カテゴリー: 日常生活

  • 「カラーバールーペ」を使ったら本や表が読み取りやすくなりました

    「カラーバールーペ」を使ったら本や表が読み取りやすくなりました

    私は数字などがずらーっと並んでいる表や資料の読み取りが苦手で、頑張って読み取ろうとしてもしばしば誤って別の行に目線が移ってしまうため、これまでは他の紙を当てて読み取ってみたりしていましたが、四苦八苦している私を見て、友人がこんなツイッターを教えてくれました。

    私も、本を読んでいる時に、頭に入らないまま数行通過してしまっていることもありますが、「リーディングトラッカー」の場合ですと、前後の文章が見えなくなるため、直前の文章を忘れてしまった場合にまたずらして見直さなければならなさそうなのと、品切れ中だったので、私はこちらのスレッドのリプで出てきた「カラーバールーペ」を購入してみることにしました。

    色は、アマゾンのクチコミを見てピンクに、サイズはA4サイズ短辺と同じ長さの21cmにしたのですが、買って良かったです。

    カラーのラインのおかげで一行一行が読み取りやすくなり、「あれ??今、どの行を見ていたんだっけ?」ということがなくなりました。さらに文字の大きさも2倍になるため、細かい文字が読みやすいです。私のように、老眼になり始めた方にも嬉しい商品だと思います。

    なお、形はかまぼこのような半円形のものですので、使用上の注意として「太陽を直接見ないでください。大変キケンです」といったことがパッケージに書かれていました。事故を防ぐために、使用前に一通り目を通したほうが良いと思いました。

  • 初めて座禅をしました

    初めて座禅をしました

    初めての座禅

    先日、友人に薦められて初めて座禅をしました。
    Maayaさんのようなパニックを起こしやすい人は、座禅をして囚われた心を解きほぐすのがいいよと、友人は言いました。

    「集中力がつくようになればいいなあ。パニックになりにくくなれたらいいなあ」と思いながら参加しました。

    今回参加したお寺は初心者にも入りやすいところなのですが、参加している最中は、「足が痛いなあ…」「今夜の夕食、何を作ろう…」「お坊さんのお話、早く終わらないかなあ」(失礼!)と雑念だらけで、「やっぱり私には座禅は向いてないかなあ…。もう今回限りでやめようかな」と思っていました。

    ところが、帰宅する際にはだんだんと気分が晴れて足取りが軽くなりました。帰宅してからは、さらに頭がすっきりしてきて、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と溜まっていた雑務を整理することができ、やるべきことを絞ることができたので、普段よりも作業が順調に進みました。

    今回初めて座禅を体験して嬉しかったのは、たとえ自分の心と向き合う時間が長くても、幼少期から溜まっていた怒りの感情が湧いてこなくなっていることに気が付いたことです。

    以前は怒りの感情を抑えられませんでした

    私はヨガを始めて十数年になりますが、最初の数年間はヨガをするとなぜかイライラとし、「おかしいなあ…。本来はヨガをすると穏やかな心を手に入れられるはずなのに、なんで私はヨガをする度にイライラするんだろう…?でも筋肉が伸びて気持ちいいし、柔軟性や筋力アップに良さそうだから、スポーツとしてこのまま続けよう」と思いながら続けていました。
    ヨガを始めて数年間は、動きの大きなポーズの時はスポーツ感覚でできていましたが、静かに座るポーズの時間は本当に嫌いで、よく一時退出していました…。(先生、ごめんなさいm(__)m)

    ヨガを始める前は、護身術を習っていたのですが、受講生仲間に「何かありました?殺気がすごいですね…」と言われてしまう位、怒りの感情がブワーっと出てきてしまう時もありました。私はその頃も普段はニコニコしていて穏やかな感じだったのですが(自己申告制)、スイッチが入るとそれまで溜まっていた怒りが爆発してしまっていました。

    私のような過去を持つ人は、怒りを出していく作業も大事だとは思いますが、怒りの感情を抑えられない自分に困惑していました。

    自分の意思で座禅に参加できるまでに

    そういった過去に比べたら、年月はかかりましたが随分と穏やかになり、自分の意思で座禅に参加できるようにまでなったことは、私としては大きな前進です。

    座禅をした夜は、習った呼吸法をしながら布団に入ったところ、ぐっすりと眠ることができました。しかも、今回参加した座禅だったら、参加者を覚える必要がないので、人の顔を覚えるのが苦手な私でも楽な気持ちでまた参加できそうです。

    座禅は一人でもできるそうですが、私は一人でできるほど意志が強くないので、しばらくはお寺の座禅に参加してみようかなと思っています。

    ちなみに、友人は以下の警察モノの小説を読んで座禅の良さを知ったそうです。座禅とはかけ離れたジャンルなので不思議でしたが。

    この小説の中で、次の言葉が印象的でした。

    「どんな心の闇も、人が自分で作り出すものです。自分で作ったものなら、自分で晴らせぬわけがない。」

    私の心の闇は教団に作られた面もあるとは思いますが、それでも自分の意思で自然消滅したわけですし、いつまでも変えられない他人(=教団)のせいにして悩んでいても自分が幸せになれるわけではないので、自分で自分を変え、自分の心の闇を晴らしていきたいと思います。

  • 過去の失敗体験から学んだ、自分にできる対策

    過去の失敗体験から学んだ、自分にできる対策

    私は低空飛行モードに入ると、普段できていることができなくなってしまうことがあるので、備忘録として、過去に失敗したエピソードと感じたこと、自分にできる対策などを今後のために(&老後のために?)書いておこうと思います。

    動物園で出口にたどりつけなくなりかけた時のこと

    以前、かなり広くて複雑な動物園に、友人の子どもと一緒に出掛けたときのこと。
    夕方、閉園時間が迫ってきたので、帰ろうと思ったのですが、出口がどこなのか分からず、スタッフの方に聞いてみました。で、教えてもらった道を歩いたつもりだったのですが、なぜかまた同じところに戻ってきてしまったので、もう一度同じスタッフに道を聞きました。

    その時、すでに私は不安モードに突入していたのと、「閉園までに何とかここから出ないと」と焦っていたので、説明が頭に入って来ず、「すみません、私は説明を理解するのが難しいので、この子に説明してもらえませんか?」と子どもを前に出したのですが、スタッフの方はそのまま私に説明を続けました。まあ、その子はまだ幼児だったので、当然ですが…(^^;

    丁寧に説明を繰り返してもらったので、「今度こそ何とかなるかな」と思って歩き出したのですが、何とかならず、また同じ場所に戻ってきてしまいました。そして「今度こそ!」と思って歩き出し、ある分岐点でその子が「こっちだよ!」と手を引っ張って教えてくれたので、無事に出口までたどりつきました。その子がしっかりした子で本当に良かった…。

    で、後から振り返ったら、普段よくやっているように、説明を聞きながらメモを取れば良かったんだと気が付きました。なぜか肝心な時にこのメモを取る、または相手の人に紙に書いてもらうという方法を思い出せなくなってしまいます…(>_<)

    道を教えてもらってもたどり着けないことがよくあるので、今度からはメモ帳とペンを手に持ってから道を聞こうと思います。

    私にとってはハードルの高い「初めての日帰り温浴施設に一人で行くこと」

    少し前のこと、低空飛行モードからかなり脱却してきた感じだったので、私にとってはちょっとハードルが高い「初めて行く日帰り温浴施設に一人で行ってみる」ということに挑戦してみました。
    ちなみに、すでに行ったことがある施設や小さな施設、友人と一緒の場合は、さほど困難を感じませんが、大きめの施設で初めて一人で行く場合には、「一人なのに、迷子になったらどうしよう」とか心配し始めるため、ものすごく緊張します。

    事前に、その温浴施設のサイトに載っていた交通アクセスや営業時間、お風呂の種類や施設内にある設備、よくある質問など全部のページを読み、クチコミサイトも読んでから、「これだけ時間をかけて予習したから、大丈夫だろう」と思って行ってみたのですが、結果は惨敗でした。

    まず、入口を入ってすぐチケットの購入方法が分からず少し不安に。店員さんに説明してもらい、無事にチケットを購入できたまでは良かったのですが、靴のロッカーのカギを預けなければいけなかったので、「え…?」と予想外のシステムに戸惑い、さらに「施設内のマップはありますか?」と聞いてみたところ、ないということだったので、不安が一気に高まりました。

    店員さんは丁寧に浴室の場所などを説明してくださったのですが、集中して話を聞くことが難しくなることがある私は「あれ?今、店員さん、何て言ったっけ??でも何度も聞き返したら悪いから、ま、いいか。」と思いながらももう一度「マップはありませんか?」と聞き、ないというお返事をもう一度いただきました…(^^;
    私は「…。分かりました。がんばります。」と答えて、勇気を振り絞って施設内へ。

    どうして施設内に入るだけでそんなにエネルギーが必要になったのかというと、「マップがないから、自分の目で見て位置関係や状況を判断し、色々な場所を覚えなければいけない」と思ったことと、お客さんが多く小さなお子さんもいたので、「ぶつからないように歩かないと」と緊張し始めたこと、そして目に飛び込んでくる情報量がすごかったからです。
    あちこちにエステやマッサージのメニューや、季節のお薦めメニューの宣伝文句、温泉やマッサージの効果などが大きく掲げられていたため、頭の中が混乱し始め、「なんでいきなりこんなにハードルの高い店舗を選んでしまったんだろう」と後悔しました。

    「無事にこの施設から出てくることができるかな…?まずは色んなものの位置を覚えよう」と思って、施設内を何度もぐるぐると歩いた後、「不審者に思われるかもしれないから(手遅れかもしれないけど)、確認するのはもうやめよう。一度頭の中を整理するために、休もう」と思って、休憩スペースに座り、友人に今自分が混乱していることをメールで伝えました。

    それから深呼吸をしながら「落ち着け、自分。大丈夫、大丈夫。ただお風呂に入って出てこればいいだけなんだから…」と言い聞かせていましたが、一度不安モードに突入するとどんどん落ち始める私は、「周りの人たちはリラックスしてこの空間を楽しんでいるのに、なんで私だけこんなに不安になって、浴室に行くことすらできないんだろう?あ~、こんなことになるなら友人と一緒に来れば良かった…」と情けなくなり、涙が出てきました。
    泣いているところを人に見られたくなかったので、壁に向かって並んでいるコイン投入式のマッサージチェアに移動し、マシンにマッサージされながらさらに泣いていました…。何やってんだ、自分。

