「できるだけ死なないようにがんばる」
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今まで様々な本から、心に響いた格言などをメモしてきましたが、自分のオリジナルの言葉で、長く自分に言い聞かせてきた言葉は、「できるだけ死なないようにがんばる」です。人に見られてはまずいので、紙に書いたことはありませんが。また、この言葉はつぶやいてみても明るい気持ちにはならないので、過去の私のように座右の銘にすることはお薦めできませんが…。
思えば、ものみの搭の教義によって常に死を意識させられて生活していました。
ものみの搭の出版物には、迫害されても教義を捨てずに拷問を受けたり殺された信者たちに関する記事や、輸血を拒否して亡くなった信者たちを「最後まで忠誠を保った」として称賛する記事が掲載されていて、子どもを含む信者たちには「エホバのため」には死をも厭わない、という姿勢を強要されていたのです。
参考:輸血拒否ー子どもたち
なお、この参考記事に掲載されている、輸血拒否に関する記事もそうなのですが、自分たちは信者たちに輸血拒否や体罰、大学進学をさせないこと、正社員として働くことを避けることなどは強要していないと言い逃れができる書き方をしています。
それに対抗するための私なりのスローガンが、上記の言葉だったのかもしれません。
さらに、「できるだけ死なないようにがんばる」という言葉とセットで自分に言い聞かせていた言葉は、どこかで読んだ「明けない夜はない」でした。こっちの言葉のほうは、元気が出ます。
今はもう自殺願望からは遠ざかってきていると思いますが、ここのところ、頭の中をこの言葉がぐるぐると回っているので、自戒の意を込めて記事にしました。
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