投稿者: Maaya

  • 大山(神奈川)に行ってきました

    大山(神奈川)に行ってきました

    先日、大山(神奈川、1252m)に行ってきました。
    昨年は山頂まで行ったのですが、今回はあいにくのお天気だったため、阿夫利神社下社までにしました。
    今回はいつも一緒に行く友人達とは予定が合わなかったため、一人で登ろうと出発。

    伊勢原駅北口からバスで25分、大山ケーブル駅バス停からスタート。
    バス停から、大山名物のコマが掘り込まれた石段を登ります。石段の両側には大山豆腐を売るお店や食事処、お土産屋さんなどが並んでいます。
    女坂を登って行ったのですが、途中「子育て地蔵」や「爪切り地蔵」などがありました。
    こちらが子育て地蔵についての説明文と写真です。私には子どもがいないので、世界中の子どもたちの幸せを祈願しました。
    DSCF3005 子育て地蔵

    現在、ケーブルカーは工事中のため、9月30日まで運休しているのですが、それを知らずに来てしまった60代のご婦人お二人とこの子育て地蔵のところで仲良くなり、そのまま一緒に登ることに。
    「ケーブルカーに乗って行こうと思って来たから、こんなにたくさんの階段は登れないかも…。無理そうだったら途中であきらめるわ…」と言いながらも、ゆっくりと登り続け、途中から70代のご夫婦と、二人組の山ガール達とも仲良くなり、みんなで遠足のようにわいわいとおしゃべりをしながら阿夫利神社下社まで無事にたどり着けました。

    60代のご婦人お二人は、「いつもだったら、少し歩くと脚が痛み始めるんだけど、今日はこんなに歩いたのになぜか痛みがまったくないわ。やっぱり山には不思議なパワーがあるのかしら。それに、私たち二人だけで登っていたら、多分途中で疲れて引き返していたけど、みんなで登ったから、ここまで楽しく来れちゃったわ!本当に嬉しい!」と、きらきらした笑顔で話されていて、こちらまで嬉しくなりました(*^_^*)

    そしてみんなで阿夫利神社下社近くの広場にある「えちごや」でおやつを…♪ 私は草団子をいただきました。

    そして阿夫利神社下社で参拝をして、ご婦人方とご夫婦とはここでお別れをして、山ガール達と再び女坂で下山。
    途中の大山寺でも参拝をし、ここで人生初の「かわらけ投げ」しました。
     DSCF3013
    直径6センチの土器を、幸運を願って崖下の輪に向かって投げるのですが、これがなかなか難しいのです。
    でも、私は2投球のうち1球が輪をくぐりました! 運動音痴の私でも、たまにはいいことあるものです。
    なお、「かわらけ投げ」についてはこちらのページをご参照くださいませ。

    ちなみにこちらのページでは、輪が茶色ですが、私が行った時には、上記の写真にあるように、赤い色でした。きっと私のような視力の弱い人にでも見えやすいように塗り替えてくれたんだと思います。ありがたや…♪

    そして下山してから、「こうやって知り合えたのも何かのご縁だから…」ということで、山ガール達と大山ケーブル駅の近くに立つ宿坊「旅館 元瀧(もとだき)」で酒盛りタ~イム!!お食事をすることに。
    ここでしし鍋や豆腐懐石をいただきました。 特に、おからを練って揚げた「いがぐり揚げ」(写真上部に写っている、2個並んでいるお料理です)がとっても美味しかったです。衣は、そうめんを揚げたものだそうです。
    DSCF3016 
    お薦めの山の情報や、いろんな話題で盛り上がり、また一緒に登る約束をしました。
    ちなみに元瀧では宿泊だけでなく、日帰り入浴もできるそうです。
    「旅館 元瀧」のホームページはこちらです。

    今回も大自然を満喫し、また心優しい方々と素敵なご縁をいただけました。
    大山は、私にとって特別な山なので、これからも毎年訪れたいと思っています。

  • 「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら」に変えよう!!

    「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら」に変えよう!!

    周りから「無理だ」と言われても

    北海道の田舎の会社で宇宙開発をしている、植松努氏。
    彼は周りから「無理だ」と言われても、失敗を繰り返しながらも工夫を続け、民間での宇宙開発に挑み続けています。そんな彼がTEDで語ったスピーチがとても感動的でしたので、ぜひこちらをご覧いただけたら幸いです。

    公演を文字起こししたものは以下で読めます。

    「どうせ無理」という言葉が、多くの人から自信や可能性を奪っている

    夢や目標を語る人々に対し、「どうせ無理だ」と簡単に決めつけてしまう人がいます。
    植松氏は、この「どうせ無理」という言葉が、多くの人から自信や可能性を奪っているといいます。

    これは人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉です。でも、とっても簡単な言葉なんです。これを唱えるだけで何もせずに済んでしまうから、とってもらくちんになれる恐ろしい言葉でもあるんです。こんな言葉で未来を諦めさせられてしまった人たちは、自信を失ってしまうんです。でも人間は生きていくためにはどうしても自信が必要なんです。

    「どうせ無理」という言葉を使うのは、やったことがない人たちです。
    自信をなくしてしまった人たちの中には、他の人が頑張ったら困るから「どうせ無理」といった言葉をかけて、努力を邪魔するようになってしまう人たちがいるのです。

    「どうせ無理」を無くせば良い社会が来ると思ってます。でも、僕一人にできることは限りがあるからどうしても仲間が欲しいんです。これは僕の代では終わらない夢かもしれないんです。だからこそ、皆さんの力を貸して欲しいんです。
    皆さんが今日から「どうせ無理」という言葉に出会ってしまった時に「だったらこうしてみたら」と言ってくれたら、ただそれだけでいつかこの「どうせ無理」という言葉が無くなってこの世からいじめも虐待もなくなるんです。
    だから、ぜひ皆さんの力を貸してほしいんです。

    学問というものがあります。僕らは学問を学んできました。では、学問というのは誰かに評価されるためのものだったんでしょうか? とんでもない間違いですね。学問っちゅうのは、社会の問題を解決するために人類が生み出したもんなんです。必死になって築き上げたもんなんです。

    じゃあ、教育ってなんでしょうか? 教育っていうのは失敗の避け方や責任の避け方っちゅう要領の生き方を教えてくれるhow toなのでしょうか? 全然違いますね。教育というものは死に至らない失敗を安全に経験させるためのものだったんです。

    でも、それがすっかりおかしくなってしまったんです。なぜかというと失敗をマイナスだと思っている大人がたくさんいたからです。その人たちが皆の可能性と自信を奪ってきたんです。

    自信を取り戻すためのとてもいい方法

    そんな自分たちの自信を取り戻すためのとてもいい方法、それは「やったことがないことをやってみる」ということです。
    やったことがないことをやってみるだけで小さな自信が湧いてきます。もちろん、やったことがないことなので、失敗もします。

    でも、その時に失敗した自分を、逃げた自分を、諦めた自分を責めないでください。へこまないでください。(中略)(そういう時は)「ただ今成長中」って言えばいいのです。そしたらプリっと一皮むけるんです。だから失敗した時はぜひ、「ただ今成長中」って言ってみてください。

    私たち皆、生まれて初めての1回きりの人生をぶっつけ本番で生きているのです。ぶっつけ本番だから失敗して当たり前です。(私なんて、失敗だらけです…)
    失敗はよりよくするためのデータだと思って乗り越えて欲しいのです。

    植松氏はご著書「NASAより宇宙に近い町工場」の中で次のように述べています。

    日本人の宇宙開発は、1955年、糸川英夫さんが片手で持てる小さなロケットを作ったところからスタートします。あまりにも小さいロケットだったので、「くだらない、こんなものを作って何になる」と言われていましたが、ずっとやり続けた結果、月まで探査機を送れるようになりました。
    (中略)
    どんなものも最初は小さくて、そして価値が分からないんです。世界で初めてのものを知っている人間はそれまでいないからです。世界初のものは、マーケットリサーチしたって答えなんて出るわけがありません。マーケットリサーチで得られるのは、すでにあるものの情報だけです。だから国家主導の世界初はこの世にないんです。世界初はすべて、個人が自腹でやってきました。

    この本をお読みになっているあなたも、個人の自腹という点では同じです。あなたも、これから先、世界を変える可能性があります。「そんなこと言ったって、一人じゃ何にもできないだろう」と思ったかたもいらっしゃるかもしれません。しかし、坂本龍馬は何人いましたか?一人ですよね。エジソンも一人です。歴史は、一人の人間が変えてきました。

    「いやあ、彼らは別格だよ。俺なんか普通だから無理、無理」と考えるのはとても簡単なことですが、それは美しい謙遜ではありませんね。楽をするための言い訳でしかありません。

    思うが招く

    もちろん、現時点では、ただ生きていくことだけでも大変な状況の方々も多くいることと思います。
    私も「ものみの塔によって苦しんでいる方へ」のページでも書きました通り、子どもの頃は「あと一日だけ生きてみよう」と自分に言い聞かせながらなんとか生きていた時期もありましたから、新たな挑戦をするなんていうのは夢のような話でした。
    そのような時には、自分自身に対して、また人に対して「どうせ無理」という言葉を使わない、と決めるだけでも人生が断然違ってくると思います。

    植松氏は、小さい頃から飛行機やロケットが好きでしたが、やったことがない人は「できるわけない」と散々言いました。でも彼の母は「思うが招く」と教えてくれ、思い続けたらロケットを開発できるようなりました。「そしてこれから先、僕らがやっていくべき事は、できない理由を探すことではない、できる理由を考えることです。ただそれだけで世界はあっという間に良くなるんです。」と語ります。