    で、何とかその後浴室に行き、温泉に入ることはできたのですが、温泉に入っても不安モードから抜け出せなくなってしまい、「あれ?ロッカーのカギどこだっけ?あ、手首にあったか!あれ?めがね、めがね…。で、タオルはどこに置いたっけ?」と普段以上におろおろ…。リラックスどころではありませんでした(>_<)

    お風呂の種類はたくさんあったのですが、半分位は入れたので「今日のミッションはこれでクリアということにしよう…」と思って帰ることに。何とか退館手続きのところまで行ったのですが、脳の疲れがピークに達していた私は、係の人に「帰ります!」とぶっきらぼうに言ってしまい、さらに自己嫌悪に…。頭痛と腹痛を抱えながらなんとか帰宅しました。

    無事に帰宅できた途端、「あれ?よく考えたら、かなりシンプルな構造だったよなあ。だからマップを作るほどのことではないのか…」と納得しました。でも、もしできたらパンフレットは作るほどではないにせよ、館内の壁にでも、簡単な案内図があれば、私のような人にはすごく助かるんだけどなあ…とも思いました。
    お風呂自体は綺麗で、口コミ通り良い施設でしたが、私はまた自信を失ってしまい、その日は布団に突っ伏していました。

    ハードルの低そうな「日帰り温浴施設」にチャレンジしました

    それでも温浴施設に一人で行けるようになりたくて、別の温浴施設に行こうと再チャレンジしました。(ちなみに心が元気だった頃は、もっと普通に一人で行くことができていました)

    ネットで、落ち着いた雰囲気の温浴施設を見つけたので、そこに行くことにしました。その時もあらかじめ公式サイトのすべての説明文と、口コミサイトをじっくり読んで予習してから、「ここなら大丈夫かも」と思って行ってみました。

    その施設のページには、初めて利用する人向けに施設の利用の流れが書いてあったので、比較的スムーズに利用できそうな予感がしていました。
    入館手続きの際、「マップはありますか?」と聞いたところ、希望者のみに渡しているマップを下さったのですが、残念ながらそのマップの文字はとても小さく、まだ老眼ではない私がぎりぎり読めるサイズの文字でした。しかも、休憩所に置いてある椅子など細かな部分までびっしりと載っていたため、私はあまり読む気になれませんでした。

    そこで、「自分で歩いて簡単なマップを作製しよう!」と思い、紙に簡単な地図を書いて、全体の構造を理解してから温泉に入りました。

    ちなみに脱衣所では、コインロッカーのカギと館内での清算に使用するカギを手に、「これ、どうすれば良いんだろう?」としばらく固まっていた私の異変に気が付いた近くにいたお客さんが声を掛けてくださり、カギの説明をしてくださったので、不安モードが一時解除されました。
    あの時の方へ…本当にありがとうございました。

    そして岩盤浴エリアにも行きました。
    薄暗い雰囲気で、ムードは良かったのですが、私は入口の段差に気が付かず転びそうになったので、「もう少し明るければ助かるんだけどなあ。。。今後のために段差の件はメモをしておかないと。よくあちこちぶつかる私にとっては、他にも危険な場所があるかもしれないから、気を抜かずに注意しよう」と、仕事の時と同じくらいのエネルギーを使いながら岩盤浴を利用しました。
    ちなみに段差はさほど危険な感じではなく、他の人は誰もつまずいたりしていませんでした…(^^;

    結局、前回の施設ほどの苦痛は感じませんでしたが、終始緊張していたため、またしても帰る頃には頭痛と腹痛になっていて、無事に帰宅できた時には深く安堵しました。
    帰宅してからは、「今回の施設だったら、利用方法とかを覚えておけば2回目以降はリラックスできそうだなあ」と思ったので、サイトの情報と手元のメモを参考に、パソコン上で施設の利用方法や注意事項をまとめて、保存しておきました。

    「真彩ちゃんは危なっかしいから心配で、先には死ねない」と友人に言われているので、あまりこれ以上心配をかけないよう、少し落ちている状態でも、下降モードから脱却するのに助けになりそうな、一人でも行ける場所を作っておこうと思っています。
    そして私のように、施設内をぐるぐる歩いたり、突然固まったりしている人を見かけた場合には、「もしかしたら何か事情があるのかもしれない」と察知できるようにしていきたいと思います。

  • 威力がすごい!催涙スプレー事件(?)

    威力がすごい!催涙スプレー事件(?)

    私はいつも防犯ブザーと催涙スプレーを持ち歩いているのですが、初めて催涙スプレーを買ったのは10数年前のこと。

    深夜のドン・キホーテで友人と一緒に、唐辛子の成分を使用した催涙スプレーを購入したのですが、会計の際に使い方をレジの店員さんに聞いてみました。すると、ご親切に「室内では絶対に試さないでくださいね。ここをこうやって。。。(プシュッ)」とドンキの店内(室内)で実際に下に向けて軽く1プッシュだけ噴射してくださいました。。。

    レジの周りは阿鼻叫喚の地獄絵図となりました。

    店員さんと友人は「ゲホゲホ」状態。私は速攻で遠くに逃げ(逃げ足だけは速いのです(^^;)、後ろに並んでいたサングラスをかけた怖そうなお兄さんとその彼女も「ゲホゲホ」と催涙スプレーにやられていました。

    店員さんは急いで売り物の扇風機を持ってきて、風でこの催涙ガスを飛ばしてくれ、ようやく普通に呼吸ができるようになったのですが、「これを顔にまともに当てたら本当にすごいな…。」と思いながら購入しました。

    幸い、購入後に特に怖い目に遭ったことはありません。でも、時々「まだ中身は残っているかなあ…」と誰もいないところでスプレーして試しているうちに、中身を使い切ってしまいましたので、今はネットで購入したこちらのスプレーを持ち歩いています。試しに1プッシュしてみましたが、こちらもすごかったです…。手にもすっぽり収まるサイズ、可愛いデザインで気に入っています。


    防犯催涙スプレー ボディプロテクト

    ただ、残量が分からないので、いつか残量が分かる&使用可能期限が記載されている催涙スプレーが販売されたらいいなと思っています。私は心配性なので、揮発性で徐々に中身がなくなっていくのかな、ずっと使わずにいたら固まってしまうのかな、まだ使えるか試しにスプレーしてみよう、とか考えてしまうので…(^^;

  • 様々な勧誘を断ってきた方法色々。

    様々な勧誘を断ってきた方法色々。

    忌避問題の続きを書くつもりでしたが、どうしても文章が書けないので、先にJWとは無関係の記事を…。

    元バイト仲間から突然連絡が来て、ネットワークビジネスに勧誘されそうになりました

    先日、ものすごく久しぶりに元バイト仲間の方から突然ランチのお誘いメールが来ました。
    私は「突然、どうしたんだろう?もしかしたら友達がいなくて寂しいのかなあ。。。」と心配になって、ランチに行くことにしました。
    で、結論から言うと、ネットワークビジネスのお誘いでした…(>_<)

    レストランのテーブルについて間もなく、私が「最近、何をされているんですか?」と聞いたところ、その方は堂々と「ネットワークビジネスをやっています」と答えました。ターゲットにするために私をランチに誘ったとすぐに気が付き、「ネットワークビジネスって、インターネット関係のお仕事ですか?」と、とぼけた質問をしてみました。
    その後、ネットワークビジネスというものについてご自身に説明をしてもらってから、「私はそういうのは興味ないです」と言い、あとは話がそっちの方向に行かないように、好きな食べ物の話とか、お互いのこれからの夢などについておしゃべりしました。

    ランチの後半、「私はこれからぜひ川島さんと一緒に仕事ができたらと思っています!」と熱く言われてしまいましたが、「ごめんね、そういうの、本当に興味ないんで」と断り、「少しだけでも話を聞いてほしいのですが…」と2件目に誘われそうになったので、「ごめんね、これから用事があるから。お互い、夢に向かってがんばりましょう!」と言って逃げてきました。

    本当は「このままだと友達をなくしてしまいますよ。そういうのは組織の上の方が儲かる仕組みになっているんだから、今からはじめても搾取されるだけですよ。」と言いたかったのですが、あまり人間関係を壊したくなかったので、笑顔で別れました。
    それほど親しいというわけでもなかった私にまで話を持ち掛けてきたということは、すでにその方の周りから人が引いていっている可能性もありますが、元々情に厚いタイプで、親切な方だっただけに、ご自分で早く気が付いてと願わずにはいられません。

    私は色々とはまりやすい性格で、過去にスピリチュアル本に心酔していた時期には、人に本を強引に貸したり、スピリチュアル本に書いてあった言葉をそのままカードに書いて配ったりしていました。何やってんだ、自分。
    まあ、そういうイタイ黒歴史はあっても、子どもの頃から色々な本を読んできたおかげで、ビジネスに関しては別枠として捉えているのと、知人が多数集まる場所が苦手なため、儲かる系の集まりは行きたくなくなってしまうので、ネットワークビジネスに勧誘されることもないのですが。

    今回ネットワークビジネスのターゲットにされたのはショックでしたが、そういえば子どもの頃から、色々と勧誘はうまく断ってきたなあと思い出しました。

    小学生の時、玄関に居座った勧誘者に対して、時間を計って帰ってもらいました

    小学生の時、自宅に何かの教材の勧誘の人が来たのですが、「うちは結構です」と母が断っているのに、その人は勝手に玄関に教材を並べ始め、居座って説明を始めました。
    私は、母がうまく断ることができないでいるのをじれったく思いながら見ていましたが、勧誘者が「3分だけでいいので、話を聞いてください」と言ったので、私は「はい、じゃあ3分計ります」と言って時計を持ってきて時間を計り、「3分経ったので帰ってください」と言って帰ってもらいました。

    小学生の時、教材の営業に来た営業マンに、学力に不安がないことを自分で思いっきりアピールして断りました

    同じく小学生の時、何かの教材の勧誘の人がうちを訪ねて来て、「お子さんの学力に関するアンケートを保護者の方に取っています」と言ったのですが、母は「ちょっと忙しいので、代わりにこの子でもいいですか?」と私にアンケートへの記入をさせました。

