川島真彩の幸せの部屋

「幸せは全て自分の心から生まれる」 ~元JW(エホバの証人)2世からのメッセージ

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人生を劇的に変える秘訣、それは「いいとこみつけ」

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「いいとこみつけ」

人生を劇的に変える秘訣、それは「いいとこみつけ」。
いまいる“場所”、そこにある“物”、そばにいる“命”に「私を生かしてくれてありがとう」と感謝する。
この3つを1日3分続けるだけで、まるで人生の上昇ジェット気流に乗ったように、人生にいいことばかりがどんどんやってきます。

「1日3分間」これを実行すれば、いいことがたくさん起こります!

自分が住んでいるところ、自分の周りにある物、そして命があるもの、この3つのいいところを「褒める」「あら探しはしない」(この「あら探しはしない」ことが、とくに大事です)。
とても簡単で楽しいんです。
この「国褒め」「物褒め」「命褒め」、この3つの「いいとこみつけ」は、毎日自分に向かい合う時間を作り、3分間実行するだけです。
3分間やったあとは充実感とワクワク感が同時にやってきて、すごく心地よくなります。

「国褒め」を実行

私がこれを実践し始めたのは去年の夏の終わり頃からでした。
きっかけは、柴村恵美子著「斉藤一人 奇跡を呼び起こす『魅力』の成功法則」を読んでこの秘訣を知ったことでした。

去年の夏、私は諸事情により、今も住んでいる、兄の借りているアパートに引っ越してきました。
キッチンも付いていない、私だったら絶対に選ばないような物件でしたが、悠長なことは言っていられない状況でしたので、ありがたく(?)少し気難しい兄と一緒に住まわせていただくことにしました。

当時、退院してからあまり月日が経っていなかった私は、アパートの階段を上るのもひと苦労で、また、兄好みに作られた、黒と灰色がメイン色である部屋が非常に重く感じられ、さらに非常に狭いユニットバスも憂鬱に感じられ、毎晩お酒を飲んで酔わないとシャワーも浴びられないような状態でした。(これがお医者さんにばれたら大変でしたね…(^_^;))

でも、この本に書いてある「国褒め」を実行し始めてから、徐々に考え方や状況が変化してきました。

やり方は、「日本っていいところだなあ、よかった、日本に住めて」「東京っていいところだなあ、よかった、東京に住めて」「○○っていいところだなあ、よかった、○○に住めて」と口に出して、または心の中で言っていくのです。

そのうち自然に「どうしてなんだろう?」「『いい』と言っているからには、何か理由があるに違いない」と脳は考え始めるようになります。

たとえば、「日本っていい国だよね。最近はぶっそうになってきたと言われるけれど、まだまだ安全だし」とか「四季があって、春になれば桜がきれいだし」「水もおいしい」「食べ物もたくさんある」など、どんどんいいところが見つかるようになります。
駅から近かったら「便利でいいわ」、遠かったら「たくさん歩くから体のためにいいわ」、三畳一間の部屋だったら、「座っているだけでなんでもとれちゃうから便利」とか(うちはこれです(*^_^*))。
どんなに狭いお部屋でも、雨露しのげるところがあるだけでも、ありがたいと感じるようになります。
「よかった、この部屋に住んでいて。雨が降っても濡れる心配がない」なんて、その気になったらいくらでも褒めるところが見つかります。

そうやって褒めていると、自分の住んでいるところが光り輝いてきます。

「国褒め」で起きる変化

これを実行していって、私と私の身の周りにどのような変化が起きたかというと…
まずは安く住まわせてもらえていることを兄に感謝するようになり、その変化が兄にも伝わったのか、私好みの部屋に改造させてもらえました。今では思いっきり女の子仕様の部屋です(*^_^*)
無機質な感じの兄の物も多少ありますが、あまり気にならなくなりました。

また、宅配便の配達員さんたちに対して感謝の心が芽生えてきました。
当時はまだ重いものを持てなかったので、買い物はほぼすべて(酒以外)、ネットで注文していたのですが、普通に上るだけでも大変な、エレベーターもないこのアパートの階段を、重い荷物を運んできてくださるんだから、感謝の気持ちを伝えないと、と思うようになり、毎回お菓子を差し上げるようになりました。
また時間が許せばちょっとおしゃべりをしたりもするようになり、今では街中で会った時には、お互い挨拶をするようになりました(*^_^*)
ずっと東京に住んできた私には、信じられない状況です。

さらに、私の部屋の真下の、10年以上住んでいらっしゃった住民の方は、お部屋をごみ屋敷仕様にされていて、異臭が漂っていたのですが、私が越してきてすぐに引っ越して出て行かれました。
私からは何も言っていないのに…。
むしろその方が出て行かれるまで、その方の存在と異臭の原因すら知らなかったのですが(^_^;)不思議です。

その上、ある日突然大家さんが「あなたはとてもいい人だから、できるだけ長く住んでほしいから、今後は2年ごとの更新料はいらないよ」とおっしゃってくださったのですラブラブ

また、都内ではありますが、周りにあまりお店がないところであるため、不便だなあと思っていたのですが、人情味あふれる方々がたくさん住んでいる地域だと分かるようになってきました星

仕事柄、お釣り用に綺麗なコインを集めているのですが、(お札は銀行で新券に換えてもらえるのですが、コインはできないんです(*_*))近所のコンビニの優しい店員さんが、笑顔で分けて下さいます♪
私もお礼に新札の5千円札(お店では足りなくなることが多いので、その時の状況を聞いてから)で支払うようにしています。
これはのんびりとした土地ならではだなあと感じています。

そんなこんなで、今では心地よく暮らさせていただいています。

部屋に遊びに来た友達からは、「すっごく狭いね。(正直すぎる…(^_^;))でも、なんだか穏やかな気持ちになれる、すがすがしい空間だね。長居したくなる。」と言ってもらえます。

他の二つの「物褒め」「命褒め」でもいろいろいいことが起きたので、ぜひためしてみてください☆

相合傘を

余談ですが…
ある日、最寄駅から帰る途中、突然降り出した雨雨の中、ハンカチを頭に載せて小走りで家に向かう50代位のおじさまを見かけ、「風邪を引いたら大変!!」と思い、傘を差しだしたのですが、そのおじさまは
「ありがとう。…ここはいいところですよね。下町の雰囲気が残ってますよね。うちは代々ここに住んでるんですよ。
ところでうちの妻はすぐそこで○○教室をやっておりまして…。
いやあ、しかし、相合傘をしていただけるとは、光栄です。生きてて良かった…クラッカー
では私はこのへんで…」としどろもどろになりながら、民家のないところで立ち去られました…。

あれ?私、犯罪者か何かに間違えられてる??かお

でも優しい方が多い、本当にいいところです星

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このサイトについて

元エホバの証人(JW)2世です。2000年に脱会することができました。
現在は保育関係の仕事をしながら、病気も経験しつつも心穏やかな日々を送っています。
どんな過去があっても人は幸せになれる、ということを伝えていきたい、そして子どもたちの人権を踏みにじる行為を防ぐ力となりたいと思っています。
当サイトが、ものみの塔からの脱会と脱会後の助けになりましたら幸いです。

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