    私は幼少期より、「そんなことやっても時間の無駄!どうせもうすぐハルマゲドンが来るんだから」「そんなことするヒマがあったら奉仕に行きなさい」といった言葉をかけられ様々なチャンスを与えられず、虐待を受け、自分で物事を考えない、動かない人間となっていきました。
    でも長い年月をかけ、徐々に動けるようになり(今でも思考や動作は遅いですが)、また「より良い人生を歩むヒントをくれた本」のコーナーでもご紹介しています、「心の壁の壊し方」を読んで、少しずつですが心の壁を壊していくことができました。

    二つの夢

    また今では、子どもの人権を守るための夢と、保育の仕事での夢があります。
    どちらの夢も、3年前までの自分では全く想像ができなかったことです。

    私は保育関係の仕事をしていますが、日本の保育と育児がより楽しくなるように、少し珍しい内容の仕事をしています。
    近い将来、保育や育児の現場で、今私が行なっていることがスタンダードになればいいなという夢を持って、個人事業で行なっています。

    これはとてもお世話になっていた、ある保護者の方からの提案から始まった仕事でした。これからもう一つの仕事をしようと思っていたので「もう保育業は辞めようと思います。今までお世話になりました」とご挨拶した時に、「どうか辞めないでほしい。このような新しい形の保育業を、ぜひ始めてほしい。日本中に、必要としている方々がいるはずだから」と提案され、スタートさせました。(それでも、もう一つの仕事ももうすぐ開始します)

    あの時に私を引き留めてくれ、新しい形の仕事を提案してくださった保護者の方には心から感謝しております。おかげさまで、多くの親御さんにこの形の保育業が必要だったことを知り、感謝されるようになりました。

    それでもまだ軌道には乗らず、アルバイトをしながらの生活ですが、工夫をしながら進めて行こうと思っています。
    歌は音痴だし、手先は不器用で工作はひどい仕上がり(過去のクリスマスツリーの記事をご参照ください…(^^ゞ)…といった向上の余地が非常にある私ですが、それでも小さな子どもたちが「真彩さんに会いたい」と言って、会えない日も毎日私の事を待っていてくれる、会えば歓喜の声を上げて抱き付いてきてくれる、そんな幸せな毎日を過ごしています。

    子どもたちが自信を持ち新たな挑戦に取り組むようになるために

    私は今でも苦手なことがたくさんあるし、辛い経験をしてきたからこそ、子どもたちの気持ちがよく分かります。

    だから絶対に「どうせ無理」なんて心無い言葉をかけることもないし、できなかったからといって責めることもありません。ただその努力を褒め、できた時には一緒に喜びます。そうすると子どもたちは自信を持ち、新たな挑戦に取り組みます。
    少し年齢の大きな子どもになると、私にいろいろなやり方や勉強も教えてくれるので、それが彼ら自身の喜び、自信につながっていきます。(これは、ごく一般的な学歴の親御さんが子どもたちを東大に入れた際のやり方だそうです)

    苦手なことはカバーし合い、自分の得意なことで自分も人も助ける、そしてお互いに自信や可能性を高め合える、そんな世の中になったら本当に素敵だと思います。

  • ちびっこたちとのエピソードあれこれ

    ちびっこたちとのエピソードあれこれ

    私の身の回りで起きた、ちびっこたちとのエピソードをあれこれと…。
    (名前はすべて仮名です)

    ・いつもとっても仲良しな1歳の大君と愛ちゃん。お昼寝する時に、大君が何かごにょごにょ言っているなあと思っていたら、「愛ちゃ~ん♪愛ちゃ~ん♪」と歌っていました(*^_^*)

    ・3歳のゆうま君との会話。公園で一緒に遊んだ帰り道。私「楽しかったね~♪また公園に行こうね♪」 ゆうま君「うん、でも今度は公園よりも、温泉かハワイがいいな!一緒に行こうね♪」

    ・砂場で何かを作っていた3歳のひなちゃん。私「何を作っているの?」 ひなちゃん「ミックスジュース!」 私「そうなんだ♪なんの果物を使ったの?」 ひなちゃん「りんご!」 私「そっかあ♪あとは?」 ひなちゃん「それだけ!」 ミックスジュースじゃない…(^^ゞ

    ・哺乳瓶でミルクを飲んでいた0歳のゆあちゃん。隣の部屋で、大好きな遊びが始まりそうになり、ゆあちゃんも行きたくて向かおうとしましたが、私が「まだ大丈夫だよ。ミルクを飲んでから行こうね」と言うと、一度離した哺乳瓶を再び持って急いで飲み干そうと。ところが慌て過ぎて、哺乳瓶をさかさまに持ってしまい、哺乳瓶の底を一生懸命吸っていました…。

    ・友人宅にて。ある日、友人がちょっと買い物に行ってくるというので、私と0歳の赤ちゃん(友人の子)はお留守番することに。
    留守番中、チャイムが鳴ったので出ようとしましたが、インターフォンの操作を間違えて、警報が鳴り、セコムが来てしまいました…。

    あれ?最後の話はちびっことは関係ないぞ…(^^ゞ

    毎日楽しい出来事がいろいろ起きます。
    ベビーちゃんたち、ちびっこたち、いつも幸せな時間をありがとう☆

  • 「配偶者がエホバの証人になってしまったお父さん(お母さん)へ」を追記しました

    「配偶者がエホバの証人になってしまったお父さん(お母さん)へ」を追記しました

    本サイトにエホバの証人の周囲の方々へという記事があるのですが、ここに「配偶者がエホバの証人になってしまったお父さん(お母さん)へ」という章を追記しました。→ こちら
    私自身の子どもの頃の経験を書きましたが、今思うとあの過酷な状況から私達兄弟を救い出すことができた人がいたとしたら、非信者の父親だけだったかもしれないと思い、今、奥様が信者になり子どもをエホバの証人の世界に引きずり込まれてしまったお父さんは、母親と子ども達を一括りに「迫害」するのではなく、なんとしても子ども達を救い出して欲しいと願って追記しました。

    また、川島真彩からのメッセージのページも、少し文章を変えさせていただきました。ホームページが完成し、しばらくして改めて読み返してみたところ、なんだか宗教っぽいなあということに気付き、直した次第です。
    当時は、もうすぐ自分が死ぬかもしれないという危機感のもと作成しましたので、かなり痛い表現もありました。温かい目で見守ってきてくださった皆様、ありがとうございました<m(__)m>
    また、切羽詰まった感が出ているコメント返信などもありますが、これは私が当時自分なりに必死に生きていた痕跡として、そのまま残しておこうと思います。

    なお、私は斎藤一人さんのファンですが、自分自身は本を読んで実践しているだけで、一人さんファンの集まるお店や、講演会などには「本当に勧誘されないのか?寄付集めはないのか?一人さんは怪しい人ではないのか?」と、数回行った程度です。
    しばらく様子を見て、大丈夫そうだなと感じましたので、紹介させていただきました。
    ただ、こういったものは人が勧めているからと盲目的に信用してしまうのでなく、ご自身で合うかどうかを慎重に見極めて判断することが大事だと思います。

    これからも、心が温かくなるような話や、役立ち情報や四方山話など、エホバの証人とは無関係の方々にも楽しんでいただけるような内容のブログをメインに綴っていきたいと思います。できるだけ多くの方に当サイトにご訪問いただき、いつの日かそれがエホバの証人の子どもたちを助ける一助になればと願っております。

  • 旅のエピソードあれこれ

    旅のエピソードあれこれ

    今まで旅をしてきた中で起こったエピソードをあれこれ…。

    北海道を裸足で歩く

    北海道旅行にハイヒールを履いてきた友人。
    途中で足が痛くなり、「もう歩けない」とのことで、スニーカーを履いていた私と交代で、一人はスニーカー、もう一人は裸足で歩くことにしました(*^_^*)文字通り、北の大地を踏みしめながら(といってもアスファルトの上ですが(^^ゞ)の旅になりました…。
    その時は暖かい季節で良かった☆

    北海道一周鈍行列車の旅

    ある年の大晦日。妹と上野駅から鈍行列車で北海道最北端の知床半島まで行ってみることに。
    青森と北海道間だけは特急電車OK、それ以外は普通列車のみ乗り放題というチケットを買い、準備でばたばたしたため大晦日の夕方に出発(チケットがもったいなかったですね…)。
    結局、福島の居酒屋で年を越すことに。

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    この雑誌の特集につられて

    元旦に、懐かしい雰囲気の列車に揺られて青森まで行き、夜行で青函トンネルを抜け北海道へ。
    途中、三陸鉄道も乗って三陸海岸も通りました。後に震災で大変な被害にあうこの路線には感慨深いものがあります。

    久慈駅前のデパート
    三陸鉄道 久慈駅前のデパート

    駅の改札前のベンチに横になり寒さに震えながら一晩過ごしたり、明け方に列車の出発まで時間がないなか、駅のホームの立ち食い蕎麦で、熱いお蕎麦を火傷しそうになりながら大急ぎで飲み込んだり、釧路の市場の中にある美味しそうな海鮮丼を食べさせるお店に行こうと思っていたのに市場自体がお正月休みだったり(考えてみれば当たり前ですね)と予想外のことが次々と…。

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    早朝の駅そば

    釧路湿原の中を走る電車からは、タンチョウツルが見えました。

    釧路湿原のタンチョウツル
    釧路湿原のタンチョウツル

    さらに知床半島での宿も決めずに、というか、オホーツク海に面した斜里町という駅で、目の前に来た最終バスに突然思い付きで飛び乗ってウトロというところに行ったのですが、吹雪の中、夜遅くにバスの終点に到着。
    人っ子一人いないバス停(一応小屋のようになっていた)で、ここで寝たら凍死するんじゃないかという恐怖のもと、壁に小さく書いてあった宿に電話してなんとか宿が取れました。
    宿の人が迎えに来てくれましたが、すでに料理人が帰ってしまっているとのこと、また正月だからお店はどこもやってないということで、途中の唯一開いているコンビニに寄ってもらい、日本の北の端まできて部屋でコンビニ弁当を食べるという贅沢をしました(>_<)