    アンケート用紙には「お子さんの学力への不安はありますか?」「お子さんの成績を上げたいと思いますか?」などの質問が並んでいましたが、私は「絶対に勧誘するスキを与えないぞ!」と思い、勧誘できないように「不安は全くナシ」「学力は今のままで十分満足」といった回答にしました。期待通り、営業マンの方はすぐに帰ってくださいました。

    10代後半の頃、友人と一緒にいた私に繁華街で声を掛けてきた怪しい男女への対応

    10代後半の頃、ギャルっぽい友人と一緒に繁華街を歩いていた時に、何かの勧誘とおぼしき男女が私たちに親しげに話しかけてきました。「君たち、友達同士なの~?なんか、全然雰囲気違うね~」と。余計なお世話ですが。
    その二人組からはチラシを渡されて、何かに協力してほしいといった内容のことを言われました。

    その話し方がうまかったこともあり、一緒にいた友人は「うん、話だけなら聞こうかな」と付いていきそうになってしまったので、私はとっさに「あ~、私、昔こういうバイトやったことがあるんですよね」と言ってみたところ、二人組の態度が急に変わって「あ、じゃあいいです」と言って、私たちの手からチラシを奪い取って逃げていきました。

    「今の、何?」とぽかんとしている友人に、私は「今の、もしかしたら怪しいかもと思って、試すためにそう言ってみたんだ。もし怪しい商売だったら逃げるだろうし、ちゃんとした商売だったら、逃げずにきちんと話ができるだろうから」と説明して友人に理解してもらえました。
    ちなみにこの時は私が友人を助けましたが、ボーっとしていることも多い私は、その同じ友人に別の場面では助けてもらってもいます。

    勧誘者を疑い過ぎて、ケンカ腰で言ってしまったこともありました

    アンケートにご協力ください、とか言ってる人は大体怪しいと思い込んでいた私は、20代の頃、街角で複数で立っていた女性のうちの一人から「アンケートにご協力いただけませんか?」と声をかけられた時、「怪しいの、キター!」と戦闘モードに入ってしまいました。

    首からスタッフカード(?)をぶら下げていたその女性は、私に紙を見せながら「ご年齢は?ご職業はこの中でどれに当てはまりますか?こういった商品は普段お使いですか?」と質問をしました。
    私がその時のアンケート対象者に当てはまっていたので、「お時間30分位かかりますが、アンケートにご協力いただけませんか?あちらのビルの中になります」と言われた時に、「なんでわざわざビルの中まで行かなきゃいけないんですか?この場で答えるのだったら協力しますが!」とちょっとケンカ腰に言ってしまったので、他のスタッフまで来て私を説得しようとしましたが、私は「意味が分かりません!絶対にこの路上でないと、アンケートには協力しません!」と言い放ってその場を去りました。

    後日友人にそのことを話したところ、「多分、それまともなアンケートだよ。図書券とかの謝礼をもらえるやつだよ。色んな企業がその会社に依頼して、市場調査を行なっているんだよ」と聞かされ、「あー、やってしまったー!」と思いました。それからは時間の都合が付く時にはその会社のアンケートには協力するようになり、図書カードなどをいただいています。

    あの時のスタッフさんへ…思い込みが激しくて、説明もろくに聞かずに突っかかってしまい、すみませんでした。

    まあ、これからも色んな勧誘があると思いますが、あんまり突っかからずに、ユーモアのある対応で乗り切っていきたいと思います。

  • 何も考えずに笑いたい時にお薦めの映画「ジャッジ!」

    何も考えずに笑いたい時にお薦めの映画「ジャッジ!」

    Amazon Prime会員になると無料で観れる映画やドラマがたくさんあると聞き、昨年Amazon Primeに申し込みました。さらに、アマゾンからネットで配信される映画やドラマをテレビ画面で観るために「Amazon Fire Stick」も購入しました。

    新登場 Fire TV Stick – Alexa対応音声認識リモコン付属

    色々な映画やドラマを月額400円で見放題なんて、とても便利な時代になったんだなあとびっくりしました。

    昨年は「この世界の片隅に」と「孤独のグルメ」シリーズの一部を観たのですが、今年は何を観ようか迷っていたところ、友人が「2014年公開の映画『ジャッジ!』がとにかく面白いよ!ストーリーは難しくなくて、何も考えずに笑いたい時にお薦めだよ」と推薦してくれたので観てみました。

    あらすじはこちら。

    世界的にも有数の広告祭に参加することになった新人広告マンが、自社CMのグランプリ獲得を目指して奔走するさまを描くコメディー。名字の読みが同じことからニセ夫婦として広告祭に参加する会社の同僚を、妻夫木聡と北川景子が演じる。

    シネマトゥデイ 」より引用

    で、友人の推薦の言葉通り、ものすごく面白くて、飲んでいたお茶を吹きそうになりました…(^^;
    しかも、前半の伏線が最後に全部回収されるのがすごい!
    映画の中では、実際にカンヌ広告祭で受賞したトヨタのCMが出てきていました。

    何も考えずに笑いたい時にお薦めの映画です(*^^*)

  • 沖縄の郷土料理「チーイリチャー」(豚の血炒め)

    沖縄の郷土料理「チーイリチャー」(豚の血炒め)

    沖縄に住む友人から、「いつか沖縄に旅行することがあったら、絶対食べてほしい、めちゃくちゃ美味しい料理があるよ。それはチーイリチャーという郷土料理だよ」と教えてもらいました。

    沖縄の金武町(きんちょう)の伝統食「チーイリチャー」 visit kintownより

    チーイリチャーというのは、「血の炒め煮」という意味だそうで、それを聞いた時、私はドキッとしました。というのも、私がかつていたエホバの証人の教団では、「血を避けるように」との戒律があり、輸血することが禁止されており、血抜きのされていない肉を食べることも禁止されていたからです。

    例えば、クジラの肉は血抜きができないとのことで、食べることを禁止されていました。脱会してから相当の年月が経っても、何となくクジラの肉を食べることに抵抗があり、以前、居酒屋で友人がクジラの料理をオーダーした際には「私はパス」と言って食べなかったこともありました。

    それが、チーイリチャーは「血」そのものを調理しているというのです。

    チーイリチャーに使う冷凍されたキレイな赤紫色の豚の血 visit kintownより

    いかにチーイリチャーが美味しかったかを語る友人の話を聞いて、いまだに信者っぽい独特の感覚を持っていると友人たちから指摘されるし、そろそろ血の入った料理に挑戦してみるのもいいかもしれない。まずは美味しい料理から挑戦すれば、血の入っている料理に偏見を持つこともなくなるかもしれない、と思い始めました。

    友人がチーイリチャーを食べたのは、沖縄の金武(きん)という町にある、1966年創業の「久松食堂」という老舗の食堂だそうです。
    チーイリチャーには豚の血を使ったものとヤギの血を使ったものがあり、金武で主に食べられているのは豚の血の方だそうです。味だけでなく栄養面も良いようで、ネットで見つけた visit kintown というサイトに下記のような記述がありました。

    チーイリチャーは、滋養強壮の食べ物であり、栄養的にはタンパク質、鉄、銅、亜鉛など増血に必要なミネラルを多く含んでいます。ですから、貧血改善、貧血予防の食事として理想的な食事というわけです。また、肉から出る油もとてもいい油で、体の乾燥を防ぐ効果があります。

    (「visit kintown」より引用)

    でもよく考えたら、子ども時代も私がいた地域では、私を含め信者さんたちはレバーを食べていましたし、ネットで見つけたある元信者さんの体験談によると、ユッケや馬刺しも普通に食べていたとあったので、今さらそんなに気合いを入れて挑戦するほどのことではないのかもしれませんが…(^^; 私も、ユッケと馬刺しも大人になってから食べたことがありますし…。

    それでもやっぱり、いつかチーイリチャーをぜひ食べてみたいと思います。

    エホバの証人の幹部(統治体)の方々にはこのチーイリチャーを食べて美味しく感じて、早くあのばかばかしい輸血禁止の教えを廃止してほしいです。


  • 登録制のアルバイトで働きながら感じていること

    登録制のアルバイトで働きながら感じていること

    最近、大手求人サイトから、登録制のアルバイト数社に応募してみました。
    登録制のアルバイトは、かなり前にも数社登録していたことがあり、その時にチラシ配りのアルバイトを長くやっていたので、「また登録制のアルバイトなら、スケジューリングがしやすいかな」と思い、久しぶりに再開することにしました。

    今回は、過去も含めてアルバイトを経験して感じたことを徒然と書いてみようと思います。あまりオチはないです…(^^;

    求人サイトに記載されている時給と、実際の時給は異なることがあることを知る

    今回、複数の求人サイトから、複数の会社に応募し、面接を受けて登録しましたが、そのうちの2社で、求人サイトに記載されていた時給よりも時給が低い案件ばかりが現在募集中の仕事として紹介されており、この事実は、実際に面接を受けてその会社に登録するまで、分からなかったです。自分の勘違いかと思って、求人時に提示されていた時給と、実際に紹介される仕事の時給を書き出してみましたが、やはり相違がありました。

    私はこれまで、スーパーマーケット(開店前の品出し)や、テーマパーク、飲食店、映画館などでアルバイトをしたことがありますが、すべて求人広告通りの時給だったので、ショックを受けました。

    過去に登録制のアルバイトに登録していた時も、たしか求人広告通りの時給だったと思うので、人手不足と言われている昨今は時給を偽らないと人が集まらないのかなあと思いました。でも、採用の時に実際の時給が違うとなったら、人手不足だけにみんな他の会社に行ってしまうでしょう。ひょっとして募集している会社は、きっぱりと断れなくて流されやすい人がひっかかればいいや、と思っているのかもしれません。

    人に流されやすいと友人に言われたこともあるので、自分をしっかりと持って、必要なときは毅然とした対応をしなければ自分を守れないと思いました。

    初めて試食販売の仕事をしました

    先日、登録制のアルバイトで初めて試食販売をしました。
    スーパーでフルーツをお客さんに試食してもらったのですが、当たり前なのですがやはり試食をしてもらえたら嬉しい、買ってもらえたらもっと嬉しい、ということが分かりました…(^^;

    私はこれまで、買うかどうか分からないのに試食をするのは申し訳ないなぁと思い試食はあまりしなかったのですが、試食販売をされる方の気持ちが分かったので、これからは買ってもいいかなと思えるものや販売員さんの感じが良い場合は試食して、美味しかったら販売員さんを応援する気持ちで買ってみようかなと思います。

