脱会して今年で20年。未だに洗脳の影響で苦しんでいますが、夢に向かって進んでいます

今年でエホバの証人を辞めてから20年、エホバの証人の教えがおかしいことに気が付いてからは約30年が経過しました。

最近は友人の勧めもあって、あちこち出かけてみたり、ユーチューブでAKB48や乃木坂46といったアイドルたちのダンスを見て「可愛いな~♡」と癒されたり、お笑いを観たり、これまで人のためばかりにお金や時間を使ってきたことを反省して、自分のために使うようにしたりして、かなり低空飛行から脱出してきました。

それでも令和2年になっても、寝ている時には信者時代の記憶が蘇ってくることがあり、夢の中で迫害を受け拷問を受けて殺されるという場面が出てきて、心臓がバクバクしながら飛び起きたりしています。

「自分たちだけが正しい。他の意見、考え方は間違っている」という教理もいまだに自分の言動に影響を及ぼすことがあり、最近も変な正義感から相手を攻撃してしまい、落ち込むこともありました。
相手の方は非常に大人な方だったので、許してくれたので良かったのですが、まだまだエホバの証人の教理に支配されている自分にうんざりすることがあります。

それでも、「自分の子ども時代のように、死なないように生きることが大変な子どもたちのための役に立ちたい」という思いはますます強くなり、温かい食事を必要としている子どもたちに、場合によっては無償で食事を提供することも可能な飲食店をやりたいという夢に向かって昨年から動き始めました。

だれでも受講さえすれば取得できる「食品衛生責任者」の資格を取り、料理の練習をし、飲食店の会社で事務のアルバイトを始めました。

料理はもともと好きですが、とにかくボーっとしているので、りんごを切っていただけで指先をほんの少しですが切り落としてしまったり、こんろに布巾がかかっていることに気が付かず火を付けてしまい、布巾を燃やしてしまったりと、事故が絶えません…(>_<)

事務のアルバイトも、色々やらかしていて、会社の人の寿命を縮めている感じです。
でも半年位経った今でもとりあえずクビにはならずに働かせていただいています。

接客のほうも再びできるようになりたく、単発の仕事だったら何とかなりそうな気がしたので最近タイミーに登録しました。

保育の仕事も続けていますが、年の離れた妹のお世話と保育の仕事を合わせて20年間位子どもたちを抱っこし続けた左腕は、昨年の秋頃から「胸郭出口症候群」になってしまい、あまり長時間抱っこをすることができなくなってしまいました。
たまに右腕や脚もしびれるようになり、さらに最近は老眼も始まってしまい、色々とボロボロですが、たとえボロボロでも元気に働く私の姿を見てもらい、「あと一日だけ生きてみよう」と思っている子どもたちの生きる力になれたらと願っています。

私は宗教問題を考え始めると落ち方がひどいため、これからは自分自身のためにも周りの人たちのためにも、宗教問題はあまり考えないようにしようと思っています。
宗教に関係なく、今生きることが大変な子どもたちが、生きることをあきらめずに済むような温かい食堂、しかも利益を出しながら長く続けられる食堂をオープンさせる夢に向かってこれからも邁進していこうと思います。

コメント

“脱会して今年で20年。未だに洗脳の影響で苦しんでいますが、夢に向かって進んでいます” への3件のフィードバック

  1. 愛知。のアバター
    愛知。

    気づけば集会に週3回連れて行かれ中2でやめてはや30年以上立ちましたが
    何一つその後引っ張ることもなかったです。宗教程度で死ぬわけじゃないのでもっと気楽に日々過ごすといいと思います。
    いつまでも過去のことこのような形でも関わるから頭に残るんだと思いますよ。
    私は全くといっていい程影響が残ってないし、今では中々貴重な経験したなと笑い話にできる程度です。
    母親は途中離脱したけど高齢になってまた再開し集会に行ってますが、老人ホームのような感じで捉えています。
    寂しく孤独よりはいいかと放置しています。あの人達、基本的に外面は良いので気になりません

    1. Maayaのアバター

      確かに「愛知。」さんのように、エホバの証人であったことが尾を引かない方もいらっしゃるようですが、エホバの証人2世として育てられたことがその後の人生にどのような影響を及ぼすかは、それぞれが体験した内容、個人の気質や脳の特性、本人や親や周りの人たちの洗脳の度合いによっても変わってきますので、一括りにできるものではないと感じています。
      エホバの証人問題について様々な意見がありますが、誰にも明かすことができなかった体験、思いを言葉にして綴ることは、過去に決別できるという意義があると考えています。

      私が当サイトを開設することにした経緯につきましては「川島真彩からのメッセージ」のページをご覧いただけたら幸いです。

      最近公開した記事に明記しました通り、私も現在は宗教問題とは距離を置いておりますが、これまで記事を書いてきたことや様々な方の体験談を掲載してきたことにより、その文章をお読み下さった方で子ども時代の私のように命を絶とうとしている方がたとえお一人だけでも思いとどまってくださったなら、このサイトを運営してきた意義があると思っています。

  2. SAKURAのアバター
    SAKURA

    >寂しく孤独よりはいいかと放置しています。あの人達、基本的に外面は良いので気になりません

    私もそう考えてきました。教団の中で何が行われているか知るまでは。
    教団の中にいるということは、加害者になっている危険があります。誰かが子供に虐待をするのに影響を与えている可能性もあります。医療業界の方と話ましたが、エホバの証人の子供への虐待とそれによる心理的影響は業界の方なら知っている常識です。それを知らない方、知っていても目をつぶれる方もいるかもしれませんが、
    目をつぶれない方もいる、そういう人のおかげで救われる人もいます。

    色々書きましたが、愛知さんが過去がトラウマになっていないのは本当によかったと思います。本人の気持ちの持ちようだという思い込みがなければ自分だけでなく他の人も前向きにしていけるかもしれませんね。

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