    でも、オホーツク海沿いの電車では車窓から厳しい冬の海と駅が見れて素敵でした。

    車窓から見えるオホーツク海
    車窓から見えるオホーツク海
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    オホーツク海に面した駅「鱒浦駅」

    この旅の行程はこんな感じでした。大分前なのであやふやな記憶といいかげんなメモを頼りに書いたので間違ってるかも…(>_<) 駅そばはいっぱい食べた気がします。
    1日目:上野 → 福島
    2日目: 福島 → 盛岡 → 宮古(駅弁食べる) → 久慈 → 八戸(居酒屋) → 青森(駅そば食べる) → (青函トンネル)→ (車中泊)
    3日目:→ 函館 → (自販機のコーンスープ。ひもじい)(どこかの駅のベンチで寝て始発を待つ)  → (電車の中で駅弁) → 釧路(海鮮丼食べれずラーメン食べる) → (釧路湿原を通る電車) → 斜里町 → ウトロ(コンビニ弁当食べる)
    4日目:ウトロ → 斜里町(駅前のホテルの朝食) → 網走(売店にサンドイッチしかなかった) → (海鮮っぽい駅弁食べる) → 札幌(ジンギスカン食べる) →  函館 → (青函トンネル)→ (車中泊)
    5日目:→ 青森(駅そば食べる) → 花巻温泉 → 一ノ関(安いウニ駅弁食べる) → 仙台(牛たん食べる) → 宇都宮(餃子食べる) → 上野(寿司食べる)

    飛行機苦手

    飛行機が大の苦手な私。いつもアルコールを飲んで、怖さを紛らわしています。
    でも気圧の関係で地上の3倍位酔いが回るらしく、ある時は酔い過ぎて、成田空港に着いたとき、サーモグラフィーチェックの所で、あやうく伝染病と間違えられそうに…(>_<)
    でもあるビジネスマンは、極度の飛行恐怖症で、出張のためにやむを得ず飛行機に乗った時にフライトアテンダントの方に「すみません、機長さんに『がんばってください』と伝えて下さい」と言ったらしいので、上には上がいるものです…。
    ちなみに私はある時には「飛行機が苦手なあなたに―飛行恐怖症を克服する本」という本を読んでから乗り込んだこともあります。(あ、でも今アマゾンで見たら、8400円!!金額のほうが怖い!!)

    飛行機が苦手なあなたに―飛行恐怖症を克服する本
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    ユニフレックスマーケティング出版部
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    いやあ、旅って面白いですね☆(雑なまとめ方…)

  • 「カルトの子―心を盗まれた家族」米本和広

    「カルトの子―心を盗まれた家族」米本和広

    エホバの証人の子どもたちは信者である親の愛を得るためにきわめて大きな犠牲を払わされてきました。
    母親に連れられての伝道訪問や、クラスメートの前で「証言」しなければいけないこと、信条ゆえにいじめを受けることなどによって心に深い傷を負った子どもたちは少なくありません。
    信仰をめぐって家族はしばしば激しく対立し、エホバの証人問題による家庭内暴力、別居、離婚の数は相当数に上ります。

    エホバの証人の章に書かれていた内容は、私自身が体験してきたこと、見聞きしてきたことと重なり、恐怖の記憶が蘇ってきました。

    エホバの証人、オウム、統一教会、ヤマギシ会、ライフスペース…。平凡な家庭にカルトが入り込んだとき、子どもたちはどうなるのか。カルトの子が初めて自分達の言葉で語った、心を盗まれた家族の実態。(「MARC」データベースより)

    親がある教えを絶対であると信じ込んだ結果(これは宗教やイデオロギー、信条一般に通じる)、子どもにふりかかる不幸はどの組織でも同じことなのだということに気づかれるだろう。(本書プロローグより)

    「実質的に世間から隔離された環境で育った子どもは、教団を抜けたとき自らの一般常識のなさに愕然とする。感情や葛藤が子ども時代から抑圧され続けたため、成人してからも本当の親密さや楽しさの感覚を持つことができない。」(本書解説より)

  • 「エホバの証人の子どもたち – 信仰の子らが語る、本当の姿」秋本 弘毅

    「エホバの証人の子どもたち – 信仰の子らが語る、本当の姿」秋本 弘毅

    エホバの証人の両親を持つ著者が、多くのエホバの証人の子どもたちへのインタビューをもとに書かれた本です。

    ハロウィンやクリスマス会、お誕生日会などに参加してはいけないという教え、けれどもみんなと違うことへの恥ずかしさや、楽しいはずの場所での孤立、他の子どもたちへの羨望といったジレンマ…。
    エホバの証人の子どもたちが吐き出したくても、吐き出すことのできなかった、内面の率直な想いが綴られています。

    「子ども時代に味わう多く苦痛、命の危険を及ぼす教理、その後の人生に徹底的な影響力を与える将来像などを考えると、年端の行かない子どもたちにこれらを半ば強要するのは、あまりにも安易と言わざるを得ません。それが信者と親たちの自己満足に資するとしても。」(本書より)

    教育の現場、医療の現場、裁判所などでエホバの証人の子どもたちと向き合う機会のある方々にもぜひご覧いただきたい本です。

    以下のリンク先のアマゾンのレビューページにも長文ですが「S」のペンネームで投稿させて頂きました。

    以下で、アマゾンのレビューで私が投稿した内容を本ホームページでも紹介させて頂きます。


    私もエホバの証人の母親によって育てられました。(父親は「迫害者」で、母親と子供たちを「迫害」していました)
    この本に書かれていることは事実です。

    私は生まれたばかりの頃から集会や伝道活動に参加させられおり、自分の考えを持つことやこの宗教について疑問を持つことはタブーのようなものとなっていました。
    母親とこの宗教の言うことが絶対正しいと信じ(信じ込まされ)、毎日宗教活動をさせられ、従わない場合には厳しい体罰を受けていました。
    少しでも宗教活動を行うために、部活動は一番活動時間の短いものにさせられ、誕生日やクリスマス、墓参り、格闘技など様々なことを禁止されていましたが、母親に捨てられないよう、教義に忠実に従っていました。
    ただ、そうすると今度は父親から「迫害」を受けるという悪夢が待っていました。

    また、エホバの証人たちの集まる集会や大会は1時間から8時間ほどに及ぶのですが、その間、幼い子どもたちも親の隣でおとなしく席に座っていることが強要され、退屈してむずかるとトイレに連れて行かれ、容赦ない体罰を受けていました。
    私の記憶で一番長い体罰は、当時まだ1、2歳ほどの子どもが集会中にぐずったという理由で、1時間にわたり体罰を受けていたことです。
    最初は激しく泣き叫んでいたその子も、最後には声も枯れてぐったりとしていました。
    周りの大人達はその間も平然としていて、誰も止めようとはしませんでした。
    「懲らしめによって、正しい道に導いている」ということらしいのです。
    私はまだ子どもだったため、どんな罰が待ち受けているかを考えると恐ろしくて何も言えませんでした。
    ただ、現在は集会場ではほとんど体罰は行なわず、帰宅してから家で体罰を与えているようです。(これは「昼寝するぶた」のサイトからの情報です)

    信者たちの言動にしばしば疑問を感じていたため、自立できる年齢になってから、罪悪感を感じつつもこの宗教から徐々に離れていくことができました。
    長かった夜が明け、「ハルマゲドン」と「迫害」の恐怖からも解放された今は、とても心穏やかな毎日を送っていますが、それでもしばらくは時々夢の中に出てきて言葉にできない苦しみを味わうことが続きました。(今は完全に解放され夢に見ることもなくなりました)

    この本は、私のようにエホバの証人の子として育てられた筆者が、様々な実話を紹介しながら、冷静に事実を述べています。
    辛い感情を抑えながら書いてくださったのだろうと感じます。
    どの宗教を選ぶかは個人の自由ですが、親に絶対服従しなければいけない、選択肢を持たない子供たちのことも考えてあげてほしいと思います。
    また、私のような苦しみを味わっても、それでも必死に生きている人たちがいるということを再認識させられ、励まされました。
    どんな過去があっても、これからは前を向いて歩んでいこうと思います。
    悪夢が繰り返されないことを願って、この本をより多くの人々に読んでいただけたらと思います。


     

     

  • 敵を味方にするということ

    敵を味方にするということ

    私は普段あまりスポーツ番組は観ないのですが、サッカーJ2横浜FCの三浦知良選手の、野球評論家の張本氏に対する素晴らしい対応に感動しましたので、ちょっと前の出来事ですが、こちらでご紹介させていただきます。

    SYDNEY, AUSTRALIA - NOVEMBER 16: (SOCCER INTERNATIONAL MAGAZINE OUT) Kazuyoshi Miura of Japan and Sydney FC poses for a portrait at Star City Casino November 16, 2005 in Sydney, Australia. (Photo by Adam Pretty/Getty Images)
    SYDNEY, AUSTRALIA – NOVEMBER 16: (SOCCER INTERNATIONAL MAGAZINE OUT) Kazuyoshi Miura of Japan and Sydney FC poses for a portrait at Star City Casino November 16, 2005 in Sydney, Australia. (Photo by Adam Pretty/Getty Images)

    張本氏は4月12日放送のTBS系『サンデーモーニング』の放送中、48歳になってもなお現役を続けるサッカーJ2横浜FCの三浦知良選手(通称:カズ)に「(J2は)野球で言えば2軍のようなもの。もうお辞めなさい」と引退勧告とも取れる発言をしました。
    これに対し、案の定、ネットなどでは「老害」「あなたが辞めるべき」との批判的な声が続出しました。