    当日は8時間勤務(内1時間休憩、ただし30分前到着)だったのですが、私はスーパーの建物の中で迷ってしまい(複数の店舗が入るビルだったため、控室から店内に戻るルートが分からなくなりました)、バタバタと走り回って、ヘトヘトになりました…(>_<)

    私は人の顔を認識することに、いつも一番エネルギーを使います。
    朝、仕事の指示をくださった現場の責任者の方がどの方なのかすぐに分からなくなってしまい、「帰りにどの方に声をかけたらいいんだろう?」と8時間以上悩んでいました。お店のスタッフが近くを通る度に、「この方だったかなぁ…?うーん、似てるような、違うような…」と考えていました。スーパーは働いている方の人数が多いのと服装が似ているので、私にとってはそこで働くのは大変でした…。

    過去にチラシ配りのアルバイトをしていた時に思ったこと

    かなり昔、登録制のアルバイトでやったことがある仕事は、パン工場勤務、葬儀の受付、お寿司屋さんのチラシのポスティング、コンタクトレンズ屋さんのチラシ配りなのですが、この中で一番長くやったのは、コンタクトレンズ屋さんのチラシ配りでした。

    当時、コンタクトレンズ屋さんのチラシ配りに関しては、A社とB社の2社に登録をしていました。
    どちらの会社も、コンタクトレンズ屋さんのチラシを配る(クライアント先である、コンタクトレンズ屋さんに行ってチラシをもらい、店舗前で配る)という、業務内容は全く同じものだったのですが、A社よりもB社のほうが時給が少し高かったので、まずはB社の案件に申し込み、働くことにしました。

    B社での仕事のやり方は、1時間ごとに配らなければならないチラシの枚数が決まっており、もし配れなかった場合にはその都度B社に電話をしなければいけませんでした。
    かなり無理のある枚数設定だったと思いますが、最初の1時間で規定の枚数が配れなかったため、B社に電話をしたところ「君みたいに仕事ができない人は初めてだ」と言われショックを受けました。社長らしきその人物からの言葉に傷付いたので、すぐにB社は辞め、A社のほうで働くことにしました。

    A社のほうも1時間ごとに配るチラシの目安があり、配れなかった場合は同じくA社に電話をする、という決まりだったのですが、A社の場合は電話をしても「分かりました。引き続き元気にがんばってください」と言われるだけだったので長く働くことができました。

    私はいつも真剣に仕事をしていたので、コンタクトレンズのお店の方からはよく「一生懸命笑顔でがんばってくれてありがとう!またよろしく頼むね!」と言われることが多く、アルバイトを辞めてからもコンタクトレンズを買う時には、自然とA社のクライアント先のほうのコンタクトレンズ屋さんに行っていました。

    この経験から、もしも今後私が人を雇うようになっても、人をバカにするようなことは決してしないようにしようと思います。(ちなみにA社でアルバイトをしている時、バイト仲間にB社での出来事を話したら、「ああ、あの会社ね。私も前、同じことを言われて辞めたよ」とのことだったので、色んな人に同じことを言う会社だった、ということが分かりました)

    派遣スタッフの人を大切に扱う大切さ

    コンタクトレンズ屋さんも、今回試食販売でお世話になったスーパーも、普段はお客さんとして利用するお店です。

    最近数回行っているあるお店の女性店長さんは毒舌な方で、「ああ、このお店はちょっときついなあ…」と最初は感じていました。
    でも私はとにかくどんな人にも丁寧に接するように心がけているので、その店長さんにも誠意を持って接し続けていたところ、次第に身の上話をしてくれるようになり、親近感を持つようになりました。

    大変な過去を持った方だったので、私は「そっかあ…、だから自分を守るために強がっているのかなあ」と思えるようになりました。(だからといって、人の悪口を言うことはやめてほしいのですが…(^^;)
    今は、私に対しては親切に接してくれるようになりました。

    「どうせ一回とか数回しか会わないんだから」と派遣スタッフを雑に扱うよりも、人として誠意を持って接していれば、いずれそのお店の評判は世間に広まり、そのお店の業績にも影響してくると思います。
    チラシ配りなどは、「誰にでもできる仕事」として下に見られがちかもしれませんが、働いているほうは、しっかりと周りを観察していること、様々なことを感じているということを知ってもらえたらと思います。

  • 美容モニターのアルバイトに応募してみたら・・・

    美容モニターのアルバイトに応募してみたら・・・

    大手求人サイトから、美容モニターのアルバイトに応募してみました

    先日、私は大手の求人サイトに掲載されていたA会社の、美容系モニターのアルバイトに応募し説明会に参加してきました。
    説明会に参加して、これから美容系モニターへの応募を考えている方のために、気をつけるべき事を伝えたいと感じましたので、今回の体験を報告しようと思います。

    コスメやエステ、健康食品などを試して感想を送るだけ、しかも「自己負担があるモニターは現金で前払い」「1商品あたり報酬例1,000~5,000円」となっていたので、「そんなに美味しい話があるのかなあ?でも大手の求人サイトに載っているんだから、大丈夫かな」と思いながら応募しました。

    説明会の様子

    応募後、間もなくA会社から説明会の案内メールが来たため、説明会参加の予約をし、当日説明会会場へ。
    会場はお洒落な場所にあり、室内も明るくて、女性スタッフ2名が司会進行されていたのですが、お二人そろって美しい方でした。

    入り口で「本日はA社とB社、どちらの会社に応募されましたか?」と聞かれ、「A社です」と答えると、二つあるテーブルのうちの片方へ案内されました。B社というのは、同じく大手求人サイトに掲載されていた会社名で、私は今回アルバイトに応募する時にB社も応募しようか迷っていたのですが、説明会に参加して初めて両社がグループ会社か提携している会社であることを知りました。

    私を含め10人前後の応募者が揃い説明会の開始時間になると、「本日はA社とB社の合同説明会にお越しいただきありがとうございます」との挨拶から始まり、仕事の案件一覧が載った紙などが配られました。

    司会者「ところで皆さんは、日本人女性は美容代に1か月あたりどのくらいお金を使っていると思いますか?(参加者名が載った紙を見ながら)はい、では○○さん、どの位だと思いますか?」
    指名された参加者「えーっと、〇円位でしょうか?」
    司会者「近いですね!実は一か月あたり、約3万円なんです。でも本日、こちらの案件すべてにご応募いただくと、5万○千円(正確な金額は記憶が不確かです)も節約できてしまうんです!」

    美容系以外にクレジットカード作成も求められることに

    ここまでですと、ただの良いバイトなのですが、案件一覧を見ると、脱毛サロン、健康食品、化粧品に混じって、クレジットカード作成というのが3件も。さらに「保険会社の合同説明会で説明を聞く(保険会社勤務者は対象外)」という案件までありました。

    司会者「では、こちらのサイト(A社とは別会社が運営する美容モニターサイトでした)に登録していただき、ログインしてください。ログインしたら、すでに持っているカード、行ったことのあるお店、使ったことのある化粧品以外はすべて応募してください。」
    参加者の一人「あのー、全部応募しないといけないですか?好きな物だけではだめですか?」
    司会者「仕事としてやっていただくので、お願いします。もしどうしても応募できない案件がある場合は、その理由をお聞かせください」

    決して威圧的な言い方ではなかったのですが、私は「美容モニターとして応募したのに、なんでクレジットカードを3枚も作らなきゃいけないんだ?」と疑問に思い始めました。
    それぞれのモニター報酬を見ると、化粧品や健康食品は、報酬から商品代金を差し引いた金額は一件につき100円にしかならず、クレジットカードを作った場合にはカード1枚につき報酬は2,000円でした。

    「これはなんか変だなあ。入社お祝い金として、〇件申し込めば、〇円もらえると書いてあるけど、これは入社というより、ただモニターサイトに登録して応募するだけの話なのに…。あえて『入社』という言葉を用いて、応募しなくてはいけないような感じを出しているのかなあ」と思い、この美容モニターのアルバイトは辞めることにしました。

    会社の口コミを検索してみました

    もし、この美容モニターのアルバイトをやっていたらどうなっていたのかなと思い、今回の会社や、登録した美容モニターサイトのクチコミをネットで検索してみました。

    すると「きちんとレポートを書いたのに非承認となり、お金が払い込まれない」「期日になってもお金が振り込まれず、問い合わせをしても答えてもらえない」というクチコミが多く見られました。やはり、このアルバイトはやらなくて良かったです…(^^;

    友人からのアドバイス

    インターネット上で商品やサービスを紹介して、その広告を表示し、その広告から申込みがあった場合に報酬を受け取ることができる仕組みをアフィリエイトといいます。当サイトでもサーバー代の足しにと広告を貼っていますが、報酬が数円、数十円の世界です。

    そういった仕組みに詳しい友人から聞いた話では、クレジットカード入会の報酬は桁が違って万単位になるのはざらにあるようです。
    この友人が推測する、今回のモニターアルバイトの仕組みについていろいろ聞きました。

    「恐らくアフィリエイトの仕組みを使って、1件万単位の報酬に対して2,000円でバイトを集めてきてその会社のサイトで登録させているんでしょう」

    「よく、インターネット上で様々なクレジットカードの会費や特典などを比較した記事を目にすることがあるかと思います。そもそもアフィリエイトとは、こういった読者が知りたいことについて記事を書くことで読者を集め、対象の商品の宣伝になり報酬をもらうというものです。モニターアルバイトのこのやり方は、アフィリエイトの趣旨とも違ってきますね」

    「金融機関が融資をする際にその人の財務状況を参照する個人信用情報機関というのがあります。
    カードを作る際には、その個人信用情報機関にカードを申し込んだことやカードを作ったという履歴が記録されます。履歴が残って即座にどうということはないですが、あまり多く作ったり、今回のように一度に3枚作ったりすると、将来、自動車ローンや住宅ローンを申し込んだ際に金融機関の審査担当からはリスクの高い人というような印象を持たれる可能性はありますね」

    「バイトには個人信用情報に記録されることは説明しないで利益を持っていく、社会の仕組みを知らない人を搾取する会社があるということですね。こういった会社に搾取されないようにするには、社会の仕組みに興味を持つという姿勢が大事だと思います」

