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  • 「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら」に変えよう!!

    「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら」に変えよう!!

    周りから「無理だ」と言われても

    北海道の田舎の会社で宇宙開発をしている、植松努氏。
    彼は周りから「無理だ」と言われても、失敗を繰り返しながらも工夫を続け、民間での宇宙開発に挑み続けています。そんな彼がTEDで語ったスピーチがとても感動的でしたので、ぜひこちらをご覧いただけたら幸いです。

    公演を文字起こししたものは以下で読めます。

    「どうせ無理」という言葉が、多くの人から自信や可能性を奪っている

    夢や目標を語る人々に対し、「どうせ無理だ」と簡単に決めつけてしまう人がいます。
    植松氏は、この「どうせ無理」という言葉が、多くの人から自信や可能性を奪っているといいます。

    これは人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉です。でも、とっても簡単な言葉なんです。これを唱えるだけで何もせずに済んでしまうから、とってもらくちんになれる恐ろしい言葉でもあるんです。こんな言葉で未来を諦めさせられてしまった人たちは、自信を失ってしまうんです。でも人間は生きていくためにはどうしても自信が必要なんです。

    「どうせ無理」という言葉を使うのは、やったことがない人たちです。
    自信をなくしてしまった人たちの中には、他の人が頑張ったら困るから「どうせ無理」といった言葉をかけて、努力を邪魔するようになってしまう人たちがいるのです。

    「どうせ無理」を無くせば良い社会が来ると思ってます。でも、僕一人にできることは限りがあるからどうしても仲間が欲しいんです。これは僕の代では終わらない夢かもしれないんです。だからこそ、皆さんの力を貸して欲しいんです。
    皆さんが今日から「どうせ無理」という言葉に出会ってしまった時に「だったらこうしてみたら」と言ってくれたら、ただそれだけでいつかこの「どうせ無理」という言葉が無くなってこの世からいじめも虐待もなくなるんです。
    だから、ぜひ皆さんの力を貸してほしいんです。

    学問というものがあります。僕らは学問を学んできました。では、学問というのは誰かに評価されるためのものだったんでしょうか? とんでもない間違いですね。学問っちゅうのは、社会の問題を解決するために人類が生み出したもんなんです。必死になって築き上げたもんなんです。

    じゃあ、教育ってなんでしょうか? 教育っていうのは失敗の避け方や責任の避け方っちゅう要領の生き方を教えてくれるhow toなのでしょうか? 全然違いますね。教育というものは死に至らない失敗を安全に経験させるためのものだったんです。

    でも、それがすっかりおかしくなってしまったんです。なぜかというと失敗をマイナスだと思っている大人がたくさんいたからです。その人たちが皆の可能性と自信を奪ってきたんです。

    自信を取り戻すためのとてもいい方法

    そんな自分たちの自信を取り戻すためのとてもいい方法、それは「やったことがないことをやってみる」ということです。
    やったことがないことをやってみるだけで小さな自信が湧いてきます。もちろん、やったことがないことなので、失敗もします。

    でも、その時に失敗した自分を、逃げた自分を、諦めた自分を責めないでください。へこまないでください。(中略)(そういう時は)「ただ今成長中」って言えばいいのです。そしたらプリっと一皮むけるんです。だから失敗した時はぜひ、「ただ今成長中」って言ってみてください。

    私たち皆、生まれて初めての1回きりの人生をぶっつけ本番で生きているのです。ぶっつけ本番だから失敗して当たり前です。(私なんて、失敗だらけです…)
    失敗はよりよくするためのデータだと思って乗り越えて欲しいのです。

    植松氏はご著書「NASAより宇宙に近い町工場」の中で次のように述べています。

    日本人の宇宙開発は、1955年、糸川英夫さんが片手で持てる小さなロケットを作ったところからスタートします。あまりにも小さいロケットだったので、「くだらない、こんなものを作って何になる」と言われていましたが、ずっとやり続けた結果、月まで探査機を送れるようになりました。
    (中略)
    どんなものも最初は小さくて、そして価値が分からないんです。世界で初めてのものを知っている人間はそれまでいないからです。世界初のものは、マーケットリサーチしたって答えなんて出るわけがありません。マーケットリサーチで得られるのは、すでにあるものの情報だけです。だから国家主導の世界初はこの世にないんです。世界初はすべて、個人が自腹でやってきました。

    この本をお読みになっているあなたも、個人の自腹という点では同じです。あなたも、これから先、世界を変える可能性があります。「そんなこと言ったって、一人じゃ何にもできないだろう」と思ったかたもいらっしゃるかもしれません。しかし、坂本龍馬は何人いましたか?一人ですよね。エジソンも一人です。歴史は、一人の人間が変えてきました。

    「いやあ、彼らは別格だよ。俺なんか普通だから無理、無理」と考えるのはとても簡単なことですが、それは美しい謙遜ではありませんね。楽をするための言い訳でしかありません。

    思うが招く

    もちろん、現時点では、ただ生きていくことだけでも大変な状況の方々も多くいることと思います。
    私も「ものみの塔によって苦しんでいる方へ」のページでも書きました通り、子どもの頃は「あと一日だけ生きてみよう」と自分に言い聞かせながらなんとか生きていた時期もありましたから、新たな挑戦をするなんていうのは夢のような話でした。
    そのような時には、自分自身に対して、また人に対して「どうせ無理」という言葉を使わない、と決めるだけでも人生が断然違ってくると思います。

    植松氏は、小さい頃から飛行機やロケットが好きでしたが、やったことがない人は「できるわけない」と散々言いました。でも彼の母は「思うが招く」と教えてくれ、思い続けたらロケットを開発できるようなりました。「そしてこれから先、僕らがやっていくべき事は、できない理由を探すことではない、できる理由を考えることです。ただそれだけで世界はあっという間に良くなるんです。」と語ります。

    私は幼少期より、「そんなことやっても時間の無駄!どうせもうすぐハルマゲドンが来るんだから」「そんなことするヒマがあったら奉仕に行きなさい」といった言葉をかけられ様々なチャンスを与えられず、虐待を受け、自分で物事を考えない、動かない人間となっていきました。
    でも長い年月をかけ、徐々に動けるようになり(今でも思考や動作は遅いですが)、また「より良い人生を歩むヒントをくれた本」のコーナーでもご紹介しています、「心の壁の壊し方」を読んで、少しずつですが心の壁を壊していくことができました。

    二つの夢

    また今では、子どもの人権を守るための夢と、保育の仕事での夢があります。
    どちらの夢も、3年前までの自分では全く想像ができなかったことです。

    私は保育関係の仕事をしていますが、日本の保育と育児がより楽しくなるように、少し珍しい内容の仕事をしています。
    近い将来、保育や育児の現場で、今私が行なっていることがスタンダードになればいいなという夢を持って、個人事業で行なっています。