    こうした中、カズはなんてコメントするんだろうと思っていたら、こんな素敵な対応をしました。

    これについてカズは、憤るどころか感謝の言葉を並べた。「『もっと活躍しろ』って言われているんだなと思う。『これなら引退しなくていいって、オレに言わせてみろ』ってことだと思う」と前を向いた。
    昔から、巨人ファンを公言するカズ。張本氏が巨人入団したころも、テレビにかじりついて応援していたという。「長島さんが引退して、張本さんが巨人にきた。たしか背番号は10。王さんと組んで活躍したことは今でも覚えているし、憧れていた。そんな方に言われて光栄です。激励だと思って、これからもがんばります」と、力強く話した。
    (カズ、張本発言に感謝「『もっと活躍しろ』って言われているんだなと」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ) 2015/04/14 11:59)

    こんなふうに返されたら、批判した人も脱帽です。
    結果、張本氏はカズの対応を絶賛。「会ったことはありませんが食事をごちそうしたい」と“ラブコール”を送っています。

    そんなふうに言われたら、普通なら反論するでしょう。それを三浦選手は「言われるのは光栄。激励だと思って頑張る」と、さらっとかわした。なかなかそんなコメントはできませんよ。日本男児の美徳。あのコメントで、言った私の方が恥ずかしい気持ちになってますから。
    (張本氏 カズ最年長弾を称賛「またやったか!最後まで応援したい」 ― スポニチ Sponichi Annex サッカー 2015/04/20)

    普通なら、人に批判されたら「なにを!」と憤り反論したくなるところを、こうした大人の対応をしたことで、誰も傷つかない、批判した人がちょっぴり恥ずかしくなる、そして、批判した人が味方になるような状況を産んだのです。

    以前、当ブログで「世の中への貯金」というエントリを書きました。
    ここで書いた、”何を得て、何を失ったか”ということを今回のカズの件で考えると、感情的に反論した場合は、言い返してやったという小さな満足感を得て、低俗な罵り合いをする人という印象をもたれる(=信用を失う)という結果になったことでしょう。

    反対に、今回カズが得たもの・失ったものはなんだったのかは、もう一目瞭然です。感情的に反論した場合に対して、今回カズが取った言動によって得たものの大きさは計り知れないと思います。

    「世の中への貯金」の大きな一つの例だと思いますので、私も心にいつまでも留めておきたい事柄です。
    また、素直にカズの対応に敬服し、応援の言葉を贈った張本氏も素敵だったと思います。多くの人々を引き付ける魅力を持つ方々に共通しているのは、このように器が大きいということだと思います。

    目を覚まして欲しいと思っている方への説得においても、この器の大きさということと、敵を味方にするということを意識して行いたいと思いました。

  • 私の好きな言葉「世の中への貯金」

    私の好きな言葉「世の中への貯金」

    相手の気持ちを想像することの重要性

    人にものを伝える時、文章でも口頭でも、時として、自分の意図するところが相手に伝わらないことがあります。
    それで、「私の伝える言葉は、この人にはきちんと伝わっているのか?誤解しているところはないか?」と相手を想像しながら文章を書く、話すということを意識しています。
    また、この話を理解するのに必要な前提とする知識を持っているかどうかを想像して、詳細は省いても理解し易い説明にするのか、それともより詳細に説明するのかを決めることも大事だと思います。

    たった一言付け加えるだけで、誤解されないでコミュニケーションがうまくいくことがあるし、そのたった一言を省いたせいで、自分の言うことが誤解されてコミュニケーションがうまくいかなかったことも何度も経験してきました。

    コミュニケーションでは、相手の気持ちを想像することがとても大事だと感じています。

    世の中に貯金する

    ところで、私は、有名ブロガーちきりんさんのブログ( http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/ )を愛読していますが、「相手のことを想像する」ということを思いながら読んでいて感銘を受けた記事がありました。

    「得るモノ、失うモノ」 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20101214

    自分の主張が通ったのは「自分が優秀だから」ではなく、「相手が譲ったから・譲らされたから」です。相手に残った感情や、自分にたいする相手のイメージがどう変わったか、考えてみましょう。あなたが失ったものは、決して小さくないのです。

    できるだけたくさん、あちこちで譲り、助け、許しておきましょう。それは「社会に貯金をする」、もしくは、「社会に資産をもつ」行為です。わざわざ回収になどまわらなくても結構な確率でそれは戻ってきます。
    反対に、「ちょっと強く言ってみたら主張が通った」とか喜んでいると、増えるのは借りばかりになってしまう。
    むやみに人に勝とうとしないこと、むやみに自分の意見を通そうとしないこと。そっちの方がだんぜん得なのです。


    私は、ちきりんさんの「できるだけたくさん、あちこちで譲り、助け、許しておきましょう。」という言葉に非常に共感しました。

    人には皆、それぞれの考え方があり、時として対立することもあります。
    実際の交渉やネット上でも、相手を言い負かし自分の主張を通そうとする場面をよく見ます。
    でも、「自分の主張が通った」ときに、相手の感情はどのようなものだろうと想像してみることが大事だと思います。相手の感情としては「譲ったから・譲らされたから」なんだろうなと想像できるでしょう。

    そう考えると、強引なやり方で自分の主張が通った時には、「さて今回の件で、自分が得たものは何で、失ったものは何なのか」と考えてみると、ちっとも自分にとっていいことが起こったわけではないんですね。

    逆に、どんどん自分が「譲り、助け、許す」ことが、自分の為になるということを理解させてくれました。
    「世の中に貯金する」いい言葉だと感じます。

    しなやかに生きていく

    長い人生、様々な人と出会います。そして、自分とまったく同じ意見を持つ人というのはいません。
    でも、このように広い視野を持ち、柔軟に生きていけば、大抵の物事はスムーズに運びます。

    私の命の恩人、Kさんはこれまで様々な苦労や失敗、困難に直面してこられましたが、いつも穏やかにしています。
    いやな事をされても、人に強く当たるということをしません。そして、一見、マイナスと思える出来事も、いつのまにかプラスに変えてきていらっしゃいます。
    私が、人からいやな思いをさせられて、強い口調で相手に反論しようとすると、諌められ、穏やかに、穏やかにと諭されます。ちきりんさんの記事を読んだ後、この人は人間関係の達人なんだなと思いました。

    私もそういう風にしなやかに生きていきたいと願っています。

    人から恨まれる人生を歩むか、それとも人から感謝されるような人生を歩むか、それはその人の生き方次第だと思います。

  • コンティ裁判報道について日本のメディアにお願いしました

    コンティ裁判報道について日本のメディアにお願いしました

    2015年3月12日に米国のABCニュースで報道された「キャンディス・コンティ裁判」に関するニュースに関して。

    先日、u-chanさんの「NHKにお願いしました」の記事 http://ameblo.jp/u-chan0911/entry-12003467898.html を拝見し、私も、一人でも多くの方々にコンティ裁判について知っていただけるよう、日本のテレビ局や新聞社に下記のような内容でお願いしてみました。


    「ものみの塔:キャンディス・コンティ裁判に関する放送企画のお願い」

    初めまして。川島真彩と申します。(この名前でホームページを運営しています)
    私は親が宗教「ものみの塔」の熱心な信者であった為、幼少の頃から苦しんできた者です。現在私自身は、様々な困難がありましたが脱会しております。
    (「ものみの塔」の信者を「エホバの証人」といいます)

    2015年3月12日に米国のABCニュースで報道された「キャンディス・コンティ裁判」に関するニュースを、ぜひ御社のニュース番組でも取り上げていただきたく連絡させて頂きました。
    キャンディス・コンティ裁判とは、ものみの塔の信者によって子どもの頃に繰り返し性的虐待を受けていた、元信者のキャンディス・コンティさんがアメリカで起こした裁判です。
    以下に、当該ABCニュースについての紹介や、裁判の簡単な解説があります。
    http://maaya-kawashima.info/20150317/1393/

    日本においては、ものみの塔の信者は約21万人いると言われていますが、信者に対して情報統制が行われているため、多くの信者はこのような事件を知りません。

    ものみの塔は、輸血拒否の教義でよく知られていますが、信者の親たちに対して、子どもたちにムチを行なうよう指導したり(1993年11月に広島で起きた虐待死事件以降は強要しなくはなりました)、高等教育を受けさせないよう、また正社員として就職しないよう圧力をかけたりしてきました。
    そのような問題は一般にはあまり知られていませんが、人権を踏みにじる行為を行なってきたものみの塔の実態の一部や隠ぺい体質が、「コンティ裁判」によって世界的に知られることとなりました。

    ぜひ御社でも取り上げていただけたら、人権侵害の被害に遭っている方々に大変助けとなります。
    ぜひともご一考いただけたら幸いです。


    なお、こちらの文章は適宜改変し、ご自由に各種メディアにお送りいただいて結構です。

    子どもたちに対する虐待が一刻も早くなくなりますよう願っております。

    ※なお、コンティ裁判は和解しました。
    詳しくは少年カレブさんのこちらの記事をご参照くださいませ。(2015年7月追記)

  • コンティ裁判に関するABCニュースの日本語訳全文書き起こし

    コンティ裁判に関するABCニュースの日本語訳全文書き起こし

    2015年3月12日に米国のABCニュースで報道された「キャンディス・コンティ裁判」に関する映像に、少年カレブさんが日本語字幕を付けてくださいましたので、カレブさんのご許可を得て、そのニュースの全文を書き起こし掲載させていただきます。
    皆様のお役に立てば幸いです。


    今回紹介するのはエホバの証人として育てられた若い女性です。
    彼女は教会の成員から虐待され、教会が加害者を守ってきたと述べています。
    そして今全国から続々と被害者が現れています。
    今夜はナイトラインのダン・ハリスがお届けします。

    今でもあの時の気持ちを覚えています。内面では会衆の人たちに助けを求めていました。(コンティの発言)

