「できるだけ死なないようにがんばる」

今まで様々な本から、心に響いた格言などをメモしてきましたが、自分のオリジナルの言葉で、長く自分に言い聞かせてきた言葉は、「できるだけ死なないようにがんばる」です。人に見られてはまずいので、紙に書いたことはありませんが。また、この言葉はつぶやいてみても明るい気持ちにはならないので、過去の私のように座右の銘にすることはお薦めできませんが…。

思えば、ものみの搭の教義によって常に死を意識させられて生活していました。
ものみの搭の出版物には、迫害されても教義を捨てずに拷問を受けたり殺された信者たちに関する記事や、輸血を拒否して亡くなった信者たちを「最後まで忠誠を保った」として称賛する記事が掲載されていて、子どもを含む信者たちには「エホバのため」には死をも厭わない、という姿勢を強要されていたのです。
参考:輸血拒否ー子どもたち
なお、この参考記事に掲載されている、輸血拒否に関する記事もそうなのですが、自分たちは信者たちに輸血拒否や体罰、大学進学をさせないこと、正社員として働くことを避けることなどは強要していないと言い逃れができる書き方をしています。

それに対抗するための私なりのスローガンが、上記の言葉だったのかもしれません。

さらに、「できるだけ死なないようにがんばる」という言葉とセットで自分に言い聞かせていた言葉は、どこかで読んだ「明けない夜はない」でした。こっちの言葉のほうは、元気が出ます。

今はもう自殺願望からは遠ざかってきていると思いますが、ここのところ、頭の中をこの言葉がぐるぐると回っているので、自戒の意を込めて記事にしました。

コメント

“「できるだけ死なないようにがんばる」” への5件のフィードバック

  1. SAKURAのアバター
    SAKURA

    Maayaさん

    本当に、死なないようにがんばってください。他のことはがんばらなくていいと思いますが、できるだけじゃなくて、絶対死なないようにしてください。ファンの一人として切にお願いします(笑)

    私が最近読んだオススメの本があるのでご紹介します。もうお読みになってたらすみません。
    「嫌われる勇気」
    タイトルから想像するのとは違って、これは実は哲学の本です。読み物としてとても面白いですし(哲人と青年が議論を闘わせるという流れで進むのですが、青年が哲人の言うことを疑いまくっているやりとりも笑えます)、人生をシンプルにする、ということを学問的に扱っている点も面白かったです。

    「人は変われます」ということを、哲人が論理的に説明しています。

    死なないようにがんばらなくてもいいようになるヒントになるかもしれません。

    おやすみなさい。

    1. Maayaのアバター

      SAKURAさん、激励のお言葉をありがとうございます。
      絶対に自殺しないことをお約束します。

      「嫌われる勇気」は、以前から読みたいと思っていたのですがまだ読んでいないので、早速読んでみます。

      おやすみなさい。

    2. Maayaのアバター

      SAKURAさん、こんにちは。
      ご紹介いただいた「嫌われる勇気」を読み、記事を書かせていただきました。
      https://maaya-kawashima.info/20180116/3952/
      背中を押してくださり、ありがとうございました。

  2. ゆめのアバター
    ゆめ

    notthis-santaclaus.com

    こちらの方の体験談もとても壮絶でした。。。
    白い目で見ていた自分を反省しています。

    1. Maayaのアバター

      ゆめさん
      初めまして。コメントをありがとうございます。
      ご紹介いただいたHP、読ませていただきました。
      異常な教義、環境の中で決して少なくない人数のエホバの証人の子どもたちがこのような苦難を味わってきたことを、広く知っていただけたらと私も思います。

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