    これはとてもお世話になっていた、ある保護者の方からの提案から始まった仕事でした。これからもう一つの仕事をしようと思っていたので「もう保育業は辞めようと思います。今までお世話になりました」とご挨拶した時に、「どうか辞めないでほしい。このような新しい形の保育業を、ぜひ始めてほしい。日本中に、必要としている方々がいるはずだから」と提案され、スタートさせました。(それでも、もう一つの仕事ももうすぐ開始します)

    あの時に私を引き留めてくれ、新しい形の仕事を提案してくださった保護者の方には心から感謝しております。おかげさまで、多くの親御さんにこの形の保育業が必要だったことを知り、感謝されるようになりました。

    それでもまだ軌道には乗らず、アルバイトをしながらの生活ですが、工夫をしながら進めて行こうと思っています。
    歌は音痴だし、手先は不器用で工作はひどい仕上がり(過去のクリスマスツリーの記事をご参照ください…(^^ゞ)…といった向上の余地が非常にある私ですが、それでも小さな子どもたちが「真彩さんに会いたい」と言って、会えない日も毎日私の事を待っていてくれる、会えば歓喜の声を上げて抱き付いてきてくれる、そんな幸せな毎日を過ごしています。

    子どもたちが自信を持ち新たな挑戦に取り組むようになるために

    私は今でも苦手なことがたくさんあるし、辛い経験をしてきたからこそ、子どもたちの気持ちがよく分かります。

    だから絶対に「どうせ無理」なんて心無い言葉をかけることもないし、できなかったからといって責めることもありません。ただその努力を褒め、できた時には一緒に喜びます。そうすると子どもたちは自信を持ち、新たな挑戦に取り組みます。
    少し年齢の大きな子どもになると、私にいろいろなやり方や勉強も教えてくれるので、それが彼ら自身の喜び、自信につながっていきます。(これは、ごく一般的な学歴の親御さんが子どもたちを東大に入れた際のやり方だそうです)

    苦手なことはカバーし合い、自分の得意なことで自分も人も助ける、そしてお互いに自信や可能性を高め合える、そんな世の中になったら本当に素敵だと思います。

  • 「カルトの子―心を盗まれた家族」米本和広

    「カルトの子―心を盗まれた家族」米本和広

    エホバの証人の子どもたちは信者である親の愛を得るためにきわめて大きな犠牲を払わされてきました。
    母親に連れられての伝道訪問や、クラスメートの前で「証言」しなければいけないこと、信条ゆえにいじめを受けることなどによって心に深い傷を負った子どもたちは少なくありません。
    信仰をめぐって家族はしばしば激しく対立し、エホバの証人問題による家庭内暴力、別居、離婚の数は相当数に上ります。

    エホバの証人の章に書かれていた内容は、私自身が体験してきたこと、見聞きしてきたことと重なり、恐怖の記憶が蘇ってきました。

    エホバの証人、オウム、統一教会、ヤマギシ会、ライフスペース…。平凡な家庭にカルトが入り込んだとき、子どもたちはどうなるのか。カルトの子が初めて自分達の言葉で語った、心を盗まれた家族の実態。(「MARC」データベースより)

    親がある教えを絶対であると信じ込んだ結果(これは宗教やイデオロギー、信条一般に通じる)、子どもにふりかかる不幸はどの組織でも同じことなのだということに気づかれるだろう。(本書プロローグより)

    「実質的に世間から隔離された環境で育った子どもは、教団を抜けたとき自らの一般常識のなさに愕然とする。感情や葛藤が子ども時代から抑圧され続けたため、成人してからも本当の親密さや楽しさの感覚を持つことができない。」(本書解説より)

  • 「エホバの証人の子どもたち – 信仰の子らが語る、本当の姿」秋本 弘毅

    「エホバの証人の子どもたち – 信仰の子らが語る、本当の姿」秋本 弘毅

    エホバの証人の両親を持つ著者が、多くのエホバの証人の子どもたちへのインタビューをもとに書かれた本です。

    ハロウィンやクリスマス会、お誕生日会などに参加してはいけないという教え、けれどもみんなと違うことへの恥ずかしさや、楽しいはずの場所での孤立、他の子どもたちへの羨望といったジレンマ…。
    エホバの証人の子どもたちが吐き出したくても、吐き出すことのできなかった、内面の率直な想いが綴られています。

    「子ども時代に味わう多く苦痛、命の危険を及ぼす教理、その後の人生に徹底的な影響力を与える将来像などを考えると、年端の行かない子どもたちにこれらを半ば強要するのは、あまりにも安易と言わざるを得ません。それが信者と親たちの自己満足に資するとしても。」(本書より)

    教育の現場、医療の現場、裁判所などでエホバの証人の子どもたちと向き合う機会のある方々にもぜひご覧いただきたい本です。

    以下のリンク先のアマゾンのレビューページにも長文ですが「S」のペンネームで投稿させて頂きました。

    以下で、アマゾンのレビューで私が投稿した内容を本ホームページでも紹介させて頂きます。


    私もエホバの証人の母親によって育てられました。(父親は「迫害者」で、母親と子供たちを「迫害」していました)
    この本に書かれていることは事実です。

    私は生まれたばかりの頃から集会や伝道活動に参加させられおり、自分の考えを持つことやこの宗教について疑問を持つことはタブーのようなものとなっていました。
    母親とこの宗教の言うことが絶対正しいと信じ(信じ込まされ)、毎日宗教活動をさせられ、従わない場合には厳しい体罰を受けていました。
    少しでも宗教活動を行うために、部活動は一番活動時間の短いものにさせられ、誕生日やクリスマス、墓参り、格闘技など様々なことを禁止されていましたが、母親に捨てられないよう、教義に忠実に従っていました。
    ただ、そうすると今度は父親から「迫害」を受けるという悪夢が待っていました。

    また、エホバの証人たちの集まる集会や大会は1時間から8時間ほどに及ぶのですが、その間、幼い子どもたちも親の隣でおとなしく席に座っていることが強要され、退屈してむずかるとトイレに連れて行かれ、容赦ない体罰を受けていました。
    私の記憶で一番長い体罰は、当時まだ1、2歳ほどの子どもが集会中にぐずったという理由で、1時間にわたり体罰を受けていたことです。
    最初は激しく泣き叫んでいたその子も、最後には声も枯れてぐったりとしていました。
    周りの大人達はその間も平然としていて、誰も止めようとはしませんでした。
    「懲らしめによって、正しい道に導いている」ということらしいのです。
    私はまだ子どもだったため、どんな罰が待ち受けているかを考えると恐ろしくて何も言えませんでした。
    ただ、現在は集会場ではほとんど体罰は行なわず、帰宅してから家で体罰を与えているようです。(これは「昼寝するぶた」のサイトからの情報です)

