サンリオピューロランドで働いていた時の思い出
この記事は約1分37秒で読めます
私は以前、東京多摩市にある「サンリオピューロランド」のアトラクションスタッフとして働いていたことがあります。ここは、屋内テーマパークで、キティちゃんやマイメロディ、キキララやけろけろけろっぴといったキャラクターたちに会えるところです。
小規模なので、アットホームな雰囲気があります。
よく、アトラクションやパレードを待っているお客さんたちとコミュニケーションを取ったり、アドリブで笑いを取ったりしていました。
私は、キティちゃんと写真が撮れる「キティズハウス」と、3Dの映像に合わせて座席が動く「夢のタイムマシン」という、二つのアトラクションを担当していました。
「キティズハウス」では、可愛らしいキティちゃんの部屋の中を見学してから、最後にキティちゃんと一緒に写真が撮れる、というもので、スタッフたちは「キティちゃんのお友達」として部屋の案内や写真撮影を行なっていました。
「夢のタイムマシン」はなかなかスリルのある乗り物で、お客さんたちのテンションも高かったです(*^_^*)
私は九州生まれなのですが、ある時、九州から修学旅行で来ていた中学生たちと話が盛り上がり、アトラクションが終わってから、「お姉さん、これ、超楽しかったよ!また来るね!」とハイタッチし合ったことも…☆
それから、このアトラクションは、近未来的なかっこいいコスチュームでした。
かっこいいポーズ(サイン?)もするので、ここで働きたいと思ってくれる人も多く、ある時、中学生の女の子が「私も将来、お姉さんと一緒にここで働きたいです」と言ってくれたこともあります。
私は「はい、ぜひ!お待ちしています!」と答えました。
私はもう辞めてしまったけど、いつかまたあの時の彼女に会えたらなと思っています。
また心温まるサプライズもありました。
私が成人を迎えた年の、成人の日のことです。私は成人式には出席せずに、いつものようにタイムマシンで働いていました。
休憩時間になってバックヤードに戻ると、社員さんたちが突然クラッカーを鳴らして、「真彩ちゃん、成人の日、おめでとう!!」とお祝いしてくれました。
私はそれまで、人生の節目のお祝いなどしてもらったことがなかったので、とても感動したのを覚えています。しかも社長さんから、お祝いのお手紙までいただきました。
このように、お客さんだけでなく、スタッフたちのことも気遣ってくれる温かい会社だからこそ、規模は小さくても、たくさんの人たちに愛されているテーマパークなのだと思います。
数年前に大幅にリニューアルをして、私が働いていた頃とは変わっていますが、また遊びに行きたいです。
コメント