    キャンディス・コンティの話。男性の指導者のみで構成される裕福で秘密主義の宗教に立ち向かった若い女性です。

    「ノース・フリーモント会衆を代表して…」(男性の発言)

    彼女によると、彼らは子どもを食い物にする者からの保護を怠りました。

    「自分を守ってくれる人を求めていました」(コンティの発言)

    私たちがエホバの証人について知っていることと言えばこの教会のビデオのように、彼らが家々をノックして大々的な布教キャンペーンを行なっていることです。
    「私たちは問題の多い世の中の人々に慰めを与えています」(エホバの証人のビデオの中の音声)

    しかしキャンディス・コンティは、闇の部分を明らかにしました。
    「ものみの塔」として知られるニューヨーク本部の中で安楽に暮らす教会の指導者たちが、児童虐待の問題を秘密にするポリシーを維持してきたのです。
    「内密の話は公表しません」(男性(弁護士?)の発言)
    そして人を傷つけることが繰り返されます。

    「ジョナサン・ケンドリックの第一印象を覚えていますか?」(インタビュアー)
    「とても大きな人で恐ろしい感じです」(コンティ)
    9歳のキャンディを性的虐待したとき、彼はカリフォルニア州フリーモントの小さな会衆で評判の良い成員でした。親がいない時に家から家の伝道に参加したキャンディスをジョナサン・ケンドリックは自分の家に連れ込み性的虐待したと彼女は述べています。
    「詳しい部分は本当は話したくないんです。悪夢につながるので…」(コンティ)
    「分かりました」(インタビュアー)
    彼女は2年ほどの間に月に数回性的虐待されることがあったと証言しています。
    「子どもの時にはなぜ告発できないと感じてたのですか?」(インタビュアー)
    「これを言い出すことで壊すことになるのは、私が知っている唯一の人たちだったんです。それは恐ろしいことです。」(コンティ)
    そこがキャンディスにとっては唯一の場所でした。

    彼女が言うには信仰ゆえに孤立して育ったのです。
    「この世界について教会はどのように教えていたか覚えていますか?」(インタビュアー)
    「エホバの証人以外の人々は生きていても死んでいるようなものだと。」(コンティ)
    すべてのエホバの証人と同じく、彼女はハルマゲドンがすぐ到来すると教えられました。
    「新しい地が来るのです。地上の楽園です。」(エホバの証人のビデオの中の男性)
    そして地上の楽園で生きることになるのは真の信者だけだと教えられます。
    エホバの証人として育ち、キャンディスは誕生日やクリスマスは祝わず、教会の外に友達も作りませんでした。
    「エホバの証人以外の人は誰でもクリスチャン家族から引き離すためにサタンに用いられるかもしれないからです。」(コンティ)

    彼女は大人になり教会を離れてから数年後、性犯罪リストのリストの中にケンドリックが載せられており、他の会衆でも子どもを性的虐待していたことを知りました。そして行動することを決意します。
    「私は自分が何もしなかったことで深く後悔しました。他の人にも起きてしまったのです。」(コンティ)
    彼女は地元の教会指導者の所に行き自分の体験を話しました。
    「彼らは私が証明しない限り、聞き入れません。」(コンティ)
    「性的虐待されたことをどう証明するんですか?」(インタビュアー)
    「犯罪の証人が二人必要です。」(コンティ)
    この宗教の内部の法的システムによると、犯罪を罰するかどうか少なくとも二人の証人を聖書が求めていると教えられています。
    「子どもの虐待に二人の証人ですか?」(インタビュアー)
    「いるわけありません。まさにそこが要点です。」(コンティ)
    彼女は警察に行きました。しかしケンドリックが虐待を否定したため告発されず、調査だけ継続されました。

    彼女の次の行動は「ものみの塔」を訴えることでした。
    彼女はリック・シモンズ弁護士に依頼しました。彼はカトリック教会の小児性愛司祭の被害者代表を何年も務めていました。
    「もし闇の部分に光を照らすべきグループを一つ選ぶなら、まさにこのグループです。なぜなら土曜日の朝にあなたの家のチャイムが鳴って、あなたの子どもが児童虐待者に対応するなんて状況は困りますよね。」(リック・シモンズ弁護士)

    キャンディスと弁護人が「長老」として知られる地元の教会指導者に宣誓証言を求めると、驚くようなことが明らかになります。
    「あなたはジョナサン・ケンドリックが子どもを性的に虐待したことを知る機会はありましたか?」(裁判官)
    「はい。」(長老)
    キャンディスが虐待される前に、当時会衆で指導的な立場であったジョナサン・ケンドリックが自分の義理の娘を虐待していたことを長老たちは知っていたのです。
    その子が最初の犠牲者でした。
    「彼は、ある日の夕方に家で彼女を触ったと告白しました。」(長老)

    しかし長老たちは警察に報告することも、会衆の中で警告を与えることもしませんでした。
    「そのことは憤慨しましたか?」(インタビュアー)
    「はい。嫌悪感を持ちました。本当に嫌悪しました。人を助けることよりも、損害を少なくすることを考えているんです。」(コンティ)

    「会衆に知らせないのはなぜですか?」(裁判官)
    「私たちは会衆には公表しません。内密なことだからです。」(長老)
    秘密主義のポリシーはニューヨークの教会指導部から通達されたものです。
    全国の長老たちへの手紙の中で、ものみの塔の児童虐待の問題の扱い方は明確になっています。彼らは幾つかの州による児童虐待報告義務は認めていますが、法で義務が課せられていない場合は教会指導者以外の人には訴えを秘密にするよう言われています。
    その理由は「世の人々は自分たちの権利が侵害されたと感じるとすぐに訴訟する」からであると述べられています。
    「彼が会衆にいる間は、私たちは彼の行動を監視していました」(長老)
    彼らはケンドリックを指導者の立場から降ろしました。ものみの塔のポリシーによると「汚れの理由」だそうです。

    「エホバの証人のノース・フリーモント会衆の成員は、どんな形の児童虐待も忌み嫌います。」(ジェームズ・マケイブ エホバの証人の弁護士)
    教会の弁護人は、会衆の他の成員による性的虐待から子どもを守ることは宗教組織の責任ではないと主張します。
    「エホバの証人は若者の集まりじゃないんです。」(弁護士?)
    性的虐待の危険について親たちを教育してきたと言います。そしてキャンディスが訴えている虐待は教会施設の中で起きたことはない、そして彼女の戸別訪問をケンドリックと一緒になるよう長老が割り当てられたのかに関しても疑問を投げています。
    「長老たちの仕事は霊的なものです。彼らにそれ以上の仕事を求めることはできないと思います。」(弁護士?)

    ものみの塔はインタビューを拒否しました。
    代わりに聖書の引用をちりばめた宣言を送ってきました。
    「犠牲者は政府機関に報告する権利がある(ガラ6:5)。教会はそれを邪魔しない。
    加えて当局から加害者を守ることもしないし、結果を刈り取ることを防ぐこともしない(ガラ6:7)」
    陪審員はキャンディスの側に立ちました。里程標になる2012年の評決では、彼女は1500万ドル以上の賠償を勝ち取りました。ものみの塔は控訴しています。

    「私は自分がけがれたものだと思っていました。」(女性被害者)
    (字幕で「オハイオ州ロレイン」)
    キャンディスの勝利は大きく門を開きました。

    「僕は彼に牢屋に入っていてほしいです。」(男性被害者)
    (字幕で「カリフォルニア州サンディエゴ)

    全米から数十件の他の犠牲者が名乗り出て、教会指導部の隠ぺいに対する訴えを起こしました。
    (字幕で「バーモント州バーリントン」「コネティカット州ニューヘブン」)

    「完全に黙秘しスキャンダルを秘めようとします。」(アーウィン・ザルキン弁護士)
    これらの犠牲者は自分の経験を語るのに勇気を奮い起こしています。

    しかし、ジョナサン・ケンドリックのような加害者はスポットライトを浴びることを巧みに避けます。
    「この道ですね…」(ダン・ハリスが車を運転しながら)
    彼は法廷には姿を現さず、私たちの取材も拒否し続けました。それで彼に会いに行くことにしました。
    「ケンドリックさんですか?ABCニュースのダン・ハリスです。キャンディスについてお話いただけますか?」(ダン・ハリス)
    「ステートメントはこれだよ。キャンディス・コンティと二人きりになったことはないし、虐待もしていない。」(ケンドリック)
    「彼女の作り話だと考えているのですか?」「考えるだって?もう言っただろ」「彼女との野外奉仕もしたことないんですか?」「ないよ。絶対ない。キャンディス・コンティと二人になったことなんて絶対ないよ。」

    (場面が変わり、コンティとインタビュアーとの会話)
    「ケンドリックは強烈に否定してきました。」(インタビュアー)
    「彼にとっての一番賢いやり方なんでしょう。子どもを虐待した人から正直な話を期待できるでしょうか?」(コンティ)

    (ダン・ハリスとケンドリックの場面に戻る)
    「義理の娘に関して教会役員に話した時、彼らは会衆にも伝えるべきだったと思いますか?」(ダン・ハリス)
    「おい、なんだよ、それは!」(ケンドリック)
    「警察に連絡するわよ!」(ケンドリックの妻)
    「内密にしようという話だったんですか?」(ダン・ハリス)
    「そんなことではないよ。」(ケンドリック)
    「ここに警察官をよこしてください…」
    この人はケンドリックの現在の妻です。
    「新聞の人が話を持ち帰ろうとしてるのよ…」(ケンドリックの妻)

    思い出してください。キャンディスが行動を起こすことを決めたのは、第三の犠牲者について知ったからなのです。それで彼は7か月服役しています。その女の子、ケンドリックの三番目の犠牲者は、この妻の7歳になる孫娘なのです。