    信者たちの言動にしばしば疑問を感じていたため、自立できる年齢になってから、罪悪感を感じつつもこの宗教から徐々に離れていくことができました。
    長かった夜が明け、「ハルマゲドン」と「迫害」の恐怖からも解放された今は、とても心穏やかな毎日を送っていますが、それでもしばらくは時々夢の中に出てきて言葉にできない苦しみを味わうことが続きました。(今は完全に解放され夢に見ることもなくなりました)

    この本は、私のようにエホバの証人の子として育てられた筆者が、様々な実話を紹介しながら、冷静に事実を述べています。
    辛い感情を抑えながら書いてくださったのだろうと感じます。
    どの宗教を選ぶかは個人の自由ですが、親に絶対服従しなければいけない、選択肢を持たない子供たちのことも考えてあげてほしいと思います。
    また、私のような苦しみを味わっても、それでも必死に生きている人たちがいるということを再認識させられ、励まされました。
    どんな過去があっても、これからは前を向いて歩んでいこうと思います。
    悪夢が繰り返されないことを願って、この本をより多くの人々に読んでいただけたらと思います。


     

     

  • 『強運』 斎藤一人

    『強運』 斎藤一人

    強運には法則があり、誰でも強運になれます。そして、本当に強運な人は、一時的にいいことが起こるのではなく、ずっと強運でいられるのです。強運の法則を、色々なエピソードを交えて面白おかしく、楽しく学べる本です。

    著者によると、「いまの自分の実力より、ひとつ上のことに全力で取り組む人」が強運を呼び寄せるそうです。
    「でも普通の人って、不思議なんだけど、ひとつ上のことって、なぜか一生懸命になれない。それが強運を逃している」のだそうです。

    以下、『強運』より

    よく私は、人生を「竹」にたとえます。
    人生には「竹」と同じように、いくつか「節目」があるんです。

    竹の節目って、下から見ると、ものすごく厚いように見えます。
    下から串を突きさすとしたら、たくさんの節に当たるから、ものすごく大変に思えます。

    でも、竹をまっぷたつに割って、見てみるとどうでしょう。
    ひとつ節目があったら、その先はスーッと空洞になっていて、次の節目に当たるまでは、ラクに上にあがっていけます。

    しかも、竹の節目って、上にいけばいくほど、どんどん薄くなっているのを知っていますか?
    上にいけばいくほど、どんどん突破するのがラクになる。

    竹の節目と同じように、この自然界にあるものは、上にいけばいくほど、どんどん薄くなっていくんです。
    高層ビルだって、上の階にいけばいくほど、重量が軽くなっている。
    同じように、人生の壁に当たっても、上にいけばいくほど、簡単に乗り越えられるんです。

    でも普通の人は、上にいけばいくほど、「だんだん難しくなる」と思っています。
    たとえば、小学校より中学校、中学校より高校のほうが、授業が難しくなる。
    それと同じように、「上にいけばいくほど、問題も難しくなる」って、思いこんじゃっているんですね。

    でも、それは普通の人の観念なんです。自分で「次はもっと難しくなるぞ」と思って、意図的に難しくしちゃってる。

    でも、もういっぺん言うけど、自然界には、上にいけばいくほど難しくなるものは存在しない。
    上にいけばいくほどラクになるのが真実です。

    いちばん下から、最初の壁を乗り越えて、ひとつ上にあがるときが、いちばん大変。
    二つめの壁は、もうちょっとラクなんです。
    三つ目の壁は、もっとラクになっています。

    そんなことを当たり前だと思っている人が、「強運の持ち主」なんです。

    「ひとつ、ひとつ、上にあがっていくのは面倒だから、どこか抜け道はないか」と思っている人がいます。そういう人が、道に迷っちゃうんですね。

    サラリーマンだったら、ひとつ上の役職に上がることに全力をあげればいいんです。
    パートさんだったら、パートの中でいちばん返事がいいとか、いちばん気愛(一人さんは「気合」という字を「気愛」と書きます)を入れてやっていればいいんです。

    そういう人は、まわりが放っておかない。
    どんどん上にあがっちゃうんだよ。

    それで上にいくと、スゴイ人ばっかりいると思っている人がいます。
    上の世界にも、あなたとうんと差があるような人はいません。

    本当の「強敵」っていうのは、「ひとつ上のことに、真剣に取り組んでいる人」なんです。

    たとえば、居酒屋さんをやっていて、お客さんがあんまり来なくてヒマだとします。
    そうしたら、「一回来てくれたお客さんが、どうしたら二回来てくれるか」「二回来てくれたお客さんが、どうしたら三回来てくれるか」に、全力をあげることです。そうやって考えている人は、そのうち必ず、自分のお店をお客さんでいっぱいにできます。

    いまお店がヒマなのに、いきなり「チェーン店を作りたい」なんて言う人がいますね。
    私に言わせると、ものすごく無謀な考え方です。
    もし本当にチェーン店ができたとしても、「ものすごくヒマなチェーン店」ができちゃうことになるでしょうから。
    だから、大きな夢を語っている人は、たいした人ではありません(笑)。

    いまの自分より、ひとつ上のことを、まともにやっていく人間が「強運」なんです。

    この「竹」の例え話を読んで、以前、私にご自分の半生について語って下さった、ある方のお話を思い出しました。
    その方は人徳があり、社会的にも成功されていている方なのですが、実家を出てから、自力で生活ができるようになるまでが一番大変だったそうです。
    また、同じような体験談を、今まで何冊かの本で読んだことがあります。
    この竹の例えは、うまくそれを表しているなあと感じました。
    私も、ひとつ上のことに全力で取り組んでいきたいと思います。

  • 最悪だと思った出来事がいまの幸せにつながっている

    最悪だと思った出来事がいまの幸せにつながっている

    人生で最悪だと思っていたことは、長い目でみたら、その後の幸せにつながっているもの。人間関係、男女関係、仕事、お金、健康…生きていく上で、どんな問題に突き当たっても、それらはすべて、未来がよくなっていく最初のステップです。