    私は知らなかったことが多いので、覚えておこうと思います。

    モニターのアルバイトについて感じたこと

    モニターサイトでも、きちんと運営されているところもあるようですが、今回の体験から、クチコミなどの情報をしっかり検索してからモニターに応募したほうが良いと感じました。

    説明会のその場でモニター応募やクレジットカード申込みをさせられそうになった場合、よくよく考えて納得してから申込むべきと感じました。もし、内容に納得できない場合には、周りの雰囲気に流されず、しっかりと断るべきだと思います。

    そして、知識が無いせいで搾取されないよう、常に社会の仕組みに興味を持つということをしていきたいと思いました。

    なお、「雇用主が給料を支払ってくれない」などの労働問題に関する相談ができるところとして、厚生労働省のホームページに「総合労働相談コーナーのご案内」がありましたので、リンクを貼らせていただきます。

  • 人の辛さは、見た目では分からない

    人の辛さは、見た目では分からない

    もう何年も前のことになりますが、ひょんなことから、私よりかなり年上の女性Aさん(JWとは無関係の方です)と知り合い、よく一緒にご飯に行っていました。

    Aさんは実年齢よりも10歳以上若く見えるとても綺麗な方でした。でもAさんは、とてもお辛い経験をされていて、長い間落ち込んでいると語られていました。
    一緒にご飯に行く約束をしても、当日になって「どうしてもまだ家を出られないから、待ち合わせ時間を遅らせてほしい」と連絡がくることがあり、また会って話をしていても、どれほどご自分が辛いかを延々と語られたりすることもありました。

    Aさんは、元気な時にはごく自然に会話を楽しんでいたので、私は「普通、苦しんでいる人というのは、もっとやつれているんじゃないのかなあ。大げさに言っているのかも。現に、今こうやって普通に会話しているんだし…。本当に苦しんでいたら、もっと老け込んでいて、こんなに穏やかな雰囲気を醸し出すことはないんじゃないのかなあ…」と思っていました。

    ところがここ1年ほど、私自身がとても落ちている期間が長く、「人には乗り越えられない試練は与えられないというけれど、もう限界かもしれない…」と思っていました。

    どうしても家を出られず、習い事を何度もキャンセルしたりしていました。電車に乗って、何とか教室まで行こうとしても、電車を降りる頃に体調が悪くなり、開始時間直前にキャンセルしたこともありました。(決してその習い事が嫌いだったわけではなく、行くのを楽しみにしていました)

    外に出られるようになって、久しぶりに教室に行ったところ、先生が私の顔をじっくりと見て、「大丈夫そうね」と安心したようにおっしゃったので、私は「そっかあ。私は辛くても、周りの人たちから見たら、大丈夫そうに見えるのかあ…」と思いました。(まあ、その時にはかなり回復していたということもありますが…)

    Aさんが本当に辛かったんだろうなということは、自分自身が体験をして、ようやく分かりました。
    傍目からは、元気そうに見えても、実際にはすごく苦しんでいる人がいる、とういうことを心に留めておきたいと思います。

  • 世に生を得るは事を成すにあり – 坂本竜馬

    世に生を得るは事を成すにあり – 坂本竜馬

    竜馬のように目的に向かって突き進みたい

    歴史上の人物の中でも特にかっこいいと思うのが坂本竜馬なのですが、竜馬のまっすぐな生き方には女性の私でも惚れてしまいます。
    私はこの一年ほど、色々なことが重なり、低空飛行している期間が長かったのですが、最近、竜馬の下記の言葉が胸に響きました。

    「世に生を得るは事を成すにあり」

    意味:人生には目的がある。人間は、大事な目的を果たすために、生まれてきたのだ。その目的を早く見つけよ。目的に向かって突き進んでこそ、人生は輝くのだ。(木村耕一著 『人生の先達に学ぶまっすぐな生き方』より引用)

    私も竜馬のように目的に向かって突き進みたいところなのですが、なかなかうまく行かず、心が不調になり始めるとただ生きるだけで精一杯になってしまい、夢も忘れてしまいます。

    夢を実現する宝地図

    どうすれば低空飛行の時でも夢を忘れずにいられるか、できるだけ落ちずにいられるかと考えていました。

    そんな折、最近ある方にいただいた本の中で、夢を実現させるために、夢や目標、ビジョンについての写真や文字を1枚のボードに詰め込む「宝地図」を作ることが勧められていました。

    かなり前から宝地図については聞いたことはあったのですが、ネーミングに怪しいイメージを感じたのと(ゴメンナサイm(__)m)、作るのが面倒くさそうな感じだったので、これまで作ったことはありませんでした。
    でも今回ネットで宝地図についての評判や、合う人合わない人についても調べてみたところ「もしかしたらこの方法は自分に合うかも。ちょうど今が作るチャンスかもしれない」と思い、図書館で以下の本を借り参考にしながら作ってみました。

    宝地図を作るということは、以下の意味があるのだそうです。

    『自分の夢を表現した文字や写真』を上手に活用し、『思考力』を高めるツール。文字を書き記すだけでなく、写真や絵というイメージの力を最大限に活用することで、誰でも『夢・目標』という『思考』を、確固とした形で維持することができる。
    (本書前書きより引用)

    本によると2時間位で宝地図はできるそうですが、私は考えることと作業が超スローペースなのと、うちにプリンターがないのでコンビニを10往復位して(不審者…?(^^;)、20時間位かけてようやく完成しました。

    見ていると、本当に夢が実現しそうな気がしてくるので、苦労して作った甲斐があります(*^^*)
    もちろん、ただ眺めるだけではなくて、ここから夢の実現のために計画を立ててスモールステップを積み上げていくのですが、「ゴールから目標を決める」この方法、いいなと思います。まだ始めたばかりなので、いずれ良い報告ができればいいなと思います。

    竜馬はこのような宝地図は作っていませんが、きっと心の中に新しい日本の姿をありありと思い描いていたのだと思います。だからこそ、風雲の中に孤立しても、正義を唱えることができたのだと思います。
    自分を奮い立たせるために、今回作った宝地図の中に竜馬の写真と言葉を入れました。プラス、ウォルト・ディズニーと吉田松陰という豪華顔ぶれで私にエールを送ってくれています(*^^*)
    この宝地図の紙が部屋の壁に貼ってあるだけで、今までよりモチベーションを高く保てそうです♪

    東京にも竜馬の像があります

    品川区に、平成22年に建立された二十歳の竜馬像があることを知り、会いに行ってきました。

    ちょうどここに滞在していた頃の二十歳の竜馬像とのことで、京急本線立会川駅からすぐのところにありました。(住所:品川区東大井2-25-22/北浜川児童遊園)
    この像には平成11年に修復された高知県桂浜の像の金属片が溶かし込んであるそうです。
    (二十歳の龍馬像除幕式に関する品川区の記事はこちらです)

    この像から数百メートルのところに、復元された「浜川砲台」もあるとのことだったので、行こうとしたのですが、この近距離で見事に道に迷いました…。優しい女子高生の方に道を案内していただき、無事にたどり着きました。(女子高生さん、その節はデート中だったにも関わらずご親切にありがとうございましたm(__)m )
    龍馬の江戸滞在中にペリーが来航し、彼は土佐藩臨時御用に徴用され品川海岸で浜川砲台の警備に当たったのだそうです。(住所:東大井2-26-18/新浜川公園)
    (浜川砲台復元完成披露記念式典に関する品川区の記事はこちらです)

    ちなみに竜馬像の所で写真を撮っていた、出張中とおぼしきスーツケースを引いたサラリーマンの方がいらっしゃったのですが、この砲台の所でも再びお見かけしました。竜馬ファン、多いですね(*^^*)
    立会川駅は、品川駅から2駅と近いので、出張中の方にも人気があるようです。


    この倉庫らしい建物の壁に描かれた竜馬の絵が可愛いかったです(*^^*)

  • また、お菓子を作ってみました。

    また、お菓子を作ってみました。

    立て続けに、お菓子を作ってみました。(まずい。このペースで作ってたら、横に大きくなってしまう…(>_<))
    子どもの頃、実家に『たのしいお菓子―ホームメイド』の本があり、私はその本の中にあった「レアヨーグルトケーキ」を何度か作ったことがあります。

    こちらの本は、ご著者で料理研究家の小林カツ代さん(故人です)の素朴なエッセイと共に、身近な材料でできるお菓子が紹介されており、読んでいると思わずお菓子を作りたくなる本です。(今アマゾンで見たら、プレミアム価格になっていました。きゃあ。)

    作ってみたレアヨーグルトケーキがこちら。
    オーブンがなくても、そして特別な材料がなくてもできてしまう、優しい味わいのケーキです。

    私は子どもの頃、「お母さんは入信前は、お菓子作りをしていたのかなあ…。」と思いながらこの本を眺めていました。
    甘いもの好きのお母さんと、いつか一緒にこのケーキを食べられる日が来たらと願っています。

  • 子ども時代にやってみたかったことをしました

    子ども時代にやってみたかったことをしました

    エホバの証人だった子ども時代、私は自由にお菓子を作ることはできませんでした。教義でお菓子作りが禁止されていたわけではありません。

    信者同士のお茶会やお食事会(「交わり」と呼びます)の時に、各自が食事やおやつを持ち寄ったりしていたのですが、その際に信者たちは手作りのお菓子を持っていくこともありました。そのような時にはうちでも作ることを許されたのですが、信者が集う場に行くこと自体が憂鬱だった私は、「交わり」のために自分で作ったことがあるかどうか記憶がありません。

    うちの場合は、宗教活動とそのための行動(この場合は「交わり」のためのお菓子作り)以外のことをすると、「そんな無駄なことをして!もうすぐハルマゲドンが来るのに、そんなことやっている場合ではないでしょ!」となる(毎回ではありません。母の機嫌次第です)ので、様々なことに罪悪感を持つようになっていきました。

    交わり以外の機会に何度かお菓子を作ったことはありましたが、母は「お菓子は、作るよりも買ったほうが早い。その分奉仕(布教活動)に行ける」という方針だったため、母の怒りに触れないかびくびくしながら作っており、次第に「心臓に悪いのでやめよう」という結論に達してやめました。