    「あなたの孫の件について聞いてもよろしいですか?」(ダン・ハリス)
    「ノー!ダメよ!」(ケンドリックの妻)
    「どうして?」(ダン・ハリス)
    「あんたには関係ないからよ!もう刑罰を受けたのよ!」(ケンドリックの妻)
    「たしかにね…」(ダン・ハリス)

    キャンディスは自分の生活に戻ろうと努力しています。
    大学を卒業し、最近婚約もしました。
    しかし他のすべての犠牲者のためにも戦い続けると述べています。
    「私だけの問題ではありません。苦しみを一人で抱えるわけではありません。私たちは犠牲者になるだけで終わるのでなく、変革のために語ることができます。そうすれば痛みに耐えた価値が少しでも出てきます。」
    キャンディスの評決以来、教会は児童虐待に関する内密ポリシーに幾つかの調整をしてきました。しかし、キャンディスを含め、それは十分でないと述べます。

    ジョナサン・ケンドリックはどうでしょう?彼は自分が今でも良い立場のエホバの証人だと述べています。
    「あんた、何よ!」(ケンドリックの妻。ダン・ハリスに向かって。)

    サンフランシスコからダン・ハリスがお届けしました。

  • エホバの証人 キャンディス・コンティ裁判に関する米国ABCニュース

    エホバの証人 キャンディス・コンティ裁判に関する米国ABCニュース

    今回は、エホバの証人の児童性虐待に関するニュースです。

    エホバの証人内では長期にわたり児童虐待が行われており、過去にも欧米のマスメディアを通して幾つか報道されてきました。(詳しくは下記の「エホバの証人研究」のサイトをご覧ください)
    ニュース論評 – 児童虐待報道 – エホバの証人研究

    今回、新たに2015年3月12日に米国のABCニュースで「キャンディス・コンティ裁判」に関する報道がなされました。
    キャンディス・コンティさんは9歳の時から約2年間、宗教組織内で指導的立場にあったジョナサン・ケンドリックによって性的虐待を繰り返し受けていました。

    エホバの証人の子どもたちは、「エホバの証人以外の人々は生きていても死んでいるようなもの、やがてハルマゲドンで滅ぼされる。エホバの証人以外の人々はサタンに支配されているので、サタンに操られて我々エホバの証人をクリスチャン家族から引き離そうとするものだ。」と教え込まれて育ちます。
    また、信者以外の子どもたちと深く関わることは良しとされず、誕生日やクリスマスといった行事も祝わないため、一般の人たちから孤立した環境に置かれています。

    そのためキャンディス・コンティさんは誰にも助けを求めることができず、性的虐待を繰り返し受けていました。(なお、キャンディス・コンティさんの母親は薬物依存者で精神的にも問題を抱えており、自分や娘の世話をする力はありませんでした。父親は敬虔なエホバの証人でしたが、家族の元を去っていました。)

    今回ABCニュースで放映された映像に、少年カレブさんが日本語字幕を付けて下さいましたので、詳しくはこちらの記事をお読みいただけたらと思います。
    [更新!]キャンディス・コンティ – エホバの証人 米国ABCニュース|エホバの証人研究(ブログ)

    2009年に、キャンディスさんは性的虐待者リストにケンドリックが登録されているのを見つけます。
    自分とは違う女子を性的虐待していたのです。キャンディスさんは当時住んでいたロサンゼルスの会衆の長老のところに行き、性犯罪者を隠すことをやめるよう言いました。
    彼女は「性犯罪者の正体を隠す理由が何かあるのですか?」と訴えましたが、長老は方針を変えることを拒否しました。キャンディスさんの事件を本部に報告することさえ拒んだのです。
    ものみの塔本部は1989年7月1日にアメリカの全ての長老に宛てて「児童性的虐待も含めて報告を内密にしなさい」という指示を含む手紙を出していたのです。
    キャンディスさんは勇気を振り絞って立ち上がり、訴訟を起こし勝訴しました。
    そして判決の後、この件が世界中で注目され、エホバの証人の性虐待被害者から千件以上の問い合わせが来ました。

    詳しくは、こちらをご覧ください。

    このような悲劇が繰り返されてきても、ものみの塔は謝罪をするどころか、「よその者たちの声に用心しなさい」といった講演を行い、マスコミの報道に警戒するよう呼びかけています。そしてあいまいな表現を用いて、エホバの証人の組織の問題についてのメディア報道を「事実無根」として否定したり、「人間は不完全なのだから、罪を犯すこともある。たとえ信者の中にそのような行為を行う者がいたとしても、我々には責任はない」と主張したりしています。
    しかし、勇気を振り絞って声を上げ始めた被害者の方々によって、ものみの塔の「自分たちの組織は神の霊に導かれる唯一の組織である」との主張にまったくそぐわない実態が次々と明るみに出てきているのです。

    虐待の被害を受けたすべての犠牲者の方々の心の傷が癒えますよう、祈っております。
    また、ものみの塔聖書冊子協会*には、この隠ぺい体質を改革するよう切に願います。
    (*電話046-233-0005 月曜~金曜8:00-12:00、13:00-17:00 )

    川島真彩

    #追記
    上記、ABCニュースの全文日本語訳を書き起こしました。併せてご参照下さい。

  • ディズニーランドの思い出

    ディズニーランドの思い出

    私は以前、東京ディズニーランドの「れすとらん北斎」という和食のレストランでウェイトレスをしていました。

    それまでにもさまざまな飲食店でアルバイトをしていましたが、ディズニーの衛生基準は、さすがに高かったです。
    そして、ゲスト(お客さん)の方々も、夢の国を満喫されて優しい気持ちになっている方も多く、お帰りになる際に、「美味しかったよ!また来るね!」と声を掛けて下さったり、小さな子どもたちが「おいしいごはんをありがとう☆」という可愛い手紙をテーブルに置いておいてくれたりもしました。
    そうした温かい手紙は、レストランで働くキャスト(一番下に説明を掲載しています)のみんなが読めるようにキッチンの近くに貼っておいたものです。

    ディズニーランドは、少しでもゲストに楽しんでもらえるよう、様々なサービスをしていました。

    通常はお弁当の持ち込みはできないのですが、アレルギーがある場合は、そのご本人に限り、持ち込みがOKでした。そして、せめて雰囲気だけでもお連れ様と一緒に楽しめるようにと、レストランの食器に盛り付けて提供していました。
    また、寝てしまっているお子様がいる場合には、お子様が横になれるよう、ソファ席を優先してご案内したりもしていました。

    また、私が車いすを使用していた時期に、ディズニーランドに遊びに行ったことがあります。
    アトラクションに並ぶ時には、待ち時間は他のゲストと同じなのですが、体調が悪化しないよう、通常の列ではなく、涼しい場所で待っていても良かったり、私が困っているような時にはすぐに飛んできて助けてくれたりと、本当に良くしていただきました。

    「もしかしたら、これには乗れないかな?」とあきらめかけていたあるアトラクションでは、キャストと相談した結果、体に負担がかからないよう、通常のベルトに加え、しっかりと体が固定されるベルトも着けてくださり、楽しむことができました。(もちろん、乗るかどうかの最終判断は自分でしました)
    また、アトラクションの乗り場までの道が車いすでは通れない構造のアトラクションでは、裏の通路から行かせてもらったのですが、私が裏通路を通行中に、ちょうど控室から出てきたキャストの皆さんが笑顔で「ようこそ!楽しんで行ってくださいね!」と言ってくださり、本当にどんな時でも笑顔で対応してくださるんだなあと感動しました。

    さらに、どのアトラクションでも、乗る前の確認時に「非常時にはご自身の足で○メートルほど歩いていただかなくてはいけないのですが、それは大丈夫でしょうか?」といった言い方をしてくださり、こちらの病状などを聞いてきたりはしなかったので、そのような配慮も嬉しかったです。
    夢の国で過ごしたその日は、身体の痛みも和らぎ、温かい気持ちでいっぱいになりました。

    そういった、人々の優しさのあふれる場所だからこそ、ディズニーランドは多くの人々に愛され続けているのだと思います。
    お世話になった「れすとらん北斎」の皆様、大変な時期に幸せな時間を提供してくださったキャストの皆様、本当にありがとうございました。
    私は、キャストを辞めた今でも、ご縁をいただいた方々に癒しや幸せを提供できる人になりたいと願っています。

    キャストについては以下のサイトで説明を見ることができます。
    東京ディズニーリゾート キャスティングセンター

    キャストとは?