    ある新聞で、おもしろい特集がありました。
    「いままでの人生で起きた中で最悪のことと、最高のこと」というのがそのテーマでした。

    最悪のことは人によってさまざまでしょうが、リストラ、倒産、離婚、病気などがあるでしょう。
    驚くべきことに、アンケートに答えた90パーセント以上の人が、「最悪だと思った出来事が、長い目で見れば、いまの幸せにつながっている」というのです。この記事は、わたしにとって衝撃でした。最初の反応は、「そんなことはないだろう!」でした。

    しかし、自分の人生を振り返ってみて納得できました。
    留学を断念したとき、離婚で苦しんだとき、仕事で失敗したとき、人生でもがき苦しんだ場面を思い返しました。
    そして、その一つひとつが、実は人生がよくなる大転換だったことに、気が付いたのです。
    友人たちにも同じ質問をしたところ、彼らも口をそろえて「たしかに、最悪のことほど人生を好転させるきっかけになっている」といいます。
    本田健著『きっと、よくなる!』より

    いままで、いろいろな種類の「自分らしい人生を生きないことへの言い訳」を聞いてきました。
    才能がない、時間がない、もう若くないというのは、なかでもよく聞く言い訳です。
    (中略)
    言い訳をし始めると、だんだんと自分の力を失って、弱くなってしまいます。
    自分ができない理由を探しだし、正当化するのが、言い訳の本質だからです。
    せっかく有効に使える自分の力を、できない理由探しに使ってしまっているわけです。
    (中略)
    「今後、絶対に言い訳をしない」と決めることは、人生をコントロールする力を自分の手に取り戻す、自由独立宣言でもあるのです。
    本田健著『きっと、よくなる!』より

    私はこの文章に強く共感しました。
    自分にあてはめてみると、ものみの塔によってめちゃくちゃにされた子ども時代と、去年の病気が、自分にとっては最悪のことだったと思います。
    自分の人格を否定されながら、人権を踏みにじられながら育ちましたが、私はこれからの子どもたちには そのような辛い思いをさせたくない、と願って保育の仕事を選びました。
    子どもたちの心はよく分かるので、荒れている子どもに対しても、忍耐強く、常に子どもの心に寄り添うよう心がけています。
    心に傷を負った子が、やがて私に対して心を開いてくれるようになる体験もさせてもらい、感動を味わってきたので、過去の出来事は決して無駄ではなかったと思っています。

    そして病気を機に、一日一日を大切に生きるようになりました。
    今は、毎朝目を覚ますたびに「今日も生きてる!」という喜びでいっぱいです。
    生まれつきの障がいもありますが、これも言い訳にせず、工夫して乗り越えていこうと思っています。
    このことがあるおかげで、私にとっては難しいことを難なくこなしていく周りの方々に対して、尊敬の念を持っています。
    さらに、周りの方々がフォローして下さっているので、毎日感謝の念でいっぱいです。
    もし私がなんでも難なくこなせるような人だったら、これほどまでにありがたいという気持ちは沸いていなかったかもしれません。
    こうして考えていくと、マイナスと思える出来事も、今ではすべてプラスになっていると思えます。

  • 今、ここ目の前の人を大切にする。今、目の前のことを全力でやるということ

    今、ここ目の前の人を大切にする。今、目の前のことを全力でやるということ

    人生って、すごいシンプルなんだよ。
    今、ここ目の前の人を大切にする。
    今、目の前のことを全力でやる。
    これが幸せへの一歩なんだよ。
    「斉藤一人 すべてがうまくいくコツ49」(宮本真由美 著)より

    この言葉を読んで、私は過去の入院生活を思い出しました。

    私が去年、病気で救急病棟に入院していた時、同じ病室に、ある女性が自殺未遂で運ばれてきました。
    何度も自殺を試みてきた女性のようで、病院の常連さんのようでした。
    私はまだ身動きは取れない状態でしたが、せめて心の支えになりたいと思い、食事時に「割りばしをお貸ししましょうか?」などと声を掛けたり、ごく普通の会話をするように努めました。

    その病院、特に救急病棟は、看護師たちが非常に冷たく、普段は明るい自分ですらも、心が折れそうになる環境だったからというのも理由の一つです。
    特に面会時間以外の大部分の時間帯は、患者さんに対する暴言など、ひどい状況でした。(幸い、意識があった私自身にはほとんどありませんでしたが…)

    彼女は少しずつ、私に心を開いてくれるようになりました。

    しばらくして、彼女が退院(もしくは転院かもしれません)する時に、「最後にお顔を見せていただけませんか?」と、私のベッドのところに来られました。
    それまではカーテン越しでしか会話していませんでしたが、私たちはその時に初めて対面しました。

    彼女は、私の体にさまざまな装置が取り付けられ、身動きができない状態であるのを見て、こうおっしゃってくださいました。

    「このような状況で、ご自分のほうがずっと大変なのに、私のような者に声を掛け続けていてくださったのですか…。
    短い間でしたが、今まで本当にありがとうございました。
    これから、がんばって生きていきます。あなたに出会えて良かったです。
    あなたのお幸せを祈っています。」

    殺伐とした救急病棟の中で、私は温かく幸せな気持ちで満たされました。

    あの時、”今、ここ目の前の人を大切にする。今、目の前のことを全力でやる”を実践できて、本当に良かったと思っています。
    もしあの時に、入院環境や自分の体調にばかり目を向けていて、幸せになる方向に目を向けていなかったとしたら…。後で振り返った時に、心温まる思い出とはならず、むしろ後悔と、病気と病院に対する恨みしか残らなかったと思うからです。

    病気によって自分の体には大きな手術痕が残り、体力も落ちてはしまいましたが、救急病棟で自分にできることをしたことによって、一人の女性に生きる希望を持っていただけたので、決して無駄な入院生活ではなかったと感じています。

    また、どんな状況でも、自分にできることはある、過酷な状況だからこそ、人の心を動かせることもある、と学びました。
    あの時の女性が、今ではお元気に人生を楽しんでいらっしゃればと願います。

    こちらの本につきましては過去記事でもご紹介しております。
    「自分を不幸にすることに1秒も自分の頭をつかってはいけない」「悪口を言われたら、ほめ返す」「今、幸せになることに全力をそそぐ」など、とてもわかりやすくてすぐできるコツが満載です。実践しながら何度も読み返すのがお薦めです。

    #2015年9月11日追記
    この紹介記事をお読みになって、ヒズモさん(JWとは無関係の方です)がこの本を読み感想を書いて下さっています。http://ameblo.jp/hi-zu-mo/entry-12071321016.html 誠にありがとうございます。

  • 『完全版 生きがいの創造』 飯田 史彦

    『完全版 生きがいの創造』 飯田 史彦

    大学教授をしていた著者が、研究結果の数々を踏まえながら、著者自身の体験も交え「死後の生命」や「生まれ変わり」について科学的、論理的に書かれている『完全版 生きがいの創造』。