    私は小学校の図書館で、「わかったさん」シリーズのお菓子の本を読んだりしながら、「いつか自由にお菓子を作れるようになったらいいなあ…。」と思っていました。

    最近、久しぶりにわかったさんの本を読んで、「そういえば、もう自由の身なんだし(気が付くの遅い!!)、子ども時代に作ってみたかったものを作ろう!」と思い立ち、クレープを作りました。クックパッドのレシピも参考にしながら、生地には豆乳を使ってみました♪
    中身は生クリームとバナナです。

    そういえば、屋台のクレープを買ってもらうのも、夢だったなあ…。(屋台のクレープを食べたいという夢は、自分で働けるようになってから、叶えました(*^^*))

    それにしても、「わかったさん」シリーズの本、懐かしかった…(*^^*)
    姉妹篇の「こまったさん」シリーズも好きでした。

    作っていたら楽しくなってきたので、100均でチョコペンを買って、お絵かき…☆

    私は脱会して18年の年月が経っていますが、友人の観察によると、まだまだ教団の教えやトラウマに囚われているようなので、小さなことでも、本当に自分がやりたいことをできるようになっていきたいと思います。

  • 『情けは人の為ならず』アルバイトを通して感じたこと

    『情けは人の為ならず』アルバイトを通して感じたこと

    私はここのところ、レストランとラーメン屋さんでアルバイトをしていました。今回の勤務を通して感じたこと、反省したこと、考えたことを記事にします。

    自分のハンディキャップを隠さずオープンにしないと益々苦しくなる

    今年に入ってから、あるレストランにアルバイトの応募をしました。

    私はこれまでファミレスやうどん屋さん、テーマパーク、スーパーなど様々なアルバイトをしたことがあり、とろいなりにも何とか業務をやってきたので、今回も大丈夫だろうと思い、自分が相貌失認であることを伝えずにオーナーさんとの面接を受けてしまいました。
    そして雇ってもらえることになったので、そのまま研修へと進むことに…。

    ところがそのお店は、これまで勤務したことのある飲食店よりもずっとお客さんとの距離が近く、常連さんの顔を覚えて「○○様」とお名前をお呼びしながら接客することが求められるお店だったのです。

    初日はオーナーさんが私に付きっ切りで仕事を教えてくださったのですが、予想以上にお客さんとのコミュニケーションを取るスタイルのお店であること、そしてそのようなコミュニケーションによってこれまでオーナーさんが数多くの方々との人脈を築いてきたことを知りました。

    初日の研修を終えて「私がこれからこのお店で働けば働くほど、これまでオーナーさんが築き上げてきたものを壊してしまうことになる」と感じ、辞めることにしました。

    面接の時点で、相貌失認であることをお伝えしていれば、オーナーさんの貴重な時間と労力を使わせずに済んでいただろうと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになり、「今後アルバイトや仕事の面接を受けるときには、きちんと伝えよう」と反省しました。

    また、そのようなハンディキャップを隠して無理に取り繕おうとすると、無理が無理を呼び非常に苦しい状況になってしまうのを体験しました。自分の状況をオープンにして周りに理解していただいた方が気持ちが楽になり、よりいい仕事ができるようになると思いました。

    相手の立場に立って考え行動する

    次に、ラーメン店でのアルバイトの面接を受けたのですが、その時にもそのお店のオーナーさんが面接をしてくださいました。そのオーナーさんをA氏とさせていただきますが、A氏の口から出た言葉が私にとっては衝撃的でした。

    大抵、アルバイトの面接というと「週にどれくらい働けるの?」と聞かれるのが一般的かと思いますが、A氏は「どのくらいお金が必要なの?」とこちらの働く理由を主眼において、必要な金額に合わせてシフトを調整するように気を配ってくださったのです。
    さらに私に本業があることを知って「お店の状況次第では、もし急遽本業のほうの仕事が入ったら、退店して本業の仕事に向かっていいから」とまでおっしゃってくださったのです。

    普通だったら、お店経営の立場から従業員のシフトをどのように組むか、ということを優先して考えるところ、このように働く人の立場に立って従業員の業務を考えているところが非常に驚きでした。

    また、前のレストランでのアルバイトの教訓から、私が相貌失認であることを伝えたところ、「気にしなくて大丈夫だよ」とおっしゃってくださったので、気が楽になりました。

    A氏は非常に大変な子ども時代を過ごされた方なのですが(エホバの証人とは無関係の方です)、たくさんのお辛い思いをしてこられたせいか、周りの方々の気持ちを察して気を配り、立場のある方であるにも関わらず周りの方々に感謝をし続ける、器の大きな方でした。

    正社員、アルバイト問わず、従業員一人一人を大切にしていらっしゃり、従業員の方々から慕われていました。
    そして従業員の方々もA氏の想いに応えるべく、少しでもお客さんに喜んでもらおうと、A氏がお店にいない時にも清掃や調理、接客を心を込めて行っていました。

    たとえば、そのラーメン店のラーメンは特に麺が伸びやすいため、提供時にお客さんが席を外していて、少し時間が経ってから戻られたお客さんには、もう一度ラーメンを作り直したりもしていました。
    また店内は、お客さんがゆったりと過ごせるような工夫がされていました。
    そしてA氏の経営するお店で十数年前にアルバイトをされていた方から今でも連絡が来て、再会されたりもしていたので、これまで長い年月誠意を持って人と接してこられた方なんだということも分かりました。

    A氏のラーメン屋さんは、ラーメンがとても美味しいことで有名で、今もどんどん発展を続けているのですが、そのようにとても人気があるのは、A氏が日夜美味しいラーメンの新メニュー開発に挑んでいる上に、A氏の温かいお人柄で、老若男女問わず会う人会う人をファンにしていっているからこそだと思います。

    情けは人の為ならず

    現在、日本中が人手不足で従業員を雇用できずに事業を縮小・撤退する企業が後を絶ちません。特に飲食店でアルバイトが集まらない問題は深刻化しています。牛丼チェーンなどではアルバイトが集まらず、営業時間を短縮したり閉店した店舗も多いそうです。

    そんな中、従業員がモチベーションを持って働くことができ、お店と従業員が良い関係を築くことができていることが、A氏のラーメン屋さんが発展し続けている理由なのかなと想像しています。

    働く人・お客様の立場に立って考え、行動することが、結果的にご自身の店舗経営の発展に大きく寄与している状況を見たとき、私は『情けは人の為ならず』ということわざを思い起こしました。

    人との出会いに感謝

    私はいまだにアルバイトとの兼業生活を続けていて(参考過去記事:「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら」に変えよう!!)、いいかげん、そろそろ本業のみで食べていければとは思っていますが、もしすぐに本業が軌道に乗ってしまっていたとしたらA氏との出会いはなかったので、これも意味のあることなのかなと思っています。

    精神論を説いているわけでもない、飲食店の一人のオーナーさんが苦労を重ねながらも愚痴も文句も泣き言も言わずに、愛と感謝に満ちた日々を送られているお姿を見て、自分はまだまだだなあと感じました。

  • ひとり親家庭でお子さんの養育に不安を抱えている方へ

    ひとり親家庭でお子さんの養育に不安を抱えている方へ

    ひとり親家庭で、お子さんの養育に不安を抱えている方へ…

    夫婦のうち片方の配偶者がエホバの証人になると、宗教問題ゆえに夫婦関係が悪化し離婚するケースが多いため、会衆内にも多くのひとり親の家庭が見受けられます。そのような方からのメッセージをいただいたこともあり、相談先を探してみました。

    全国の離婚件数は増加傾向にあり、とりわけ女性(妻)が子の親権を行う離婚も増えています。この多様化する育児生活を支えるため、ショートステイやトワイライトステイ等の在宅支援サービスがあります。まずは最寄りの福祉行政窓口に相談してください。(中略)民生・児童委員は地域に密着した相談相手です。こうした方々にも相談してみてください。子どもの養育に自信がなくなったときは、児童相談所や子ども家庭支援センター・児童家庭支援センターなどが相談に応じます。
    『三訂版もうひとりで悩まないで!教師・親のための子ども相談機関利用ガイド』より

    母子家庭ゆえに、子どもの成長に問題が起きないか心配する声も聞かれますが、母子家庭だから問題が起きるということはありません。精神科医でスクールカウンセラーでもあり、数々の本を出版されている明橋大二氏はご著書の中でこのように述べています。

    暴力的で借金を繰り返すようなお父さんなら、いないほうがまし、という例はいくらでもあります。
    逆に、お母さん一人の手で苦労して育てられて、恩を感じてりっぱに生きている子どもたちもたくさんあります。
    ただ一つだけ感じるのは、母子家庭だから、人よりも強い子に育てなければ、と、あまりに肩に力が入っているお母さんがいたら、その力を、少しだけ緩めてほしい、ということです。
    その力は、子どもに無理な自立を強いますし、お母さん自身も苦しくなります。
    一人で子どもを育てる、というのは、本当に大変なことです。
    そのたいへんなことをしている自分を、ぜひ、ほめてあげてほしいのです。
    そういうりっぱなお母さんに育てられた子どもは、きっと幸せです。
    明橋大二著『子育てハッピーアドバイス3』より(過去記事にてご紹介しております)

    私も本当にそう思います。

    また、母親が働きに出ていると、「子どもが寂しい思いをしているのではないか」と不安になるかもしれませんが、子どもは成長するにつれ、寂しさを乗り越え、働く母親を尊敬し、信頼を感じるようになっていきます。

    母親の就労の有無による、子どもの発達や成長には発達的差異はなく、むしろ小学4年生以降では「お母さんはイキイキしている」という見方が、就労している母親の子どもに多い傾向にあります。

    地域の親子と出会える子ども食堂

    全国で「子ども食堂」という、「食」を通じて子どもたちの居場所をつくる取り組みが広がっています。子ども一人でも入れ、無料もしくは低額で温かくて栄養のあるご飯が食べられるそうです。
    親御さんもお子さんも、このようなところで一緒にご飯を食べることで、地域の方々とつながることができるかもしれません。
    参考:名づけ親が言う「こども食堂」は「こどもの食堂」ではない

    子が宝なら、母親もまた宝です。すべての親子の未来が幸せなものであることを願っています。

    川島真彩

  • 大根、あれこれ

    大根、あれこれ

    今回は、私が好きな大根料理3種のレシピと、美味しい大根の選び方、保存法などを…♪

    ☆大根のぴりっと炒め

    DSCF3088

    材料

    大根2分の1本 大根の葉適量 赤唐辛子適量 油大さじ1杯 だしの素小さじ3分の1杯 しょうゆ大さじ1杯 塩少々

    作り方

    1. 大根を細めの拍子木切りに、大根の葉は適当な長さに切る。赤唐辛子は種を取って輪切りに。
    2. 鍋に油を入れて赤唐辛子を炒め、大根を加えて透き通るまで炒める。
    3. だしの素、しょうゆ、塩を入れ、大根の葉を炒め合わせて出来上がり☆

