エホバの証人2世の問題を考える会(第二回)が開催されます
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今年(2020年)10月10日土曜に「エホバの証人2世の問題を考える会(第二回)」がオンラインにて開催されます。
私は現在は宗教問題とは距離を置いておりますため参加いたしませんが、当サイトにて長くやり取りをさせていただいております、SAKURAさんよりご連絡いただきましたので、告知させていただきます。
以下、案内状の転載です。
SAKURAさんは「あとむ」さんというお名前で参加されます。
SAKURAさんは、「あとむ」さんというお名前でブログも綴られています。ブログはこちらです。
エホバの証人2世の問題を考える会(第二回)
~子どもたちを救うためにできること~
親がエホバの証人でつらい時期を過ごした方、過去の記憶や家族との関係などで苦しんだ方。過去を乗り越えてさらなる被害を防ぐために何か行動を起こしたいという方。集まって、何ができるかを一緒に考えてみませんか?
統一教会などのカルト問題に関する書籍執筆やメディア出演経験のある東京共同法律事務所の山口広弁護士、牧師としてエホバの証人問題に向き合っている深沢教会の斎藤牧師にも参加頂き、様々な立場から、エホバの証人2世の問題にどう取り組めるのか、を共に考えようという企画です。
第一回は2020年6月に行い、元2世6名を含む計9名が参加し、過去の経験や現在の問題意識について意見交換を行いました。弁護士の先生におかれてもエホバの証人問題の実態について理解を深めて頂くことができました。第二回では、より参加者同士のディスカッションを重視し、具体的な行動につながる会にしていきたいと思います。第一回に参加されなかった方ももちろん参加可能です。
Ø 日時:2020年10月10日(土曜) 14時00分~16時00分
Ø 場所:ZOOMオンライン開催
※詳細はメールにて参加の連絡を頂いた方にお知らせします。
Ø 議事進行(予定):
14:00 開会(主催者から会議趣旨紹介、参加者自己紹介)・・・・・・・・・・・・・・10分
14:10 「カルト被害とは、そしてエホバの証人2世の事例を目にして(仮)」山口弁護士・10分
14:20 グループディスカッション(1)2世問題とは何か・・・・・・・・・・・・・・・30分
14:50 「宗教家から見たエホバの証人2世問題(仮)」齋藤牧師・・・・・・・・・・・・10分
15:00 グループディスカッション(2)社会への認知のためにできること・・・・・・・・30分
15:30 「2世問題啓蒙のための今後の計画(仮)」あとむ・・・・・・・・・・・・・・・・5分
15:35 全体フリーディスカッション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20分
15:55 参加者から一言・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5分
16:00 閉会/歓談タイム(閉会後20分~30分程度あけておきます)
Ø 参加費:無料(ご自身の回線契約の内容によって通信料が発生します)
弁護士の方含め無償の協力によって成り立っていますので、ご理解のほどお願い致します。
Ø 参加対象:元2世、2世の問題に関心のある方
Ø 参加方法:
参加希望の方は、10月3日までに、以下のメールアドレスまでお知らせください。
・連絡先メールアドレス:jw.kangaerukai@gmail.com
・件名:2020年10月10日考える会参加希望
・本文:以下のアンケートへの回答を記入のうえ、ご連絡ください。
〇ニックネーム 〇性別・年代 〇ご自身の2世問題との関係、本イベントに興味を持った理由(他の方に共有できる差し支えない範囲で詳しく背景を教えて頂けると助かります) 〇留意事項および禁止事項・ルールを了承する旨
Ø 留意事項:
・アンケートに記載頂いた内容(連絡先や本名以外)は、スムーズな会議進行とグループディスカッションのため、参加者の間で共有させて頂きます。差し支えのない範囲での記載をお願いします。
・会議の内容は、個人の特定につながる可能性のある情報は除いたうえで、エホバの証人2世問題の啓蒙を目的として、あとむのブログやその他の媒体で公開させて頂くことがあります。どうしても公開を希望されない場合は事前に、または会議後翌日までにお知らせください。また、記録を取るため会の主催者側では録音をさせて頂きます。
・アクセスにあたっては事前に、ZOOMのホームページ(https://us04web.zoom.us/)から、お持ちの端末に「ミーティングクライアント」アプリケーションのダウンロード(無料)が必要となります。
・会開催にあたっての主催者の思いをこちらのページに掲載しておりますので、ご覧ください。
・子どもたちの被害を把握し社会に認知していくために、二世の方に対して、被害実態アンケートを行うことを考えており、会当日、アンケートの実施や方法、内容について、ご意見を賜れればと思っています。
Ø 禁止事項・ルール
・直接参加の申し込みをしていない第三者を参加させること、会議のIDを共有することは禁止です。
・会議の撮影や録音は禁止です。他の参加者の発言や情報を無断で公開することも禁止です。
・会議中はZOOMアプリケーション内で「ビデオを開始する」をクリックして、ご自身の映像の共有をお願いいたします。席を離れるときなど一時的にオフにして頂くのはかまいません。
・グループディスカッションでは、参加者それぞれが発言できるように配慮をお願いします。各ディスカッション後に各グループの代表の方に発表をお願いします。
・相手の意見を頭ごなしに否定する、また、特定の団体や宗教の宣伝を行うことはしないでください。
・その他、会の進行を妨げるような行為、他の参加者を害するような行為はしないでください。
※主催者が判断した場合は、退出をお願いすることもあります。
厳しい状況が続いておりますが、皆様の健康と安全を願っております。会にてお会いできるのを楽しみにしております。
参加者紹介
Ø 山口 広 弁護士
第二東京弁護士会所属。全国霊感商法対策弁護士連絡会事務局長、元日弁連消費者問題対策委員会委員長。東京共同法律事務所所属。宗教法学会会員。宗教と社会学会会員。
『検証・統一教会―霊感商法の実態』(緑風出版)、『カルト宗教のトラブル対策―日本と欧米の実情と取り組み』(教育史料出版会)等カルト宗教問題を扱った執筆多数。
Ø 齋藤 篤 牧師
日本キリスト教団深沢教会(東京都世田谷区)牧師。10~20代にかけてエホバの証人1世として活動。断絶後クリスチャンとして歩むようになり、2006年に牧師となって以来、静岡、ドイツの教会で働き、今日に至る。妻は元エホバの証人2世。脱エホバの証人後のプロセスにおける1世と2世の違いを実生活で経験しつつ、そのためになにをすることができるかを日々模索している。最近はエホバの証人2世問題こそがエホバの証人問題の中核であると確信し、講演や研修会の機会を持っている。
Ø あとむ(司会進行)
30代会社員。母親と姉2人が熱心なエホバの証人現役信者。5歳頃から教団活動への参加を強制され、抵抗したことにより母親から日常的に身体的虐待を受け、11歳頃まで教団活動に参加したトラウマ経験を持つ。自身が成長してからは頭ごなしに反対するのではなく、家族として母親との対話を繰り返してきたが、自身が受けた身体的虐待が広く行われていたこと、世界中で教団の指示により児童性的虐待が組織的に隠ぺいされてきた事実を認識。教団のネガティブな真実に一切耳を貸さず、家族の声よりも教団の指示を盲目的に優先する母親との決別を決意。山口弁護士の協力により、自らの経験の詳細とともに教団への改善申し入れや行政庁への報告を行っている。
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