    私はこの本に出会うまで、生まれ変わりを信じていませんでした。ですが、この本を読んで生まれ変わりがあることを信じるようになりました。自分が今までの人生で経験してきたことや様々な物事に対する見方を大きく変えるきっかけをくれた本のうちの1冊です。

    この本をはじめ様々な本を読み、人生の仕組みを知った今は、両親やJWに対しても誰に対しても怒りや憎しみの気持ちはありません。これは、JWだった子ども時代や、自然消滅してからも長い間心がすさんでいた自分にとっては信じられない心境です。

    この本の著者である飯田史彦先生は福島大学経済経営学類の助教授・教授を務め、東北大学大学院、筑波大学大学院などでも開講していらっしゃった方です。
    2009年3月末で教授職を辞し、“誰のいかなる悩みに対しても飯田先生ご自身が2時間をかけて無償でカウンセリングを行う”という画期的な施設、「光の学校」を設立しました(2012年に京都市に移転)。
    また、「飯田史彦メンタルヘルス・マネジメント研究所」も開設し、一般企業や医療・福祉・教育機関などの依頼で経営コンサルティングを行いながら、講義CD『生きがいの経営論』などを発表しています。

    この本は、ただ分析結果を載せるのではなく、そこから紐解く生きるとは、死とは、人生とは、愛とはなにかを、分かりやすく教えてくれます。
    いろいろな事例を載せているので説得力があります。
    また、スピリチュアル世界を科学的に実証しており、スピリチュアルな世界に眉唾の方も(私もそうでした)、なにかを感じられると思います。
    「生まれ変わり」という現象があると仮定した時に、自分の人生をどのように意味付けし、どう生きますか?という問題提起をしてくれる、人生哲学に関する良書だと思います。

    特に、
    重病やハンディキャップに苦しむ方
    大切な方を亡くされた方
    死後の世界に興味のある方
    人間関係に悩んでいる方
    仕事のことで悩んでいる方
    自殺したいほど悩んでいる方に
    ぜひお読みになってみていただけたらと思います。

  • 『巨大地震から子どもを守る50の方法』 国崎信江

    『巨大地震から子どもを守る50の方法』 国崎信江

    先ほど、関東で大きな地震が起きました。
    皆様、大丈夫でしたでしょうか?
    私は大丈夫でした。
    心配してメールをくださった方、どうもありがとうございました。

    仕事柄、地震対策についていろいろ調べてきましたので、こちらでお薦めの本をご紹介したいと思います。

    具体的には下記のような対策が書かれてあります。

    ・大型家具・家電製品をしっかりぴったり固定
    チェーン・L字型金具・つっぱり棒・収納ラック・ジェルマットなどを使う。

    ・あらゆる扉をロック&ロック
    食器棚、クローゼット、下駄箱など家中のあらゆる戸棚の扉に、フックやストッパーを取り付ける。

    さらに、棚の中に滑り止めシートを敷いておく。(100円ショップでも購入可能)

    ・暗闇でも慌てないために
    階段やドア、手すりなどに蓄光テープを貼っておく。
    タッチライトをあちこちに設置しておく。電池なので、どこでも置けます。
    (地震の揺れで飛ばされる可能性があるので、固定しておいたほうが良いと思います。)

    ろうそくより、ランタンのほうが安全なので、ランタンを常備しておく。

    ・地震でも開けられる玄関ドアにしておく
    ドアを耐震化するグッズはいろいろあります。
    (説明できないので、本をご覧くださいかお

    ・火事対策をしておく
    地震の直後に自宅で火災が発生し、火災報知器が作動したとしても、消防車はすぐには来ないため。
    家具やカーテンに防炎処理をする。
    防炎性のスプレーをかけたり、クリーニング店で防炎処理をしてもらう方法も。
    消火グッズを揃えておく。家庭用消火器以外に、投げるタイプの消火剤をキッチンに備えておくと、燃え上がる火にも対応できる。
    住宅用消火装置を設置する。
    火災の発見から初期消火まで、人の手を介さず全自動で行うので、留守中の火災でも対応可能。天井埋め込み型と、つり下げ型がありますが、どちらも配管工事などは不要です。

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    それから、本棚から本が落ちてくるのを防ぐために、落下抑制テープを書棚の前端に貼っておくのもおすすめです。

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    お役に立てば幸いです。

  • 『山登りはじめました めざせ!富士山編』 鈴木ともこ

    『山登りはじめました めざせ!富士山編』 鈴木ともこ

    お薦めの本のご紹介です。
    山に登ろうかなあなんて思った時(or 山なんて興味ないよ~かおって方にも)、ぜひ読んでみていただきたいのが、鈴木ともこさん著『山登りはじめました』です。

    女子向けの山登りコミックエッセイですが、男性が読んでも楽しめると思います。

    山登り初心者の著者の体験に親近感が沸きますし、役立つ情報も載っていて、読んで良かったと思える&優しい気持ちになれる本ですクローバー

    私は軽い山登りが大好きです。
    この本の一番初めに紹介されている高尾山には、今まで何度も登ったことがありますが、この本のおかげで「もみじ台」にある茶屋「細田屋」の存在を知り、今では毎回立ち寄るお気に入りのお店となりました。

    ちなみに、山にあまり興味のなかった幼馴染みたちにもこの本を読んでもらい、見事山登りの魅力に、はまってもらえました。
    最近では幼馴染みたちの親戚まで巻き込んで、小さな子どもたちも一緒に(しっかり準備すれば、高尾山なら可能です)、わいわいと遠足のように登っています音譜

    いつかは富士山にも登ってみたいです。

  • 人生を劇的に変える秘訣、それは「いいとこみつけ」

    人生を劇的に変える秘訣、それは「いいとこみつけ」

    「いいとこみつけ」

    人生を劇的に変える秘訣、それは「いいとこみつけ」。
    いまいる“場所”、そこにある“物”、そばにいる“命”に「私を生かしてくれてありがとう」と感謝する。
    この3つを1日3分続けるだけで、まるで人生の上昇ジェット気流に乗ったように、人生にいいことばかりがどんどんやってきます。

    「1日3分間」これを実行すれば、いいことがたくさん起こります!