    ☆牛肉と大根の炒め物

    DSCF3097

    材料

    大根5分の1本(200g)大根の葉適量 牛薄切り肉100g
    ごま油大さじ1杯 豆板醤小さじ1杯 調味料A(しょうゆ大さじ2杯 酒大さじ1杯 砂糖大さじ1杯 中華スープの素小さじ1杯)

    作り方

    1. 大根は皮をむいていちょう切りに、大根の葉は適当な長さに切る。牛薄切り肉は食べやすい大きさに切る。調味料Aは合わせておく。
    2. 鍋にごま油を熱して豆板醤を炒め、香りが立ったら牛肉を炒め、肉の色が変わったら大根を加えて炒め合わせる。
    3. 水200mlを加えて煮立て、合わせたAを加えて大根が柔らかくなるまで煮込む。汁気がなくなったら大根の葉を加えて軽く火を通して出来上がり☆

    ☆大根と豚肉のミルフィーユ

    DSCF3095

    材料

    大根3分の1本 しゃぶしゃぶ用豚肉150g 水菜適量 ごまだれとポン酢しょうゆ 各大さじ1と2分の1杯 サラダ油大さじ2分の1杯

    作り方

    1. 大根は皮をむいて薄い輪切りにする。水菜は3~4cmの長さに切る。
    2. ごまだれとポン酢しょうゆを混ぜ合わせて、たれを作る。
    3. フライパンにサラダ油を熱し、大根を入れて少し焦げ目がつくまで炒め、取り出す。同じフライパンに豚肉を広げて入れて炒める。両面を焼き、取り出す。
    4. 器に、大根、肉、水菜の順に重ねていき、一番上を大根にして水菜を飾り、たれをかけて出来上がり☆(写真では、間に水菜を挟んでいませんが…^^;)

    美味しい大根の選び方

    • 葉の色が鮮やかな緑で、みずみずしいもの。(黄色いものは古い)
    • ヒゲ根が少なく、ハリとツヤがあり、ずっしりと重みがあるもの。根の下部にある毛穴のようなでこぼこは、少ないものが良質。

    大根の保存方法

    • 葉のついた大根を買ってきたら、すぐに葉と根を切り分け、葉はゆでて保存する。(葉つきのままだと葉から水分がどんどん蒸発するため)
    • 丸のままの根は新聞紙に包んで冷暗所で保存する。
    • 使いかけはラップに包んで冷蔵庫の野菜室で立てて保存する。

    大根についての豆知識

    • 大根は上のほうが甘く、下にいくほど辛みが強くなる。
    • 葉に近い首の部分は甘みが強く、やや固めなので、おろしやサラダに。おろすとビタミンCが減少するので、酢を加えると良い。
    • やわらかい中央部分は、おでんやふろふきなどの煮物向き。
    • 先端付近は辛みを活かして、薬味向き。

    大根は民間療法の宝庫

    大根には抗炎症効果があるので、昔から様々な腫れや痛みに用いられてきました。

    • 風邪でのどが痛むとき…おろし汁にはちみつを入れて飲む。(1歳未満の子には、はちみつはNGです(>_<))or 大根おろしのしぼり汁にしょうが汁少々を加え、お湯割りにして飲む。
    • 二日酔いに…おろし汁にはちみつを入れて飲む。
    • 口内炎に…茶碗3分目くらいの大根おろしを毎食食べる。

    また、肩こりやにきび、冷え症などにも効くようです。こちらに大根の効用について書かれているページを見つけました☆

    ちなみに私は大根おろしが大好きで、よく食べるのですが、おろすのが面倒…。そこで電動大根おろし器 「おろしちゃん楽々」を使っています。ユーザーの評価は分かれているようですが、私はけっこう気に入っています(*^_^*)

    2016年12月1日加筆修正:
    以前は「おろしちゃん楽々」を使用していましたが、最近、大根おろしだけではなく、とろろなども作りたいと思い、森修焼の「味おろし」を愛用するようになりました。楽天のクチコミにあるように、すぐに溝は満タンになってしまいますが、これでおろしたものは、優しい口当たりになり、美味しく感じます♪

  • 大山(神奈川)に行ってきました

    大山(神奈川)に行ってきました

    先日、大山(神奈川、1252m)に行ってきました。
    昨年は山頂まで行ったのですが、今回はあいにくのお天気だったため、阿夫利神社下社までにしました。
    今回はいつも一緒に行く友人達とは予定が合わなかったため、一人で登ろうと出発。

    伊勢原駅北口からバスで25分、大山ケーブル駅バス停からスタート。
    バス停から、大山名物のコマが掘り込まれた石段を登ります。石段の両側には大山豆腐を売るお店や食事処、お土産屋さんなどが並んでいます。
    女坂を登って行ったのですが、途中「子育て地蔵」や「爪切り地蔵」などがありました。
    こちらが子育て地蔵についての説明文と写真です。私には子どもがいないので、世界中の子どもたちの幸せを祈願しました。
    DSCF3005 子育て地蔵

    現在、ケーブルカーは工事中のため、9月30日まで運休しているのですが、それを知らずに来てしまった60代のご婦人お二人とこの子育て地蔵のところで仲良くなり、そのまま一緒に登ることに。
    「ケーブルカーに乗って行こうと思って来たから、こんなにたくさんの階段は登れないかも…。無理そうだったら途中であきらめるわ…」と言いながらも、ゆっくりと登り続け、途中から70代のご夫婦と、二人組の山ガール達とも仲良くなり、みんなで遠足のようにわいわいとおしゃべりをしながら阿夫利神社下社まで無事にたどり着けました。

    60代のご婦人お二人は、「いつもだったら、少し歩くと脚が痛み始めるんだけど、今日はこんなに歩いたのになぜか痛みがまったくないわ。やっぱり山には不思議なパワーがあるのかしら。それに、私たち二人だけで登っていたら、多分途中で疲れて引き返していたけど、みんなで登ったから、ここまで楽しく来れちゃったわ!本当に嬉しい!」と、きらきらした笑顔で話されていて、こちらまで嬉しくなりました(*^_^*)

    そしてみんなで阿夫利神社下社近くの広場にある「えちごや」でおやつを…♪ 私は草団子をいただきました。

    そして阿夫利神社下社で参拝をして、ご婦人方とご夫婦とはここでお別れをして、山ガール達と再び女坂で下山。
    途中の大山寺でも参拝をし、ここで人生初の「かわらけ投げ」しました。
     DSCF3013
    直径6センチの土器を、幸運を願って崖下の輪に向かって投げるのですが、これがなかなか難しいのです。
    でも、私は2投球のうち1球が輪をくぐりました! 運動音痴の私でも、たまにはいいことあるものです。
    なお、「かわらけ投げ」についてはこちらのページをご参照くださいませ。

    ちなみにこちらのページでは、輪が茶色ですが、私が行った時には、上記の写真にあるように、赤い色でした。きっと私のような視力の弱い人にでも見えやすいように塗り替えてくれたんだと思います。ありがたや…♪

    そして下山してから、「こうやって知り合えたのも何かのご縁だから…」ということで、山ガール達と大山ケーブル駅の近くに立つ宿坊「旅館 元瀧(もとだき)」で酒盛りタ~イム!!お食事をすることに。
    ここでしし鍋や豆腐懐石をいただきました。 特に、おからを練って揚げた「いがぐり揚げ」(写真上部に写っている、2個並んでいるお料理です)がとっても美味しかったです。衣は、そうめんを揚げたものだそうです。
    DSCF3016 
    お薦めの山の情報や、いろんな話題で盛り上がり、また一緒に登る約束をしました。
    ちなみに元瀧では宿泊だけでなく、日帰り入浴もできるそうです。
    「旅館 元瀧」のホームページはこちらです。

    今回も大自然を満喫し、また心優しい方々と素敵なご縁をいただけました。
    大山は、私にとって特別な山なので、これからも毎年訪れたいと思っています。

  • 旅のエピソードあれこれ

    旅のエピソードあれこれ

    今まで旅をしてきた中で起こったエピソードをあれこれ…。

    北海道を裸足で歩く

    北海道旅行にハイヒールを履いてきた友人。
    途中で足が痛くなり、「もう歩けない」とのことで、スニーカーを履いていた私と交代で、一人はスニーカー、もう一人は裸足で歩くことにしました(*^_^*)文字通り、北の大地を踏みしめながら(といってもアスファルトの上ですが(^^ゞ)の旅になりました…。
    その時は暖かい季節で良かった☆

    北海道一周鈍行列車の旅

    ある年の大晦日。妹と上野駅から鈍行列車で北海道最北端の知床半島まで行ってみることに。
    青森と北海道間だけは特急電車OK、それ以外は普通列車のみ乗り放題というチケットを買い、準備でばたばたしたため大晦日の夕方に出発(チケットがもったいなかったですね…)。
    結局、福島の居酒屋で年を越すことに。

    NEC_0020
    この雑誌の特集につられて

    元旦に、懐かしい雰囲気の列車に揺られて青森まで行き、夜行で青函トンネルを抜け北海道へ。
    途中、三陸鉄道も乗って三陸海岸も通りました。後に震災で大変な被害にあうこの路線には感慨深いものがあります。

    久慈駅前のデパート
    三陸鉄道 久慈駅前のデパート

    駅の改札前のベンチに横になり寒さに震えながら一晩過ごしたり、明け方に列車の出発まで時間がないなか、駅のホームの立ち食い蕎麦で、熱いお蕎麦を火傷しそうになりながら大急ぎで飲み込んだり、釧路の市場の中にある美味しそうな海鮮丼を食べさせるお店に行こうと思っていたのに市場自体がお正月休みだったり(考えてみれば当たり前ですね)と予想外のことが次々と…。

