ。バイクで北海道を旅しよう」と思い立ったのです。 そのために自動二輪の資格を取り、安い125ccのバイクを購入しました。 そして ...
やさしいらいおんさん 40代女性 初めはインターネットの情報はどれも信用ならないと思っていて、背教者と呼ばれる方のブログなどを読むことさえも心臓がバクバクしたものです。 しかし、背教者と呼ばれ忌避されている方々には体温の温もりを感じるお付き合いが出来る方ばかりだと分かりました。 真の友ならどんな状況でも力になるはずのエホバの証人の人たちも、一旦組織に疑問を持ったり不当な裁きを受けた人達に対して、む ...
R.N.さん 20代男性 これを書いている今現在で覚醒から2年くらいですが、僕にとって一番変わったのは体調です。 現役時代、卒業後すぐ開拓を始めましたが、小さい頃の病気の合併症と思われる病気になって、どんどん悪くなっていました。教理や組織のやり方への疑問をもつほど、精神的にも苦しくなって、悪くなる一方でした。 健康にとても詳しい方のカウンセリングを受けた時に、病気は「自分を束縛しているもの」を解く ...
ミルラさん 30代女性 これまでずっと組織の中にいて、いわゆる「この世」との接点があまりない。友達もほとんどいない…。 きっと多くの方が感じることだろうと思います。私もそうでした。 でも、大丈夫です。一般の方でJWより親切で常識的な方はたくさんいらっしゃいます。 それに私たちはJW時代に、奉仕で一軒ずつ家を訪ねるとか、集会で自分の知らない方に声をかけるなど、よほど社交的でないと勇気のいるようなこと ...
てるてる坊主さん 30代女性 私は子供の頃からいつか絶対にエホバの証人を辞めてやると強く思っていました。 しかし子供ながらにも、集会、奉仕をやめるという反抗を起こした後、どうなるか分かっていましたので、やめたくてもやめられない状態でした。 このタイミングを逃したらもう離れられないと思ったのが、高校を卒業して就職した時です。 うちは父親が未信者でしたので、パート生活など許されるわけがなく、正社員で働 ...
サミーさん 40代男性 私がJWとしての活動を止めたのは30代後半でした。もしかすると他の方より少し遅いかもしれません。 必要の大きな会衆に移動し、長老と開拓奉仕をしていた中で突然自然消滅の道を選びました。 簡単に言うと組織の中で活動することに良心が耐えられなくなったからでした。 生まれた時には母親がすでにJWでしたので、どっぷりとこの組織に浸かった人生でした。 ですのでその組織から出ること、そし ...
orientさん 30代女性 私は28歳という、大の大人になるまで実家から逃げられませんでした。 怖くて「逃げなかった」のではなく、知識と方法がなかったために「逃げられなかった」のです。 その状況を一変させたのはインターネットでした。インターネットには自立するための費用、就職の仕方、求職情報、賃貸物件情報など、ありとあらゆる自立に役立つ情報が発信されています。 求職者支援制度や雇用保険制度を使って ...
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