    自分が住んでいるところ、自分の周りにある物、そして命があるもの、この3つのいいところを「褒める」「あら探しはしない」(この「あら探しはしない」ことが、とくに大事です)。
    とても簡単で楽しいんです。
    この「国褒め」「物褒め」「命褒め」、この3つの「いいとこみつけ」は、毎日自分に向かい合う時間を作り、3分間実行するだけです。
    3分間やったあとは充実感とワクワク感が同時にやってきて、すごく心地よくなります。

    「国褒め」を実行

    私がこれを実践し始めたのは去年の夏の終わり頃からでした。
    きっかけは、柴村恵美子著「斉藤一人 奇跡を呼び起こす『魅力』の成功法則」を読んでこの秘訣を知ったことでした。

    去年の夏、私は諸事情により、今も住んでいる、兄の借りているアパートに引っ越してきました。
    キッチンも付いていない、私だったら絶対に選ばないような物件でしたが、悠長なことは言っていられない状況でしたので、ありがたく(?)少し気難しい兄と一緒に住まわせていただくことにしました。

    当時、退院してからあまり月日が経っていなかった私は、アパートの階段を上るのもひと苦労で、また、兄好みに作られた、黒と灰色がメイン色である部屋が非常に重く感じられ、さらに非常に狭いユニットバスも憂鬱に感じられ、毎晩お酒を飲んで酔わないとシャワーも浴びられないような状態でした。(これがお医者さんにばれたら大変でしたね…(^_^;))

    でも、この本に書いてある「国褒め」を実行し始めてから、徐々に考え方や状況が変化してきました。

    やり方は、「日本っていいところだなあ、よかった、日本に住めて」「東京っていいところだなあ、よかった、東京に住めて」「○○っていいところだなあ、よかった、○○に住めて」と口に出して、または心の中で言っていくのです。

    そのうち自然に「どうしてなんだろう?」「『いい』と言っているからには、何か理由があるに違いない」と脳は考え始めるようになります。

    たとえば、「日本っていい国だよね。最近はぶっそうになってきたと言われるけれど、まだまだ安全だし」とか「四季があって、春になれば桜がきれいだし」「水もおいしい」「食べ物もたくさんある」など、どんどんいいところが見つかるようになります。
    駅から近かったら「便利でいいわ」、遠かったら「たくさん歩くから体のためにいいわ」、三畳一間の部屋だったら、「座っているだけでなんでもとれちゃうから便利」とか(うちはこれです(*^_^*))。
    どんなに狭いお部屋でも、雨露しのげるところがあるだけでも、ありがたいと感じるようになります。
    「よかった、この部屋に住んでいて。雨が降っても濡れる心配がない」なんて、その気になったらいくらでも褒めるところが見つかります。

    そうやって褒めていると、自分の住んでいるところが光り輝いてきます。

    「国褒め」で起きる変化

    これを実行していって、私と私の身の周りにどのような変化が起きたかというと…
    まずは安く住まわせてもらえていることを兄に感謝するようになり、その変化が兄にも伝わったのか、私好みの部屋に改造させてもらえました。今では思いっきり女の子仕様の部屋です(*^_^*)
    無機質な感じの兄の物も多少ありますが、あまり気にならなくなりました。

    また、宅配便の配達員さんたちに対して感謝の心が芽生えてきました。
    当時はまだ重いものを持てなかったので、買い物はほぼすべて(酒以外)、ネットで注文していたのですが、普通に上るだけでも大変な、エレベーターもないこのアパートの階段を、重い荷物を運んできてくださるんだから、感謝の気持ちを伝えないと、と思うようになり、毎回お菓子を差し上げるようになりました。
    また時間が許せばちょっとおしゃべりをしたりもするようになり、今では街中で会った時には、お互い挨拶をするようになりました(*^_^*)
    ずっと東京に住んできた私には、信じられない状況です。

    さらに、私の部屋の真下の、10年以上住んでいらっしゃった住民の方は、お部屋をごみ屋敷仕様にされていて、異臭が漂っていたのですが、私が越してきてすぐに引っ越して出て行かれました。
    私からは何も言っていないのに…。
    むしろその方が出て行かれるまで、その方の存在と異臭の原因すら知らなかったのですが(^_^;)不思議です。

    その上、ある日突然大家さんが「あなたはとてもいい人だから、できるだけ長く住んでほしいから、今後は2年ごとの更新料はいらないよ」とおっしゃってくださったのですラブラブ

    また、都内ではありますが、周りにあまりお店がないところであるため、不便だなあと思っていたのですが、人情味あふれる方々がたくさん住んでいる地域だと分かるようになってきました星

    仕事柄、お釣り用に綺麗なコインを集めているのですが、(お札は銀行で新券に換えてもらえるのですが、コインはできないんです(*_*))近所のコンビニの優しい店員さんが、笑顔で分けて下さいます♪
    私もお礼に新札の5千円札(お店では足りなくなることが多いので、その時の状況を聞いてから)で支払うようにしています。
    これはのんびりとした土地ならではだなあと感じています。

    そんなこんなで、今では心地よく暮らさせていただいています。

    部屋に遊びに来た友達からは、「すっごく狭いね。(正直すぎる…(^_^;))でも、なんだか穏やかな気持ちになれる、すがすがしい空間だね。長居したくなる。」と言ってもらえます。

    他の二つの「物褒め」「命褒め」でもいろいろいいことが起きたので、ぜひためしてみてください☆

    相合傘を

    余談ですが…
    ある日、最寄駅から帰る途中、突然降り出した雨雨の中、ハンカチを頭に載せて小走りで家に向かう50代位のおじさまを見かけ、「風邪を引いたら大変!!」と思い、傘を差しだしたのですが、そのおじさまは
    「ありがとう。…ここはいいところですよね。下町の雰囲気が残ってますよね。うちは代々ここに住んでるんですよ。
    ところでうちの妻はすぐそこで○○教室をやっておりまして…。
    いやあ、しかし、相合傘をしていただけるとは、光栄です。生きてて良かった…クラッカー
    では私はこのへんで…」としどろもどろになりながら、民家のないところで立ち去られました…。

    あれ?私、犯罪者か何かに間違えられてる??かお

    でも優しい方が多い、本当にいいところです星

  • 『斎藤一人の道は開ける』 永松茂久

    『斎藤一人の道は開ける』 永松茂久

    斎藤一人さんから“人生がよくなる方程式”を伝授され、その教えの実践により九州のダイニング「陽なた家」を年間1万人が訪れる驚異のお店に育てた著者。

    「今いる所で必要とされる人になる」
    「著者に会うよりその本を何回も読む」
    「夢よりも使命感を持つ」

    などの人生を好転させる知恵が満載です。

  • 『出会いとつながりの法則 ~誰も書かなかった新・出会い論~』永松茂久

    『出会いとつながりの法則 ~誰も書かなかった新・出会い論~』永松茂久

    誰と出会うかで、人生は大きく変わります。
    心から信頼し合える仲間との出会い方、一瞬の出会いを一生の出会いに変えるためのヒントが詰まった本です。
    とても分かりやすく丁寧な文章で、心にスーっと入ってきます。
    私はこの本の内容を実践し始めてから、親友が増えました。書いてあることはシンプルで、誰にでもできる内容です。