    NEC_0040
    早朝の駅そば

    釧路湿原の中を走る電車からは、タンチョウツルが見えました。

    釧路湿原のタンチョウツル
    釧路湿原のタンチョウツル

    さらに知床半島での宿も決めずに、というか、オホーツク海に面した斜里町という駅で、目の前に来た最終バスに突然思い付きで飛び乗ってウトロというところに行ったのですが、吹雪の中、夜遅くにバスの終点に到着。
    人っ子一人いないバス停(一応小屋のようになっていた)で、ここで寝たら凍死するんじゃないかという恐怖のもと、壁に小さく書いてあった宿に電話してなんとか宿が取れました。
    宿の人が迎えに来てくれましたが、すでに料理人が帰ってしまっているとのこと、また正月だからお店はどこもやってないということで、途中の唯一開いているコンビニに寄ってもらい、日本の北の端まできて部屋でコンビニ弁当を食べるという贅沢をしました(>_<)

    でも、オホーツク海沿いの電車では車窓から厳しい冬の海と駅が見れて素敵でした。

    車窓から見えるオホーツク海
    車窓から見えるオホーツク海
    NEC_0029
    オホーツク海に面した駅「鱒浦駅」

    この旅の行程はこんな感じでした。大分前なのであやふやな記憶といいかげんなメモを頼りに書いたので間違ってるかも…(>_<) 駅そばはいっぱい食べた気がします。
    1日目:上野 → 福島
    2日目: 福島 → 盛岡 → 宮古(駅弁食べる) → 久慈 → 八戸(居酒屋) → 青森(駅そば食べる) → (青函トンネル)→ (車中泊)
    3日目:→ 函館 → (自販機のコーンスープ。ひもじい)(どこかの駅のベンチで寝て始発を待つ)  → (電車の中で駅弁) → 釧路(海鮮丼食べれずラーメン食べる) → (釧路湿原を通る電車) → 斜里町 → ウトロ(コンビニ弁当食べる)
    4日目:ウトロ → 斜里町(駅前のホテルの朝食) → 網走(売店にサンドイッチしかなかった) → (海鮮っぽい駅弁食べる) → 札幌(ジンギスカン食べる) →  函館 → (青函トンネル)→ (車中泊)
    5日目:→ 青森(駅そば食べる) → 花巻温泉 → 一ノ関(安いウニ駅弁食べる) → 仙台(牛たん食べる) → 宇都宮(餃子食べる) → 上野(寿司食べる)

    飛行機苦手

    飛行機が大の苦手な私。いつもアルコールを飲んで、怖さを紛らわしています。
    でも気圧の関係で地上の3倍位酔いが回るらしく、ある時は酔い過ぎて、成田空港に着いたとき、サーモグラフィーチェックの所で、あやうく伝染病と間違えられそうに…(>_<)
    でもあるビジネスマンは、極度の飛行恐怖症で、出張のためにやむを得ず飛行機に乗った時にフライトアテンダントの方に「すみません、機長さんに『がんばってください』と伝えて下さい」と言ったらしいので、上には上がいるものです…。
    ちなみに私はある時には「飛行機が苦手なあなたに―飛行恐怖症を克服する本」という本を読んでから乗り込んだこともあります。(あ、でも今アマゾンで見たら、8400円!!金額のほうが怖い!!)

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    いやあ、旅って面白いですね☆(雑なまとめ方…)

  • ディズニーランドの思い出

    ディズニーランドの思い出

    私は以前、東京ディズニーランドの「れすとらん北斎」という和食のレストランでウェイトレスをしていました。

    それまでにもさまざまな飲食店でアルバイトをしていましたが、ディズニーの衛生基準は、さすがに高かったです。
    そして、ゲスト(お客さん)の方々も、夢の国を満喫されて優しい気持ちになっている方も多く、お帰りになる際に、「美味しかったよ!また来るね!」と声を掛けて下さったり、小さな子どもたちが「おいしいごはんをありがとう☆」という可愛い手紙をテーブルに置いておいてくれたりもしました。
    そうした温かい手紙は、レストランで働くキャスト(一番下に説明を掲載しています)のみんなが読めるようにキッチンの近くに貼っておいたものです。

    ディズニーランドは、少しでもゲストに楽しんでもらえるよう、様々なサービスをしていました。

    通常はお弁当の持ち込みはできないのですが、アレルギーがある場合は、そのご本人に限り、持ち込みがOKでした。そして、せめて雰囲気だけでもお連れ様と一緒に楽しめるようにと、レストランの食器に盛り付けて提供していました。
    また、寝てしまっているお子様がいる場合には、お子様が横になれるよう、ソファ席を優先してご案内したりもしていました。

    また、私が車いすを使用していた時期に、ディズニーランドに遊びに行ったことがあります。
    アトラクションに並ぶ時には、待ち時間は他のゲストと同じなのですが、体調が悪化しないよう、通常の列ではなく、涼しい場所で待っていても良かったり、私が困っているような時にはすぐに飛んできて助けてくれたりと、本当に良くしていただきました。

    「もしかしたら、これには乗れないかな?」とあきらめかけていたあるアトラクションでは、キャストと相談した結果、体に負担がかからないよう、通常のベルトに加え、しっかりと体が固定されるベルトも着けてくださり、楽しむことができました。(もちろん、乗るかどうかの最終判断は自分でしました)
    また、アトラクションの乗り場までの道が車いすでは通れない構造のアトラクションでは、裏の通路から行かせてもらったのですが、私が裏通路を通行中に、ちょうど控室から出てきたキャストの皆さんが笑顔で「ようこそ!楽しんで行ってくださいね!」と言ってくださり、本当にどんな時でも笑顔で対応してくださるんだなあと感動しました。

    さらに、どのアトラクションでも、乗る前の確認時に「非常時にはご自身の足で○メートルほど歩いていただかなくてはいけないのですが、それは大丈夫でしょうか?」といった言い方をしてくださり、こちらの病状などを聞いてきたりはしなかったので、そのような配慮も嬉しかったです。
    夢の国で過ごしたその日は、身体の痛みも和らぎ、温かい気持ちでいっぱいになりました。

    そういった、人々の優しさのあふれる場所だからこそ、ディズニーランドは多くの人々に愛され続けているのだと思います。
    お世話になった「れすとらん北斎」の皆様、大変な時期に幸せな時間を提供してくださったキャストの皆様、本当にありがとうございました。
    私は、キャストを辞めた今でも、ご縁をいただいた方々に癒しや幸せを提供できる人になりたいと願っています。

    キャストについては以下のサイトで説明を見ることができます。
    東京ディズニーリゾート キャスティングセンター

    キャストとは?

    「世界中でもっともすばらしい場所を夢見て、創造することはできる。設計し、建設することもできるだろう。しかし、その夢を実現するには人々の力が必要だ。」 ウォルト・ディズニー

    東京ディズニーリゾートは、青空を背景にした巨大なステージです。ここでは観るものすべてがショーであり、そこにいらっしゃったお客様はショーに参加していただく「ゲスト」、ゲストをお迎えするスタッフは「キャスト(役者)」と呼ばれます。
    東京ディズニーリゾートにお越しいただくすべてのゲストの皆さまに、ハピネスを提供することがキャストの役割です。ここで働くキャストたちは、直接ゲストと接するキャストだけでなく、裏舞台からパークを支えるキャストも、ゲストの喜ぶ姿に幸せを感じながら働いています。
    ウォルト・ディズニーは、キャストに以下のような言葉を贈っています。
    「ディズニーランドを真の魔法の王国に、今、そして将来ここを訪れる何百万人ものゲストが心から楽しめる場所にするのは、皆さん自身なのです。」
    キャストとは、「世界中でもっともすばらしい場所」を夢見てやってくるゲストに魔法をかける重要な存在なのです。
    ここを訪れるすべてのゲストに、ステキな思い出を残してもらうために努力できるひと、またそうしたいと思えるひとを1人でも多くキャストとしてお迎えしたいと思います。

  • サンリオピューロランドで働いていた時の思い出

    サンリオピューロランドで働いていた時の思い出

    私は以前、東京多摩市にある「サンリオピューロランド」のアトラクションスタッフとして働いていたことがあります。ここは、屋内テーマパークで、キティちゃんやマイメロディ、キキララやけろけろけろっぴといったキャラクターたちに会えるところです。
    小規模なので、アットホームな雰囲気があります。
    よく、アトラクションやパレードを待っているお客さんたちとコミュニケーションを取ったり、アドリブで笑いを取ったりしていました。

    私は、キティちゃんと写真が撮れる「キティズハウス」と、3Dの映像に合わせて座席が動く「夢のタイムマシン」という、二つのアトラクションを担当していました。

    「キティズハウス」では、可愛らしいキティちゃんの部屋の中を見学してから、最後にキティちゃんと一緒に写真が撮れる、というもので、スタッフたちは「キティちゃんのお友達」として部屋の案内や写真撮影を行なっていました。

    「夢のタイムマシン」はなかなかスリルのある乗り物で、お客さんたちのテンションも高かったです(*^_^*)
    私は九州生まれなのですが、ある時、九州から修学旅行で来ていた中学生たちと話が盛り上がり、アトラクションが終わってから、「お姉さん、これ、超楽しかったよ!また来るね!」とハイタッチし合ったことも…☆
    それから、このアトラクションは、近未来的なかっこいいコスチュームでした。
    かっこいいポーズ(サイン?)もするので、ここで働きたいと思ってくれる人も多く、ある時、中学生の女の子が「私も将来、お姉さんと一緒にここで働きたいです」と言ってくれたこともあります。
    私は「はい、ぜひ!お待ちしています!」と答えました。
    私はもう辞めてしまったけど、いつかまたあの時の彼女に会えたらなと思っています。

    【働いていた当時のパンフレットです】
    サンリオのパンフ

    また心温まるサプライズもありました。
    私が成人を迎えた年の、成人の日のことです。私は成人式には出席せずに、いつものようにタイムマシンで働いていました。
    休憩時間になってバックヤードに戻ると、社員さんたちが突然クラッカーを鳴らして、「真彩ちゃん、成人の日、おめでとう!!」とお祝いしてくれました。
    私はそれまで、人生の節目のお祝いなどしてもらったことがなかったので、とても感動したのを覚えています。しかも社長さんから、お祝いのお手紙までいただきました。
    このように、お客さんだけでなく、スタッフたちのことも気遣ってくれる温かい会社だからこそ、規模は小さくても、たくさんの人たちに愛されているテーマパークなのだと思います。

    数年前に大幅にリニューアルをして、私が働いていた頃とは変わっていますが、また遊びに行きたいです。