    「世界中でもっともすばらしい場所を夢見て、創造することはできる。設計し、建設することもできるだろう。しかし、その夢を実現するには人々の力が必要だ。」 ウォルト・ディズニー

    東京ディズニーリゾートは、青空を背景にした巨大なステージです。ここでは観るものすべてがショーであり、そこにいらっしゃったお客様はショーに参加していただく「ゲスト」、ゲストをお迎えするスタッフは「キャスト(役者)」と呼ばれます。
    東京ディズニーリゾートにお越しいただくすべてのゲストの皆さまに、ハピネスを提供することがキャストの役割です。ここで働くキャストたちは、直接ゲストと接するキャストだけでなく、裏舞台からパークを支えるキャストも、ゲストの喜ぶ姿に幸せを感じながら働いています。
    ウォルト・ディズニーは、キャストに以下のような言葉を贈っています。
    「ディズニーランドを真の魔法の王国に、今、そして将来ここを訪れる何百万人ものゲストが心から楽しめる場所にするのは、皆さん自身なのです。」
    キャストとは、「世界中でもっともすばらしい場所」を夢見てやってくるゲストに魔法をかける重要な存在なのです。
    ここを訪れるすべてのゲストに、ステキな思い出を残してもらうために努力できるひと、またそうしたいと思えるひとを1人でも多くキャストとしてお迎えしたいと思います。

  • 豊かになること、技術が発展するということ

    豊かになること、技術が発展するということ

    今回は、「豊かになること、技術が発展するということ」というテーマで書きたいと思います。

    技術がどんどん進歩し、便利なものがあふれている日本の現状に対して、「贅沢ではないか。これ以上技術を進歩させて意味があるのか」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

    段差を超えられる車いす

    先日、WBSの「トレンドたまご」のコーナーで、段差を超えられる車いすが芝浦工業大学の学生たちによって開発され、今後製品化を目指している、と紹介されていました。


    私も過去に、短期間ではありますが、車いすを使用していた時期があるので、大変さはよく分かります。

    車いすを使用している仲間の学生が段差などで苦労をしているのを見て作ったという、学生たちの温かい想いが込められているこの車いすが、ぜひとも早急に製品化され、多くの車いす利用者の方々の喜びにつながればと願っています。

    聴覚障がい者の外出に影響を与えたもの

    古い記事ですが、携帯メールの出現によって、聴覚障がい者の外出に与えた影響がこちらの記事の後半で紹介されています。

    携帯電話のメールがなかった頃は、出先での連絡手段が絶たれてしまうため「待ち合わせに急な変更があっても連絡できず、2-3時間待ってしまうこともあった」と来店していた女性ユーザーは昔を振り返る。そうしたトラブルを解消してくれる携帯電話のメールサービスは、聴覚障害者にとっての必需品だ。

    たしかに、耳の不自由な方々にとっては、携帯メールはなくてはならないものだと思います(今はLINEなのでしょうか?)し、携帯電話のテレビ電話機能を使った手話サービスも開発されれば、耳の不自由な方がまた一つ自由を得られるようになると思います。そのような機能を、切実に必要とされている方々がいらっしゃるのです。

    豊かになる意味

    有名ブロガーであるちきりんさんが、豊かになる意味について核心を突く記事を書かれていました。

    ちきりんのブログ「豊かになる意味」

    経済発展して何の意味があるのか、という問い。人は本当に経済発展と共に幸せになっているのか?という問い。便利なものはなかったけれど、昔の方が幸せだったのではないかという疑問。
    「これらの疑問や問いは、強者が感じるものなのだ」と気がつきました。階段がなんなく上れて、車やバイクで大混雑している街でも移動に困らない、そういう人だから「贅沢では?」などと思うのだということを理解したのです。

    私もまさしく、この通りだと思います。

    私も過去に入院していた時には、病院の様々な最新の機器にも助けられましたし、退院してからも、スーパーの宅配サービスやネット通販、外出先で体調が悪化した時にはデパートの車いす貸出しなどの様々なサービスによっても大変助けられました。
    こういった恩恵を受けることができたのも、日本の経済や技術が進歩したおかげだからこそだと思います。

    今後高齢化が進み、ますます社会的弱者が増えていく日本において、さらなる技術の発展は必要なことだと感じています。
    そして、そのような技術を開発してくださっている方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

  • 何がきっかけで、ものみの塔から離れましたか?

    何がきっかけで、ものみの塔から離れましたか?

    私は今まで、ネット上の「JW 解約」の内容をプリントアウトしたものや「エホバの証人の子どもたち」の本を渡したり、手紙を書いたり、太陽作戦を取ったりしてきましたが、母はものみの塔以外の情報を信じようとはせず、今も熱心に宗教活動を行なっているようです。

    そこで、過去に熱心なエホバの証人として活動をされていて、今は辞められた方にお聞きしたいのですが、どのようなきっかけで覚醒されましたでしょうか?
    1世、2世問わず、様々な事例をコメント欄にてお寄せいただけたらと思います。
    どうぞよろしくお願いいたします。

  • 言葉の持つ力と見抜く力

    言葉の持つ力と見抜く力

    人を傷つける言葉
    今回は、言葉の持つ力と見抜く力について書きたいと思います。

    日々の人間関係の中でもネットの世界でも、悪口を言う人っていますよね。
    悪口を言い合って盛り上がっている人たちもいます。
    でも、あなたの前で人の悪口を言っている人は、あなたがいない時は、あなたの悪口を言っていると思います。
    同じように、他人の個人的なことを平気で教えてくれるような人は、あなたがいない時には、あなたの個人的なことを他の誰かに漏らしているものだと思います。

    悪口をいつも言っている人は波動が悪いので、近づかないほうが賢明です。
    たとえ悪口を言われたとしても、私はその人の悪口を極力言わないようにしています。
    「言われっぱなしで損じゃないか」と思うかもしれませんが、自分も悪口を言ってしまうと、自分自身が言葉の毒に侵されてしまいます。

    悪口を言うことによって毒を吐く人は、当人は悪口を言っている気がないのです。
    それ位、毒に麻痺してしまっているのです。
    そして、そのような悪い波動に集まってくる人たちが、一緒に悪口を言っているのも見ることがあります。
    そういう人たちがいたら、あなたはどうかそっとそこから逃げてくださいね。
    その悪い波動に浸っていると、あなたの運勢まで悪くなってしまいます。

    ある実業家の方は、このように述べています。

    いっつも悪口を言っている人、それから妬み心の強い人、それから恨みっぽい人、こういう人は犯罪でも犯すよ。人を殺すような人間を見ていると、いつも人の悪口を言っているの。それから妬むの。
    この前テレビでやっていた人はね、「3年前にこんなことがあって…」って3年前のことを覚えていて、殺しに行ったとか言うんだよね。それってもう狂っているよ。
    妬み心の強い人、それからやたら執念深い人には、近づかない方がいいよ。
    で、そういうところからサーッと逃れると、そうじゃない仲間の集団があるから。
    悪口を言うような人を相手にしちゃだめだよ。
    相手にすると、向こうの毒とこっちの毒が両方が毒を出し合っちゃうんだよ。
    相手にしなきゃ、自分の毒は自分の周りに降りかかるだけなんだよ。
    これからいろんな犯罪が起きた時、ずーっと聞いててみな。必ず、恨み言、悪口、やたら執念深い。
    そういう人がいたら逃げるんだよ。
    で、大人だからね、スーッと消えればいいの。
    直してあげようとかって思っちゃだめだよ。
    絶対直らないからね。

    会社同士でもそう、普通の人間関係でもそう、大したことのない人間が一番やることが恨み言。
    それよりも、自分がお世話になったこととか、ありがたかったこと、「本当に助かるねえ」とか、「あの人には助けてもらったんだ」とかって言うような人は伸びるの。

    自分が破滅して、波動を悪くする人の特徴は、自分がやってあげたことを言いまくるの。
    「こんなに私はしてあげたのに」って。
    でも、人生生きていればお互いが助け合って生きているんだよね。
    それなのに、やってあげたことばっかしをずーっと言うような人間って、まともな人間にはいないよ。
    「私ばっかし助けてきました」みたいのは、まずないよ。
    本当に助けるような人だったら、人にやってやったことを覚えてないもんだよ。
    「いついつこれをやってあげたのに」とかって覚えていること自体がおかしいよ。
    だから、よーくこうやって見抜いていないと、「私はあの人にこうやってやったの、ああやってやったの」って言うと、なんかいい人のように思うけど、本当にいい人はそんなこと言わないよ。ただ黙ってやってあげるだけだよ。

    私はこれまでたくさんの方々にお会いして、お話を聞いたり、自分が立ち直るのに役に立った情報をお伝えしたり、ヒーリングをしたりしてきました。
    中には、残念ながら私の真意が伝わらなかったことも何回かありました。
    そのような時には、「自分の伝え方が悪かったのか」と非常に落ち込みました。

    でも、「すべては、必要・必然・ベスト」という言葉も信じています。
    どのようなきっかけであれ、ご縁をいただいたということは、お互いにとって意味のあることである、今の段階では、まだそれらの方々の心にお伝えしたことが届いていなくても、いつかきっと理解していただける日が来ると信じています。

    あ、ここで「こんなことをしたのに」って言ってる時点で私自身まだまだ未熟ですね…。

  • 福相にする方法

    福相にする方法

    世の中には、こちらの気持ちまで重くなってしまうような、いつも暗い顔をしている人と、こちらにも笑顔が伝染するような、明るい笑顔の、人も運も引き寄せる福相の人っていますよね。
    どうせなら福相になって楽しく毎日を過ごしたいと思いますが、斎藤一人氏によると、顔を福相にする簡単な方法があるそうです。

    一つ目は、顔につやをだすという方法です。

    幸せと『つや』って、なんの関係があるんだろうってふつう思うよね。
    でもね、幸せになるすごい法則なんだよ。
    ”人は見た目どおりにしかならない”っていうすごい簡単なことなんだよ。
    どんなにがんばっても顔が不幸せなままで幸せにはなれないんだよ。
    逆に、つやつやした福相の顔で、『私、不幸なんです』って言う人はいないんだよ。
    だから、幸せになりたいなら、見た目から幸せな福相のつやを出すことだよ。

    クリームを塗って、つやを出す。とっても簡単ですね(*^_^*)
    顔と髪と靴につやを出すことがとても大切だそうです。

    カサカサの顔では、疲れて見えるし、年よりも老けて見えてしまいます。
    逆に、つや顔にすると生き生きとして見えるので、鏡を見た時に嬉しくなって、明るい気分になれますよね。
    そして、つやのある笑顔の人には、周りの人も声をかけやすく、たくさんのいいことを引き寄せます。

    「あの人すごいオーラだね」とか言いますよね。でも、オーラって実際には見えない人のほうが多いですよね。それが、オーラが大きく輝いているように見えるのは、髪や顔や全身がつやつやと輝いているからだそうです。

    ところで、男性は脂性というイメージがあるけれど、カサついた肌の男性もけっこういます。それになんといっても脂ぎっているのと福相のつやとは全然違います。
    男性のカサついた肌というのも、疲れていて、なんだか精気がなさそう。自信がなさそうにも見えてしまいます。仕事も人生も昇り調子にするためには、福相のつやを出すことが絶対ですよ。
    それと、靴が汚れている人は先祖の加護がなく、出世の見込みがない、ちょっぴり残念な人です。もし、結婚を考えたり、お付き合いを始めるときには、相手の靴は要チェックですよ!!もちろん選ぶのであれば、顔にも髪にも靴にもつやのある、福の神のような人を選びましょう!!