  • 『心の壁の壊し方―「できない」が「できる」に変わる3つのルール』 永松茂久

    『心の壁の壊し方―「できない」が「できる」に変わる3つのルール』 永松茂久

    居酒屋経営や「人財」育成事業を行なっている著者の実際の経験と体験を通して書かれた、「心の壁を壊す」のに必要な3つのルールを分かりやすく教えてくれる本です。
    著者の、読者への深い愛情が伝わってきて感動しました。
    「人は変われる。いつからでも何歳からでも、あなたが思っているよりも遥か鮮やかに、そして簡単に。」

  • 『マンガで読む船井幸雄』 船井幸雄

    『マンガで読む船井幸雄』 船井幸雄

    下記の2冊は、絶版となっていますが、アマゾンで中古本の在庫があります。
    マンガで、とても分かりやすく書かれています。

    『マンガで読む 船井幸雄のツキを呼ぶコツ』船井幸雄著

    「ピンチはチャンス」「波動の法則」「百匹目の猿現象」など、成功や幸運を手に入れ、上手に生きるための船井理論が紹介されています。

    『マンガで読む船井幸雄のスピリチュアルな世界』船井幸雄著

    スピリチュアルな世界の入門編です。
    内容は深いですが、赤池キョウコさんの漫画で子どもにも分かりやすく、面白く、読みやすくなっています。

  • 『子育てハッピーアドバイス』シリーズ 明橋 大二

    『子育てハッピーアドバイス』シリーズ 明橋 大二

    下記にご紹介する、『子育てハッピーアドバイス』シリーズは大変お薦めです。
    子育て中の方だけでなく、色々な世代の方に応用が利く内容だと思います。

    こちらのシリーズの著者である明橋 大二先生は、医師でもあり、スクールカウンセラーでもいらっしゃいます。
    どの本も、役立つ情報が分かりやすく紹介されており、心温まる内容です。太田 知子さんの可愛いイラストの4コマ漫画も盛り込まれ、大変読みやすくスーッと心に入ってきます。

    私はこれらの本のメッセージを心に留めながら保育の仕事をしており、多くのお子さんに良い変化があったため、親御さんたちに感謝されております。

    『子育てハッピーアドバイス』
    子育てハッピーアドバイス
    明橋 大二
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 1,330

    「赤ちゃんに抱きぐせをつけてはいけない」は間違っている、「がんばれ」より、「がんばってるね」と認めるほうがいい、「甘やかす」と「甘えさせる」の違い、子どもをやる気にさせる注意のしかたなど、子育ての基礎が載せられています。

    『子育てハッピーアドバイス2』
    子育てハッピーアドバイス 2
    明橋 大二
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 9,399

    Q&Aの実践版です。どうすれば、しつけや勉強が自然に身に付く子どもに育てられるかなどや、体罰を用いて育てた場合のその後の調査結果、「三つ子の魂百まで」の本当の意味などが載せられています。

    『子育てハッピーアドバイス3』
    子育てハッピーアドバイス3
    明橋 大二
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 11,131

    自立心を養い、キレない子に育てるために…。子どもが反抗するのは、ちゃんと育ててきた証拠で、喜ぶべきことです。親が肩の力を抜くと、親が楽になります。親が楽になると、子どもも楽になります。かんしゃく、人見知り、一人っ子、母子家庭などについても温かいメッセージが載せられています。

    『子育てハッピーアドバイス 知っててよかった 小児科の巻』
    子育てハッピーアドバイス 知っててよかった 小児科の巻
    吉崎 達郎 明橋 大二
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 9,744

    風邪を引くたびに子どもは強くなります。
    高い熱で脳がやられることはありません。急いで受診すべきか迷ったときは…?発熱、セキ、嘔吐、下痢、おむつ外れ、モイストヒーリングや、ママ、パパにもできる応急手当などについて書かれています。

    『子育てハッピーアドバイス もっと知りたい 小児科の巻2』
    子育てハッピーアドバイス もっと知りたい 小児科の巻2
    明橋 大二 吉崎 達郎 他
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 43,601

    近視が進む、最大の原因は?「おしゃぶり」「あがり症」「育てにくい子」に悩んでいる方に…。中耳炎、発疹、アトピー、イヤイヤ期でもできる虫歯予防、視力、子どもによくある感染症、予防接種、アレルギーなどについて書かれています。

    『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方』
    子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方
    明橋大二
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 3,012

    「ほめる」とは、子どもを評価することではありません。子どものがんばり、成長を見つけて、その喜びを伝えていくことです。「叱る」とは、子どもに腹を立てることではありません。子どもが、自分も他人も大切にできるように、一つずつ教えていくことです。「自分のいいところも悪いところも、みんな受け入れられ、愛されている」が伝われば、子どもは輝きます。

    『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方2』
    子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方2
    明橋大二
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 12,611

    兄弟げんかをしながら、子どもは人間関係を学んでいきますが、必要な場合のけんかの止め方や、習い事やクラブに入れる際の注意点などがQ&A形式で載せられています。「ありがとう」が子どもの意欲を育てます。

    『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方〈3〉小学生編』
    子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方〈3〉小学生編
    明橋 大二 太田 知子
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 6,203

    学校生活、勉強、習い事…。小学生の時期の子どもの心を理解し、やる気の芽を育てるには。勉強が好きになる3つのポイントや、自立を促す、ちょっと意外なサポート法などについて書かれています。

    『子育てハッピーアドバイス 妊娠・出産・赤ちゃんの巻』
    子育てハッピーアドバイス 妊娠・出産・赤ちゃんの巻
    吉崎 達郎 明橋 大二
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 20,859

    病院選び、おなかの中から育む心の絆、「陣痛は、こうして乗り切ろう!」、プレパパへのメッセージ、母乳育児などについて書かれています。

    『子育てハッピーアドバイス 笑顔いっぱい食育の巻』
    子育てハッピーアドバイス 笑顔いっぱい 食育の巻
    松成 容子 明橋 大二
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 4,848

    好き嫌いやばっかり食べは、みんなあります。そんな時は、「気長にソフトプッシュを♪」。今どきの食事・おやつ事情、料理が楽しくなるコツ・子どもが喜ぶ簡単レシピなど、ママが楽になる食のあれこれが載せられています。

    『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』
    忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
    明橋 大二
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 2,329

    夫は、妻を楽にするには、気分転換に食事や映画でも、と思います。しかし、それは独身時代のこと。育児で疲れ切った妻には、そういうことより、まず残った家事を肩代わりしてくれたほうがよっぽどありがたい、ということがあるのです。また、お父さんが育児をすると、子どもの自己評価が高まり、夫婦関係もよくなります。「育児をしたいけれど、何をどうすればいいか分からない」という父親の疑問に答えるだけでなく、「お父さんからほめられると、子どもは、学校や社会へ出ていく自信を持つようになる」など、父親が積極的に子どもに関わることの重要性も教えてくれます。

    『10代からの子育てハッピーアドバイス』
    10代からの子育てハッピーアドバイス
    明橋 大二
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 13,847

    反抗するのは、子どもの心が健全に育っている証拠です。「どうせ親に話してもムダだから」と言うのはなぜ? 子どもが「いじめられている」と相談してきたときには?など。子どもを非行や犯罪から最後に守るのは、ルールやしつけではなく、親から大切にしてもらったことから自然と出てくる、「この親を裏切れない」という心です。

    『子育てハッピーアドバイス ようこそ 初孫の巻 ~孫が幸せに育つために』
    子育てハッピーアドバイス ようこそ 初孫の巻 ~孫が幸せに育つために
    明橋 大二 吉崎 達郎
    1万年堂出版
    売り上げランキング: 19,469

    孫が幸せに育つために、大切な子育ての基本から、息子・娘夫婦と円滑につきあうためのヒントまで、子育てをサポートする立場として知っておきたいポイントが載せられています。世代間ギャップに効きます。

  • 社会で生きていくためのサイト

    社会で生きていくためのサイト

    JWを抜けて一般の社会に出て行く方々に、一般の社会を生きていくための知恵や考え方、生き方の気付きを与えてくれるサイトをご紹介します。

    ヨシさんのブログ
    元エホバの証人2世で、経済的にも精神的にも再建に成功された方々のうちのお一人であるヨシさんが、有益な情報を提供して下さっています。

    Chikirinの日記
    社会派ブロガーちきりんさん(JWとは無関係の方です)のブログも多くの気付きを与えてくれると思います。

     

  • 心にひびく言葉のサプリ

    心にひびく言葉のサプリ

    私を癒してくれる「心にひびく言葉のサプリ」のブログをご紹介します。

    「晴れになっても 雨になっても 光あふれる女性でいよう!」田宮陽子さん

    http://ameblo.jp/tsumakiyoko/

    心が温まる、また、気付きを与えてくれる素敵なエッセイを書いていらっしゃいます。男性にもお薦めです。

  • 「良心の危機―「エホバの証人」組織中枢での葛藤」 レイモンド・フランズ

    「良心の危機―「エホバの証人」組織中枢での葛藤」 レイモンド・フランズ

    統治体の成員であった筆者がありのままに

    ものみの塔統治体でいかに物事が決定され、それがいかに全エホバの証人の生活に影響するかを、統治体の成員であった筆者がありのままに記しています。
    組織に対する恨みなどはまったく書かれておらず、客観的に穏やかな書き方をされています。

    電子書籍のKindle版も販売開始したようです。紙の本は4,000円以上しますが、Kindle版は2,660円と紙の本に比べて大幅に安くなっているようです。本を持ち運ぶことなく、スマホでいつでも空いた時間に読書できるKindleをご利用の方は以下から「Kindle」を選んで購入できます。

    ※以下のページ「JWを理解する為のサイトと書籍」にこの本に関する元JWの方々から推薦コメントを頂戴しています。

    Kindle無料アプリの紹介

    Kindle無料アプリの紹介

    電子書籍を読む専用端末(Kindle)の紹介


    Kindle、電子書籍リーダー、Wi-Fi、4GB、ブラック、広告つき

  • 「ドアの向こうのカルト」佐藤典雅

    「ドアの向こうのカルト」佐藤典雅

    東京ガールズコレクションなどを手掛けたプロデューサーでもある筆者が、エホバの証人であった頃の記録。

    幼少時代に母親が入信したことから徐々に生活が変化していく様子や、熱心な信者時代の生活、組織の構造、組織から抜け出す過程などが記されています。
    エホバの証人の家庭で生きていくことがどういうことか、その子どもがどのような艱難辛苦を経て育っていくかが分かります。

    専門用語の説明も懇切丁寧にされているので、エホバの証人ではない方々にも読みやすい本です。

    ※ 以下のページ「JWを理解する為のサイトと書籍」に、この本に関して元JWの方々から推薦コメントを頂戴しています。

  • 『斎藤一人 すべてがうまくいくコツ49』 宮本真由美

    『斎藤一人 すべてがうまくいくコツ49』 宮本真由美

    私が大好きな本のうちの1冊が、宮本真由美さんが書いた『斎藤一人 すべてがうまくいくコツ49』という本です。
    以前の私は、この本に書かれていることとはほぼ真逆のことをやっていましたので、大体のことがうまくいっていませんでした。
    でも、少しずつですが、実践するようになり、人生が次第に良い方向に向かっています。

    この本の中で、特に衝撃をうけたのは、「神様がハンデをくれるのは実力があるから」という言葉です。
    以下が、その内容です。

    成功とは考え方なんだよ。
    自分の考えを、自分が不幸になるためには一秒も使っちゃいけないんだ。

    すごい話をしてあげよう。

    松下幸之助さんってね、家が貧乏だったんだ。
    それと、小学校しか出ていなかったんだ。
    それと、体も病弱だったんだよ。
    これって、たいていふつうの人が人生うまくいかないって音をあげる三大原因だよ(笑)。

    でもね、松下さんはね、家が貧乏だからお金をかせがなくっちゃと思ってすごい働いたんだよ。
    で、小学校しか行っていないからって、人よりも一生懸命勉強したんだよ。
    それと、体が弱いから、自分一人ではとてもできないから、人を育てることに全力を注いだんだよ。

    すごいよね。
    同じ出来事でも成功にしてしまう人と、成功できない言いわけにする人がいる。
    成功ってその人の考え方、思い方なんだよ。

    だから、ダメはね、本当にダメなんじゃないんだ。
    ダメだという自分の思い込みなんだ。錯覚なんだよ。

    自分を信じてあげようよ。

    私には「相貌失認」の気があり、時々、家族や自分の顔も認識することができなくなってしまいます。そのため、メモや写真を撮らせていただくこともあります。
    JWの親の元に生まれ、苦労してきたことも、意味のあることだったのかもしれないと思っています。

    この本の文字は比較的大きく、読みやすく、分かり易い言葉で書かれているので、良ろしければご覧になってみて下さいませ。