    そして、二つめは魔法の言葉を唱えることです。

    『あなたにすべての良きことが雪崩(なだれ)のごとく起きます』。これを心の中で唱えるんだよ。すれ違う人、テレビに出てきた人でもいい、これを一日100人の人に言う。これを千日続ける。一日100人千日修行だよ。
    これを楽しんでやるんだよ。
    福相ってさ、豊かそうな顔のことを言うんだよね。まず、顔につやを出すのがその一つだよね。それともう一つ、中からにじみ出てくる豊かさがあるんだよ。これは、人の幸せを願えるようになると、中から、豊かさがにじみ出て来るんだ。だから、『あなたにすべての良きことが雪崩のごとく起きます』って、これを言ってると、幸せの福相にますます磨きがかかるんだよ。福相に磨きがかかれば当然、ますます幸せを引き寄せるようになるよ。

    できない日があっても、大丈夫です。やろうと決めて、心がけるだけでも全然違います。
    一日100人というと、大変そうなイメージがありますが、信号待ちをしている時や、満員電車の中、会社の中など、たくさん人がいる時には、まとめてできてしまいます。「ここにいる人みんなに、すべての良きことが雪崩のごとく起きます」と心の中で唱えればいいのです。そして、すれ違う人一人一人にも言っていると、あっという間に100人です。
    あっという間に、自分が今日出会える人の幸せを願えるんです。

    100人修行をしていると、自分の考え方も、すっごいハッピーになります。
    たとえば、もう少しで渡れる信号が赤になってしまっても、がっかりするどころか、むしろ超ラッキーです。通勤している人なら、電車待ちも楽しいですよね。大きな会社に勤めている人だったら、社員食堂が混んでたりしたら、もうイライラどころかワクワクですね。一度でたくさんの人の幸せが願えちゃうんですから。
    顔も自然と笑顔になってしまうんです。
    不思議なことに、「なんか苦手だな」と思う人がやさしくなったり、急に異動が決まったりで、あなたの前からいなくなったりします。
    もちろん、いなくなることを願ってこの言葉を言うわけではありませんよ。
    ただ、人の幸せを願いだすと、自分の人相はもちろん、自分の波動が変わって、不思議なことが起きますよ、ということです。
    100人修行って不思議です。言っているだけで心もフワッと気持ちいいし、笑顔も増えて、だんだん福相に磨きがかかってきます。
    そうすると、不思議と、いいことやうれしいこと、楽しいことがどんどん増えてきます。100人どころか、もっともっと言いたいなという豊かな気持ちになりますよ。
    千日続けると、唱えることがすっかりクセになります。ちょっと暗い顔の人や疲れた顔の人がいると、「あれ?」と思った瞬間、『あなたにすべての良きことが雪崩のごとく起きます』って唱えていますから(笑)。

    私はこれらのことを知ってから、つやと言葉の両方を実践するように心掛けています。
    おかげで、満員電車や信号待ちも楽しい時間になりました。
    これからどんどん福相になっていけたらいいなと思います。
    そして、福相の人たちが周りにどんどん増えていったら、とっても素敵なことだと思います。

  • サンリオピューロランドで働いていた時の思い出

    サンリオピューロランドで働いていた時の思い出

    私は以前、東京多摩市にある「サンリオピューロランド」のアトラクションスタッフとして働いていたことがあります。ここは、屋内テーマパークで、キティちゃんやマイメロディ、キキララやけろけろけろっぴといったキャラクターたちに会えるところです。
    小規模なので、アットホームな雰囲気があります。
    よく、アトラクションやパレードを待っているお客さんたちとコミュニケーションを取ったり、アドリブで笑いを取ったりしていました。

    私は、キティちゃんと写真が撮れる「キティズハウス」と、3Dの映像に合わせて座席が動く「夢のタイムマシン」という、二つのアトラクションを担当していました。

    「キティズハウス」では、可愛らしいキティちゃんの部屋の中を見学してから、最後にキティちゃんと一緒に写真が撮れる、というもので、スタッフたちは「キティちゃんのお友達」として部屋の案内や写真撮影を行なっていました。

    「夢のタイムマシン」はなかなかスリルのある乗り物で、お客さんたちのテンションも高かったです(*^_^*)
    私は九州生まれなのですが、ある時、九州から修学旅行で来ていた中学生たちと話が盛り上がり、アトラクションが終わってから、「お姉さん、これ、超楽しかったよ!また来るね!」とハイタッチし合ったことも…☆
    それから、このアトラクションは、近未来的なかっこいいコスチュームでした。
    かっこいいポーズ(サイン?)もするので、ここで働きたいと思ってくれる人も多く、ある時、中学生の女の子が「私も将来、お姉さんと一緒にここで働きたいです」と言ってくれたこともあります。
    私は「はい、ぜひ!お待ちしています!」と答えました。
    私はもう辞めてしまったけど、いつかまたあの時の彼女に会えたらなと思っています。

    【働いていた当時のパンフレットです】
    サンリオのパンフ

    また心温まるサプライズもありました。
    私が成人を迎えた年の、成人の日のことです。私は成人式には出席せずに、いつものようにタイムマシンで働いていました。
    休憩時間になってバックヤードに戻ると、社員さんたちが突然クラッカーを鳴らして、「真彩ちゃん、成人の日、おめでとう!!」とお祝いしてくれました。
    私はそれまで、人生の節目のお祝いなどしてもらったことがなかったので、とても感動したのを覚えています。しかも社長さんから、お祝いのお手紙までいただきました。
    このように、お客さんだけでなく、スタッフたちのことも気遣ってくれる温かい会社だからこそ、規模は小さくても、たくさんの人たちに愛されているテーマパークなのだと思います。

    数年前に大幅にリニューアルをして、私が働いていた頃とは変わっていますが、また遊びに行きたいです。

  • 私の好きな言葉「Respect for others」

    私の好きな言葉「Respect for others」

    「Respect for others」 松山大耕

    ここのところ、宗教が関連する様々な事件が続いています。
    痛ましい事件が起こるたびに、「一体なんのために宗教を信じているのか…」と感じてしまうことも多いと思います。
    人を幸せにするはずの宗教が、不和や恐怖心、戦争を起こす元となってしまうとしたら本当に悲しいことです。

    そんなことを考えていたところ、世界的に有名なTEDというプレゼンテーションのイベントで、僧侶の松山大耕氏が「クリスマスを祝い、除夜の鐘を聞き、神社へ初詣をする日本人の宗教観とこの寛容性こそが宗教の本質をとらえている」と語っているのを知りましたので、こちらでご紹介させていただきます。

    こちらの記事で出てきます「Respect for others」という言葉が、私は大好きです。これは、私達一人ひとりが生活する中でも大切に意識していかないといけないことですね。
    日本人の持つ、このような寛容性のある宗教観が世界に広まれば、本当に素晴らしいことだと思います。

    「Believe in something ではなくて、Respect for something もしくは Respect for others」

    松山氏の以下の言葉を、ぜひ多くの方、特にJWの方に知っていただけたらと思います。

    確かに全ての宗教において、その教義に忠実である、守ること、それは非常に大事なことです。しかし世の中にはもっと大切なことがあります。
    それは信じる宗教が違っていても、お互いを尊重し、そして仲良くするということです。

    ぜひご一読くださいませ。

    また、動画でも松山氏の講演を見ることができます。

    なお、私自身は特定の宗教には属していませんが、神様の存在は信じています。今では、一般的な日本人と同様、お正月もクリスマスもお祝いしています。 

  • 体調が悪い時の食べ物

    体調が悪い時の食べ物

    今回は体調が悪い時にお勧めの食べ物をご紹介します。
    (なお、はちみつは1歳になってからです。ご注意くださいませ。)

    ○風邪のひき始めに…
    ・くず湯…片栗粉大さじ2杯を水100cc~150ccで溶かし、火にかけてかき混ぜながらトロリとして透明になるまで煮、はちみつで甘みをつける。
    ・ホットレモン…レモンの絞り汁を熱い湯で薄めて、はちみつで甘みをつける。香りづけに皮を除いたレモンを刻んで加える。

    ○のどが痛い時に…
    ・大根あめ…大根4分の1本を皮付きのまま、1cm角のサイコロ状に切り、保存容器に入れる。
    水あめ、又ははちみつカップ2分の1(140g)をひたひたになるよう注ぐ。
    冷蔵庫で一晩置いて出来上がり。冷蔵庫で1週間保存できる。
    ・ さつまいものりんごジュース煮…皮をむいて1,5cm角に切ったさつまいもを鍋に入れ、りんごジュース(果汁100%)をひたひたに注ぎ、弱火で煮る。時々混ぜながら水分がなくなるまで煮る。あれば、水溶き片栗粉でとろみをつける。

    ○鼻水・鼻づまりの時に…
    ・りんごとしょうがのくず湯…りんごジュースカップ1に、くず粉大さじ1と塩ひとつまみを入れて良く溶かす。しょうが汁をほんの少し入れる。弱火で混ぜながらとろみがつくまで煮る。
    ・ねぎのみそ汁…みそ小さじ2、削り節大さじ1、刻んだ長ネギ3分の1本をお椀に入れ、お湯を注ぐ。

    また、インフルエンザの予防には、湿度は60%位が良いそうです。
    参考になれば幸いです。